PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 991「問題の原因は社内にある」/ "The cause of the problem is internal"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 991「問題の原因は社内にある」】
 

2015年の東芝粉飾決算事件や2017年のタカタ欠陥エアバック問題など、日本を代表する企業の破綻劇がメディアを騒がせている時期がありました。

 

今回紹介する資料「衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体」の仮説は、「破綻する日本企業は似ている」です。

 

社長や会長経験者などが相談役や顧問の役職でいつまでも企業内におり、経営者の判断を狭めていると主張する人もいます。

 

長らく外資系企業にいた私にとって、本書の「カルロス・ゴーン氏の見た日産」部分が興味深かったです。

 

「日産の業績が傾いたのは日本の景気後退のせいでも、競争相手が強すぎたからでもありません。

 

その原因は社内にあったのです。」(引用終わり)

 

現在、経営している会社や勤務先の業績が思わしくない方は、上記ゴーン氏の言葉を一度深く考えてみるとよいかもしれません。

 

組織内で問題が発生すると、人間は「原因他人説(人のせいにすること)」に陥りがちです。

 

ただ、「原因自分説(自分のせいであること)」に立ち返らなければ、根本的な解決につながりにくいものです。

 

色々な意味で、今回紹介する資料「衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体」はビジネスパーソン必読の資料です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体」のタイトルに入っている「サイレントキラー」は、高血圧や生活習慣病などの自覚症状が少なく放置しておくと脳卒中などの発症につながり、生命の危機を招くリスクがある病気を指します。

 

大企業になればなるほどサイレントキラーが進行する可能性が高く、倒産や法的整理をニュースで聞く社員がいるほどです(本当の話です)。

 

サイレントキラーによる問題が社内で進行しているかどうかの目安として、日々の業務で「あれ?」とか「おかしいな」という感じる頻度があります。

 

私自身、最初の職場が消滅しましたが、「これはおかしい」と感じる局面が度々ありました。

 

不思議なことにサイレントキラーに直面する頻度が増えてくると、人間はそれに慣れてきます。

 

ドストエフスキーは大著「罪と罰」の中で、「人間はどんな状況にも慣れる」という名言を残しています。

 

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

 

サイレントキラーに慣れない方法としては、所属している組織や業界とは別の世界にいる人達と定期的に接することですね。

 

そうすることで、サイレントキラーの発生に周りが気づいてくれることがあります。 

 

サイレントキラーが蔓延している組織や世界にいると、顔や表情もおかしくなるケースが多いような気がしています(経験談!)。

 

ですので、外の世界とできるだけ触れるようにしましょう。

 

趣味を通じて仕事とは別の世界に行くという手もあります。

 

私の場合はヨガですね😊。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「原因」=「cause」>

 

今回出てきた「原因」の英訳は、「cause」になります。

 

「問題の原因は社内にある」を英語にする場合、「The cause of the problem is internal」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「旅猫リポート」>

  

本日は、福士蒼汰主演の映画「旅猫リポート」 を紹介します。

 

旅猫リポート

旅猫リポート

  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Prime Video
 

 

小説版「旅猫リポート」もあり、こちらも面白かったですね😊。

 

旅猫リポート (講談社文庫)

旅猫リポート (講談社文庫)

  • 作者:有川 浩
  • 発売日: 2017/02/15
  • メディア: 文庫
 

 

映画「旅猫リポート」は、人間である宮脇悟(福士蒼汰)が話す猫のナナの世話をしながら、旅をする作品になっています。

 

気ままに生きているとされる猫の考えが言語化されており、猫好きの人に今回紹介する映画「旅猫リポート」はお勧めの作品です。

 

私は猫アレルギーであるため、猫と一緒に旅をすることはできませんが😊。

 

旅猫リポート」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】「旅猫リポート」は映画、小説に加えて、絵本も発表されています。

 

子供がいる家庭には、絵本もお勧めですね😊。

 

絵本「旅猫リポート」

絵本「旅猫リポート」

 
旅猫リポート

旅猫リポート

  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 991 "The cause of the problem is internal"】

 

The hypothesis of the material introduced today "Law of decline-the identity of the silent killer that deteriorate Japanese companies" is that "The failing Japanese companies are similar".

 

I have been to a foreign-affiliated company for a long time, and the "Nissan seen by Carlos Ghosn" part of this book was interesting.

 

"Nissan's performance wasn't because of Japan's recession, or because its competitors were too strong.

 

The cause was in-house." (Unquote)

 

If you are not satisfied with the achievements of the company you are currently operating or where you work, you had better take a moment to deeply consider Mr. Ghosn's words in this book.

 

When problems occur within an organization, humans tend to fall into blaming others.

 

Unless you do not review whether there is no problem in our own behavior, it will not be the fundamental solution.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. The bigger the company, the more likely it is that silent killer will progress.

 

As a measure of whether a silent killer problem is progressing within the company, we often feel "this is funny" in our daily work.

 

My first workplace bankrupted, I often felt that this was strange.

 

Curiously, as we face silent killer more often, humans become accustomed to it.

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