今回紹介する資料「事例で学ぶサブスクリプション」は、「新型コロナ禍での成長の秘訣」をキャッチフレーズにしており、「SaaSで成功するためのお手本のようなスタイル」部分の以下のフレーズが印象的でした。
「(SmartHRの)今後の展開について聞いたところ『勤怠管理、給与計算の分野には出ていかない。世の中にすでによいサービスがたくさんあるから』とのことでした。
SmartHRが手掛ける人事・労務分野は、競合があまりいません。
なぜなら、サービスを作ろうと起業して、事業が軌道に乗り、従業員を雇用するタイミングでないと社会保険手続きの煩雑さに気付かない分野だからです。
SmartHRの事例は、SaaSビジネスを考える際のとても良いお手本になります。
『社会保険の手続き』という、目立たないが、どんな会社でも必要な分野への参入。
たくさんの機能やユーザーサポートが利用できるコストパフォーマンスの高さ。
人数分だけ支払う価格の妥当性。
顧客獲得コストを将来の投資と位置付け、顧客の継続性を重視する姿勢。
サービスの継続的な改善。
サポートを重視した顧客との関係性の構築。
これられは、どの項目をとっても成功の必須条件になります。
ぜひ、この事例から学びとっていただきたいと思います。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 私自身、色々なIT企業と取引してきましたが、優秀な経営者は「ニッチな分野」に経営資源を投入するものです。
「ニッチな分野」とは経営学でいうところの「ブルーオーシャン」ですが、多くの会社は「儲かりそうな分野」に参入しがちです。
ただ、「儲かりそうな分野」は、多くの企業が参入する「血の池地獄(レッドオーシャン)」でもあります。
この辺りはビジネスセンスなのですが、継続的に成長している企業の経営者は商才を発揮して、参入すべき分野を吟味していたりするものですよね。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「価格の妥当性」 = 「reasonable price」>
今回出てきた「価格の妥当性」の英訳は、「reasonable price」になります。
「人数分だけ支払う価格の妥当性」を英語で表現する場合、「Reasonable price to pay for the number of people」とすればよいですね😊。
小説版「あゝ、荒野」もあり、こちらも面白かったですね😊。
映画「あゝ、荒野」の舞台は2021年の新宿で、「孤独をブチ壊せ」がキャッチフレーズになっています。
主人公の新次(菅田将暉)は、とあるボクシングジムでボクシングを始めます。
新次は母親に捨てられ、友人に裏切られるなど、人生で様々なチャレンジに遭遇しますが、それを解き放つためボクシングに打ち込むことになります。
新宿の濃い人間模様が描かれている作品ですが、私が一番気に入っているのは以下のセリフです。
「ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない。」(引用終わり)
格闘技が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「あゝ、荒野」はお勧めの作品です🥊。
私自身、数年間新宿で働いていたことがあります。
そのため、映画「あゝ、荒野」には見覚えのある場所が数多く登場し、観賞していて懐かしい気分になれる作品でした😊。
The material introduced today "Subscription to learn from case studies (Japanese only)" has the catchphrase "The secret of growth in the new Corona pandemic", and the following phrases in the "Style like a model for success in SaaS" part were impressive.
"When I asked about the future development of SmartHR, they said, 'We will not be in the field of time and attendance management and payroll. There are already many good services in the world.'
There is not much competition in the human resources and labor fields handled by SmartHR.
This is because it is a field where you do not notice the complexity of social insurance procedures unless you start a business to create a service, the business gets on track, and it is time to hire employees.
The SmartHR case is a great example when thinking about a SaaS business.
Entry into the unobtrusive but necessary field of social insurance procedures.
High cost performance with many functions and user support available.
The validity of the price paid only for the number of people.
Positioning customer acquisition costs as a future investment and emphasizing customer continuity.
Continuous improvement of service.
Build relationships with customers with a focus on support.
This is a prerequisite for success in any item.
We would like you to learn from this case study." (Unquote)
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