以前、「おっさんレンタル」というビジネスが話題になりました。
おっさんレンタルは、中年男性を「何でも屋」の形でレンタルできるサービスです。
おっさんレンタルのポイントは、利用する側だけではなく、サービスを提供する側の中年男性も費用を払っている点でしょう。
中年男性側も費用を払うことで、変な人が登録することを防いでいるのでしょう(経済学で言うところの「逆選択」ですね😊)。
ただ、おっさんレンタルの需要はレンタル彼女と比較して、著しく少ないようです(それはそうだろう😊)。
恋人や友人の代わりとして、人材をレンタルするビジネスも最近流行っているようですが、その中身を詳しく紹介しているのが、今回紹介する漫画「明日、私は誰かのカノジョ」です。
「明日、私は誰かのカノジョ」は連載中の人気漫画であり、テレビドラマが現在放映中の話題作でもあります。
「明日、私は誰かのカノジョ」では色々な名台詞が出てくるのですが、主人公の白井雪がレンタル彼女サービスを使っている一人の顧客から、旅行中に言われた以下フレーズが印象的でした。
「あっ雪ちゃん見て!! 月が綺麗だよ!」(雪が旅行中に言われたフレーズ終わり)
「明日、私は誰かのカノジョ」の作者が意識してこのフレーズを使ったかどうか不明ですが、明治時代に「月が綺麗ですね」と異性に伝えることは、「愛している」という表現だったと言われています。
夏目漱石が英語の「I love you」を「愛している」ではなく、「月が綺麗ですね」と訳したことから、これが相手への好意を示す表現になったようです。
夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳した背景には、「一緒に月を見る」イコール「お互い好意を持っているという状況にある」という前提があったようです。
皆様も好意を持っている人がいる場合、「月が綺麗ですね」と言えるシチュエーションを作ってみてはいかがでしょうか。
「月が綺麗ですね」と言われた場合、OKの時と断る場合のフレーズは色々あるようですので、皆様も調べてみてください。
この辺りも大変オシャレですので、是非PDCAカフェで語り明かしましょう。
ちなみに、「月が綺麗ですね」という漫画があり、作品中では同性愛者の結婚が許されている世界が描写されています。
「明日、私は誰かのカノジョ」を読んで、「月が綺麗ですね」も読むことになりましたので、読書は本当に限りなく続きますね。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. レンタル彼女をテーマにした作品としては、漫画「彼女、お借りします」も有名だったりします。
「彼女、お借りします」では、主人公の祖母が色々な名台詞を放っており、以下のフレーズが一番心に染みました。
「人に愛が芽生える瞬間はいつか知ってる?
その人のことを楽しそうに語った時よ。」(祖母の名台詞終わり)
新しいビジネスを探している人は、今回紹介した資料「彼女、お借りします」を一度手に取ってみてはいかがでしょうか😊。
「彼女、お借りします」では、映画製作費用をクラウドファンディングで調達すべく、素人である主人公が四苦八苦する場面が描かれています。
最近は資金調達手段が多様化されており、非常によいことだと思います。
一方で、銀行からの融資より、「ファンドからの資金調達の方が安全」という風潮がベンチャー業界に一部流れています。
ファンドから資金調達をすると、ベンチャー企業側は株式を譲渡することになり、経営権を奪われることになります。
また、株主に上場時の評価益という果実も吸い上げられることになります。
そのため、「ファンドからの資金調達は高コスト」という意識を持つことが経営者には必要であると、私は考えています。
この話をすると、財務に詳しい方であれば、「モジリアーニ・ミラー理論(MM理論)」を思い出されたかもしれません。
MM理論によると、完全な市場の下で企業が資金調達を行う場合、資金調達方法の組み合わせ方を変えても、企業価値は変化しないことになっています。
つまり、企業は銀行からお金を借り入れても、市場から直接資金調達をしても、「コスト面で差はない」とMM理論は主張していることになりますね。
ただ、MM理論は1958年に発表された理論であり、その後、経済学者や経営学者が侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を重ねてきました。
現在は、「MM理論が主張していることは無理がある」と考える向きが、経済学会や経営学会で主流のようです。
また、株式を発行する形の直接金融よりも、銀行借り入れなどの間接金融で資金を調達する方が、「全体コストは若干低くなる」と考える動きが最近は強まっています。
元銀行員の私が言うのもなんですが、ベンチャー企業などから資金調達する前に、よく考えた方がよいと思います。
まずは、自己資金でビジネスを始めてみて、大きくなってきたら外部からの資金調達を考えるというステップを踏む方が、リスクをコントロールできます。
俗に言う「ヤドカリ戦略」ですが、自分の体力に見合った規模でビジネスを行い、大きくなってきたら、ヤドカリのように箱を大きくしていくわけです。
これが、ビジネスを長期的に拡大させるコツなのでしょう。
ベンチャー・キャピタルのことを詳しく知りたい方は、「真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学」という本を読んでみるとよいでしょう。
「真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学」の著者である中野剛志氏は、 「
「真説・企業論 ビジネススクールが教えない経営学」は、「ベンチャー・
「アメリカ最初の ベンチャー・ キャピタルとして1946年に誕生したのが、ボストンのARD(
このADRは、第二次大戦中に開発された軍事技術を民間転用するために設立され
電子メール等の技術も、
アメリカの場合、色々なことが軍事産業とつながっていたりしますが、ベンチャー・キャピタルもその一つだったようです。
読書から学べることは、非常に多いですね😊。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「四苦八苦する」 = 「struggle」>
今回出てきた「四苦八苦する」の英訳は、「struggle」になります。
「主人公が四苦八苦する場面が描かれている」を英語で表現する場合、「The scene where the hero struggles is drawn」とすればよいですね😊。
本日は、綾瀬はるか主演の映画「高台家の人々」 を紹介します。
漫画版「高台家の人々」もあり、こちらも面白かったですね😊。
映画「高台家の人々」は、30歳の地味なOLである平野木絵(ひらのきえ:綾瀬はるか)が勤務する職場に、ニューヨーク支社の高台光正(こうだいみつまさ:斎藤工)が赴任してくるところから始まります。
平野木絵と高台光正はお互いに惹かれ合い、交際を始めることになります。
2人は結婚する話になり、高台家に挨拶に行きます。
ただ、高台家から結婚に反対する意見が出てきて、ロミオとジュリエットのように2人の間には障壁が立ちふさがります。
その後どうなるかについては、今回紹介する映画「高台家の人々」をみて頂ければと思います。
乗り越えるべき壁がある中、愛を育んでいる人にお勧めの作品です😊。
玉の輿に乗ることを目指しているビジネスパーソンは、「高台家の人々」を鑑賞してみるとよいかもしれません。
ただ、玉の輿に乗ったとしても幸せになれるか分からないところが、人生の面白いところであり、チャレンジングなところですね😊。
It seems that the business of renting human resources as a substitute for lovers and friends is also popular these days, and the material "You can borrow your girlfriend" introduces the contents in detail.
It is a manga serialized in Weekly Magazine, and the storyline is quite solid, making it interesting as a reading material.
In addition, the main character's grandmother uttered various famous lines, and the following phrases were most impressed for me.
"Do you know when a person will have love?
When you talk about that person happily." (End of her grandmother's line)
If you are looking for a new business, why not pick it up once😊." (Unquote)
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