PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,072「健康診断の罪と罰」/ "Health checkup crime & punishment"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,072「健康診断の罪と罰」】

 

会社員から自営業になってみると、変わることが色々とあります。

 

その一つとして、自営業者には健康診断の受診義務がないことがあります。

 

企業で働いている会社員は、労働安全衛生法によって年に一度の定期健康診断受診が義務として定められています。

 

私がニューヨークの金融機関で2年間働いていた時に初めて知ったことですが、アメリカには健康診断という仕組みはありませんでした。

 

アメリカ人の同僚に病気を未然に防ぐ方法を聞いてみたら、「アメリカに健康診断という仕組みはないため、病気になってから対応するしかない」という答えが返ってきました。

 

どこで聞いたか忘れましたが、「健康診断があるから日本の平均寿命が延びた」という説を聞いたことがあります。

 

真偽は不明ですが、健康診断がないアメリカに住んでいた者からすると、日本の健康診断の仕組みは確かに病気の早期発見につながっているのでしょう。

 

ただ、日本で健康診断に行った場合、何らかの疾患あるのに検査では発見できず、「異常なし」という結果が返ってくることがあったりします。

 

大きな病気が発見されるのは人間ドックや胃カメラなど、健康診断のもう一つ上のステップで確認されているような気がします。

 

今回紹介する資料「【新版】ここからはじまる 早わかり労働安全衛生法」は、健康診断の背景にもなっている労働安全衛生法について、分かりやすく説明しています。

 

人理や労務関係の仕事をしている方に、今回紹介する資料「【新版】ここからはじまる 早わかり労働安全衛生法」はおすすめの一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 先進国の平均寿命は延びているようなイメージがありますが、アメリカの平均寿命は2014年から2018年まで低下しました。

 

アメリカの平均寿命が低下したはっきりとした理由は不明ですが、富裕層に資産が集中するアメリカ特有の経済格差が一つの理由であると指摘する識者がいます。

 

私がニューヨークで働いていた時もそうでしたが、アメリカの場合は医療費が非常に高額ということもあって、できるだけ病院に行かないようにしていました。

 

これは良い点とチャレンジングな点があるのですが、致命的な疾患を抱えている人がアメリカに住んでいる場合、大きな問題を引き起こす可能性があります。

 

過去のPDCAでも紹介しましたが、アメリカの映画を鑑賞すると、「健康保険に加入していないため適切な治療を受けられない事情」を垣間見ることがあります。

 

 

エマ・ワトソン主演の映画「ザ・サークル」では主人公メイの父親が難病にかかっており、治療費を工面するために、彼女が勤務先のザ・サークルから無理難題を突き付けられることになります。

 

昨今のSNS事情を理解する上でも、「ザ・サークル」はお勧めの映画です😊。

 

ザ・サークル(字幕版)

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  • 発売日: 2018/01/10
  • メディア: Prime Video
 

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「健康診断」=「health checkup」>

 

今回出てきた「健康診断」の英訳は、「health checkup」になります。

 

「健康診断の罪と罰」を英語にする場合、「Health checkup crime & punishment」とすればよいですね :-)。

 

 

< マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ごほうびごはん」>

 

本日は、ドラマ「ごほうびごはん」を紹介します。

 

 

ドラマ「ごほうびごはん」は、東京の文房具メーカーに勤務するOLが名店で、美味しいものを食べ続けるというシンプルな物語です。

 

主人公は池田咲子(桜井日奈子)で、文房具が好きすぎて文房具メーカーに勤めています。

 

職業選択の方法として、咲子の方針は正しいと私は感じました。

 

私自身、17年間銀行員として向いていない仕事に従事しました。

 

その後、私は2016年に独立し、事業再生の仕事を始めたわけですが、現在の業務に対して情熱と愛着を持っています。

 

ビジネスでお悩みを抱えている方は、今の仕事に情熱と愛着を持っているか確認してみるとよいかもしれません。

 

情熱と愛着の尺度は人それぞれだと思いますが、私の場合は仕事を通じて心からの笑顔が出ているかどうかだと思っています。

 

銀行員時代の17年間、私は心から笑った記憶がありません。

 

2016年に自営を始めてから、チャレンジングながらも楽しいことが多くあり、笑い飛ばしながら日々を過ごしているような気がします。

 

自分の仕事が向いているかどうかは、その仕事を離れてみなければ分からないケースもあるような気がしています。

 

現在の仕事に情熱と愛着を感じられない方は、別の道を探すという方法もあります。

 

尚、別の道を探すことはそれほど難しいことではありません。

 

仕事への情熱と愛着を確認したい方は、ドラマ「ごほうびごはん」を是非観賞してみてください。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,072 "Health checkup crime & punishment"】

 

There are various new things when a corporate employee becomes self-employed.

 

One of them is that self-employed people are not obligated to take a health checkup in Japan.

 

According to the Industrial Safety and Health Act in Japan, corporate employees working at companies are obliged to take a regular health checkup once a year.

 

When I was working for a financial institution in New York for two years, there was no health checkup system.

 

I forgot where I heard it, but I've heard the theory that "Health checkups have extended life expectancy in Japan."

 

Whether the truth is true or not is unknown, but the medical checkup system in Japan would certainly lead to the early detection of illness.

 

However, the reality is that even if you go to a medical checkup in Japan, you will often get a "No abnormality" notice.

 

The material introduced today "Quick Understanding the Industrial Safety & Health Act (Japanese only)” explains the Industrial Safety & Health Act, which is also the background of the health checkup, in an easy-to-understand manner.

 

This book is recommended for those who work on human resources fields.

 

Let's function PDCA today!   

 

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