PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,073「指名委員会の力」/ "The power of the nominating committee"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,073「指名委員会の力」】

 

私が銀行員をやっていた頃、経営企画部にいたため、取締役会や経営会議の事務局や議事録作成の仕事をしていたことがあります。

 

事務局の作業はチャレンジングなことが多く、しかも気を使う仕事でした。

 

そのため、実際に担当している時は「大変だなぁ~」と感じていましたが、あれはあれでためになったと今では感じています😊。

 

従来は、大手銀行の次期社長は現在のトップが決めることが一般的でした。

 

ただ、最近のメガバンクなどの場合、取締役会の中にある指名委員会がトップ人事に影響力を及ぼしているようです。

 

今回紹介する資料「指名諮問委員会・報酬諮問委員会の実務」は、指名委員会や報酬委員会などの設置・運用に関する実務上の問題について詳しく解説しています。

 

本書は非常にわかりやすくて、ためになる本なのですが、ビジネスパーソンに一番手っ取り早いのは、取締役会にかかわる仕事を実際にしてみることでしょう。

 

「習うより慣れよ」ということですね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 私は色々な会社の取締役会や経営会議に出てきましたが、準備プロセスは組織によってまちまちでした。

 

大企業の取締役会や経営会議の場合、事前に資料を参加者に配っておき、コメントを確認する事前作業を行うことが一般的です。

 

いわゆる「根回し」ですが、これが経営企画部門担当者にとって重労働だったりします。

 

私が日本の伝統的な組織を離れた理由の一つはここにあり、「会議の前に根回しをするのであれば、会議をしなければよいのではないか?」という疑問を感じていたのです。

 

組織によって違いますが、外資系企業のベンチャーの場合、社長は重要な会議資料を事前に確認しますが、参加者全員に対して事前に根回しを行うことは稀だったりします。

 

このやり方にも一長一短があり、「私は聞いていない」と参加者が怒り出し、議論が紛糾するというリスクがあります。

 

一方、議論が白熱するというメリットもあるため、私は事前根回しなしの会議の方が生産的であると感じていました。

 

「この方法が一番合理的」というものはないのでしょうが、皆様の所属している組織が経営している会社で独特の会議運営方法がありましたら、教えてください。

 

色々なやり方がありますが、会議の方法でお悩みの方は、世界で最も多くの議事録を作成してきたであろう(?)私にご相談ください😊。

 

統計はないですが、私は本当に世界で一番多くの議事録を作成したビジネスパーソンであると思っています。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「指名委員会」=「nominating committee」>

 

今回出てきた「指名委員会」の英訳は、「nominating committee」になります。

 

「指名委員会の力」を英語にする場合、「The power of the nominating committee」とすればよいですね😊。

 

 

< マドモアゼルPDCAのメルシー映画「湯あがりスケッチ」>

 

本日は、ドラマ「湯あがりスケッチ」を紹介します。

 

 

ドラマ「湯あがりスケッチ」の主人公である澤井穂波(小川沙良)は、建築設計事務所で気負って仕事に取り組んでいました。

 

ただ、穂波は建築家として終わらない仕事を前に呆然とし、食事や睡眠もぞんざいな日々に疲弊し、疲れ切ってしまっています。

 

そんな彼女を友人の佐伯朋花(伊藤万理華)が最近通っている銭湯に連れ出します。

 

その銭湯の名前は「タカラ湯」で、高い天井の脱衣所、浴室から響く桶を置く音、はしゃぐ子どもの声、おばあちゃんたちのゆっくりとしたおしゃべり等、下町情緒漂う雰囲気に穂波はすっかり虜になってしまいます。

 

自分が大きな浴槽に浸かるころには、穂波の心はすっかり、カリカリとした日常から遠く離れたところにありました。

 

その後、穂波は建築家の仕事を辞め、タカラ湯で働くことになります。

 

私自身、ビジネスやプライベートでチャレンジに直面した時は、温泉に行くようにしています。

 

皆様も日々の生活にチャレンジを感じたら、温泉や銭湯に是非足を運んでみてください。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,073 "The power of the nominating committee"】

 

When I was a banker, I was in the corporate planning department.

 

At that time, as a member of the corporate planning department, I used to work as the secretariat of the Board of Directors and the Management Committee.

 

In these senior meetings, I was taking the minutes.

 

The work of the secretariat was often challenging and careful.

 

When I was actually in charge of abovementioned tasks, I felt that it was quite challenging, but now I feel that it was useful for my career😊.

 

In the traditional Japanese companies, it is common for the current President to decide the next President of major Japanese banks.

 

However, in the case of recent Japanese corporations, it seems that the nominating committee in the Board of Directors has an influence on top manager selection.

 

The material introduced today “Practice of Nomination Advisory Committee / Compensation Advisory Committee (Japanese only)” explains in detail the practical issues related to the establishment and operation of the Nomination Committee and Compensation Committee.

 

This book is very easy-to-understand and informative, but the quickest way for a business person is to actually do a job related to the Board of Directors.

 

It is well said that "Practice makes perfect"😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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