PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,076「苦悩を解消する4ステップ」/ "4 steps to eliminate anguish"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,076「苦悩を解消する4ステップ

 

過去のPDCA日記で一定の収入を超えると、それ以上お金をもらっても、人間は幸福を感じにくくなることを紹介しました。

 

当たり前と言えば当たり前ですが、一定額以上のお金を手にしても、1日3回の食事が6回になるわけではありません。

 

食事を贅沢にするには限度があるため、使っている時計がスイス製になったり、乗っている車がイタリア製になるなど、手元に金が入ると身の回りの商品が高額になっていく傾向があります。

 

しかしながら、日本製の時計であっても、スイス製の時計であっても、時刻を確認するという時計自体の機能は同じです(当たり前のことだけれど😊)。

 

リーズナブルな日本製の時計の方が壊れにくいケースが多く、定期的なメンテナンスが必要な高いスイス製の時計を腕につけても、幸福度がそれほど上昇しないのは当然と言えるでしょう。

 

スイス製の時計が逆に煩わしく感じる可能性もあり、高額なアクセサリーをつけた場合であっても幸福度が下がる可能性すらあるわけです。

 

日本製の車に乗っていた人がビジネスで成功すると、ドイツやイタリアなどのヨーロッパ製の車に乗り換えるケースが多いですね🚙。

 

これも悪いことではないですが、外国車は日本車よりも燃費が悪く、故障する可能性も高いため、「日本車の方が良かった」と感じることも結構あるみたいです。

 

 

資本主義の世界では、「もっともっと」が推奨されており、街に出れば色々な広告に遭遇し、テレビやウェブにはCMが溢れています。

 

高額な商品やサービスを購入することによって、周りから「あの人は金持ち」と感じられる可能性が高くなります。

 

それで喜びを感じる人もいるのでしょうが、ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンによると、年収75,000米ドル(約780万円)を超えると、それ以上収入が増えても人間は幸福を感じにくくなることが確認されています。

 

つまり、年収780万円までは仕事に一生懸命取り組む必要がありますが、それを超えると趣味や家族との時間を増やしていく方が、豊かな人生を送れるということですね😊。

 

これを知っておくことで、不毛な高額商品購入競争に入らずにすみます。

 

かくいう私も、大学時代とほとんど生活水準が変わっていなかったりしますね😊。

 

今回紹介する資料「世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業」は、「心を理解することから、すべては始まる」をキャッチフレーズにしており、「あらゆる苦悩を解消する4つのステップ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

(心を整える4つのステップ)

 

①自分が苦悩の状態であると気づき、

②深層意識にある心の声にしっかりと耳を傾け、

③悩みの本当の正体を特定し、

④美しい状態で、正しい行動を選択していく

 

この方法を覚えてしまえば、自分で自分をカウンセリングすることができます。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業」が、最初のステップで述べている「自分が苦悩の状態であると気づく」ことは、ビジネスパーソンにとって示唆に富んだプロセスであると感じています。

 

チャレンジに直面している人や組織の場合、「俺は大丈夫だ」とか「私の会社は問題ない、何とかなる」という根拠のない(?)自信を持ち続けているケースがあるように感じています。

 

自信を持つことは大切だと思いますが、チャレンジがある場合は、「自分が苦悩の状態であると気づく」ことが必要になります。

 

それによって、「悩みの本当の正体を特定」することが可能になり、ビジネスにおいては、根本原因分析と再発防止策を徹底することができます。

 

自分が苦悩の状態であると気づく」ことは、「現実を直視する」と言い換えられるかもしれませんね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「直視する」 = 「face up to」>

 

今回出てきた「直視する」の英訳は、「face up to」になります。

 

「直視する」以外でも、「face up to」には「立ち向かう、反対する」という意味もあり、使い勝手がよい英語表現になっています😊。

 

 

< マドモアゼルPDCAのメルシー映画「親愛なるきみへ」>

 

本日は、映画「親愛なるきみへ」を紹介します。

 

 

映画「親愛なるきみへ」は、米軍の特殊部隊に所属している主人公であるジョン(チャニング・テイタム)が、休暇でドイツからサウスカロライナに帰省中に、女子大生サヴァナと海辺で出会うところから物語が始まります。

 

ジョンとサヴァナの休暇の2週間が終わり、それぞれが兵役と大学に戻ることになります。

 

離れ離れになった2人は手紙を交換し始めますが、ジョンは軍の機密で、サヴァナに任地や任務を告げることもネットもできません。

 

その後、2人は破局を迎えるのですが、色々な人間物語があって、映画「親愛なるきみへ」は興味深い作品でしたね。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,076 "4 steps to eliminate anguish"
 

In the past PDCA diary, I introduced that if you earn more than a certain amount of income, it will be difficult to feel happiness even if you receive more money.

 

In the world of capitalism, “more and more” is recommended, and if you go out to the city, you will encounter various advertisements, and the web world is full of commercials.

 

The material to be introduced today “How to move into a beautiful state (Japanese only)” has a catchphrase of “everything starts from understanding the mind” and the following phrases were impressive in the “4 steps to eliminate anguish” part.

 

(4 steps to eliminate anguish)

 

1. When you realize that you are in distress,

2. Listen carefully to the voice of your heart,

3. Identify the true identity of the trouble,

4. Choose the right action in a beautiful state

 

Once you learn this method, you can counsel by yourself." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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