PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,084「生命保険がギャンブルと考えられていない理由」/ "Why Life Insurance Is Not Considered Gambling"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,084「生命保険がギャンブルと考えられていない理由」】
 

私が金融機関で働いていた2007年、銀行での生命保険窓販が解禁されました。

 

一部の銀行では、生命保険販売の手数料が収益の大部分を占めるまでに至っています。

 

宝くじや競馬、パチンコなどはギャンブルとして考えている人であっても、生命保険をギャンブルと認識している人は少ないでしょう。

 

しかしながら、17世紀末にイギリスで生命保険の原型が開発された時は、人間の命を対象とした賭け事として始まり、現在もその仕組み自体は変わっていません。

 

日本の場合、公的健康保険による高額療養費制度が整っています。

 

一定額以上の医療費が発生した場合であっても、公的健康保険から後日払い戻しを受けることができる仕組みが高額療養費制度です。

 

世界でもまれに見る公的健康保険が、日本では整備されているわけです。

 

日本全国どの病院に行っても自己負担分は原則3割であり、高額療養費制度もあるなど至れり尽くせりの状況です。

 

そのため、公的健康保険や年金に入っておけば、ほとんどのケースに対処できるようになっています。

 

私がビジネススクールに言っていた頃、「すべてはマーケティングである」と教わりました。

 

生命保険がギャンブルではなく、必要なものと考えられるようになったのも、綿密なマーケティングが功を奏したと言えます。

 

今回紹介する資料「図解わかる生命保険」は、相続などのテーマについても記載があって、読み物としてもよく練られています。

 

保険業界や金融機関で働いている人におすすめの一冊です。 

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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2020-2021年版図解わかる生命保険

2020-2021年版図解わかる生命保険

 

 

P.S. 私はフランスで学生に戻っていた頃、色々な国の留学生と健康保険の仕組みについて議論をしていました。

 

ある留学生は、「自分の国では歯の定期健診を受けなければ、虫歯の治療費などが高くなる仕組みになっている」とコメントしていました。

 

日本の場合、虫歯になって初めて歯医者に行く人が多いような気がしています。

 

この留学生の国と同じように、日本でも半年に一度歯の定期健診に行くことを国民に義務付け、違反者の保険料や治療費を上げることができれば、年間40兆円を超える医療費の抑制につながるでしょう。

 

実は、アメリカの民間の歯科医療保険は似たような仕組みを導入しています。

 

過去のPDCA日記でも紹介していますが、私がニューヨークで働いていた時、歯の治療は原則自費でした。

 

ただ、前職が提供していた民間の歯科医療保険に入っていたため、半年に一度のチェックアップと呼ばれる歯のクリーニングと検診は無料でした。

 

このチェックアップが中々すごく、歯の隅々までクリーニングを行ってくれます。

 

おまけに、歯と歯の間に虫歯がないか確認するためレントゲンで口腔内全体の確認までしてくれました。

 

このチェックアップを半年に一度行うことによって、虫歯になる可能性を低減できます。

 

私は日本に帰ってきてからも、3ヵ月に一度は歯のクリーニングと検診に行っています。

 

おかげで私の歯は健康を維持できています😊。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「至れり尽くせり」=「taka a really good care of」>

 

今回出てきた「至れり尽くせり」の英訳は、「taka a really good care of」になります。

 

「日本の健康保険は至れり尽くせりである」を英語にする場合、「Japan's health care insurance takes a really good care of people」とすればよいですね😊。

 

2020-2021年版図解わかる生命保険

2020-2021年版図解わかる生命保険

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「春待つ僕ら」>

 

 本日は、映画「春待つ僕ら」を紹介します。

 

春待つ僕ら

春待つ僕ら

  • 土屋太鳳
Amazon

 

映画「春待つ僕ら」の主人公である春野美月(土屋太鳳)は、高校入学を機に自分を変えたいと思いつつも、なかなかうまくいかない日々を送っていました。

 

美月のアルバイト先であるカフェに高校のバスケ部「四天王」が通っており、そのことがきっかけで、彼女は学校での生活が楽しくなってきます。

 

そのうち、美月は四天王の1人で同じクラスの浅倉永久(北村匠海)に恋心を抱くようになり、同じように永久も美月に惹かれていきます。

 

そんな中、強力なライバルとなる神山亜哉(小関裕太)が現れます。

 

美月をめぐり、永久と亜哉が争うようになるのですが、優柔不断な美月の行動は永久と亜哉を戸惑わせることになります。

 

残りは映画「春待つ僕ら」を鑑賞頂ければと思いますが、青春時代を取り戻したいビジネスパーソンにお勧めの作品です。

 

春待つ僕ら

春待つ僕ら

  • 土屋太鳳
Amazon

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,084 "Why Life Insurance Is Not Considered Gambling"】

 

When I was attending business school in France, I was taught that "Everything is marketing."

 

The fact that life insurance is now considered a necessity rather than a gambling can be attributed to careful marketing.

 

The material introduced today "Illustrative Life Insurance (Japanese only)" describes themes such as inheritance, and is well prepared as a reading material.

 

This book is recommended for people working in the insurance industry or financial institutions.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. When I was a Business School student in France, I was discussing the health insurance system with international students from various countries.

 

One international student commented that, "In my country, if you don't take dental examinations, the cost of treating cavities will be high".

 

In Japan, I feel that many people go to the dentist only after they have cavities.

 

As with anything, prevention is important 😊.

 

I currently go to my teeth cleaning and checkup once every three months.

 

Thanks to that, my teeth are kept healthy and clean 😊.

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