PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,102「DHCの社名の由来」/ "Origin of DHC company name"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,102「DHCの社名の由来」】
 

色々な会社名の由来を調べると、結構面白いことが見つかることがあります。

 

トヨタの社名が、創業者である豊田佐吉氏に由来することを知っている人は多いと思います。

 

ただ、豊田佐吉氏の名字の読み方はトヨ「ダ」であり、トヨ「タ」ではありません。

 

現在のトヨタに統一されたのは1936年であり、個人商店から社会的な存在になることなどを踏まえて、「ダ」から「タ」に変わったとのことです。

 

今回紹介する資料「しょぼい起業で生きていく」は、「組織で働くのが無理なら起業しよう」をキャッチフレーズにしており、「下手な鉄砲をうちまくろう!」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「大手化粧品・健康商品会社の『DHC』って会社がありますよね。

 

この会社、なんで『DHC』という名前なのか知っていますか?

 

じつは『大学(D)翻訳(H)センター(C)』の略なのです。

 

もともと、洋書の翻訳を請け負っていた会社が、その事業で得た知識をもとに、化粧品・健康食品を開発して大当たりした、という感じです。

 

いまはリゾート事業や映像事業・ラジオ局の経営まで手を広げていますが、スタートは流れに身を任せた感じだったわけです。

 

とくに『これで起業しよう!』という強い意志がある方も、ない方も、こんな感じで流れに身を任せますと、ときどき金脈に当たることがありますので、無意味に事業計画ばっかり立ててないで、とにかくやっちゃいましょう。

 

遠大な計画よりも、初期費用が少ない『いま、これができそう』を積み重ねていくほうがリスクは少ないです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

 

 

P.S. DHCの由来が「大学(D)翻訳(H)センター(C)」であることは、今回紹介した資料「しょぼい起業で生きていく」で初めて知りました。

 

DHCの由来を知って、NHKが「日本(N)放送(H)協会(K)」の略であることを知った時のことを思い出しましたね😊。

 

経営初心者の教科書」という本は「難しいのは事業継続」と唱えていますが、事業自体の内容が変わっても全く問題ありません。

 

 

事業内容の転換を、英語では「ピボット:pivot(バスケットボールで相手をかわすための足の動き)」と言います。

 

今は大きな組織になっている企業でも、創業当初は全然違うビジネスをやっていたりするもので、ピボットを繰り返して今の姿になっていたりします。

 

事業内容をピボットした有名な例は、DeNAでしょう。

 

現在はプロ野球球団やプロ・バスケットボールチームを傘下に置くDeNAですが、創業当初の1999年は、ヤフオクのようなオークションサイトを運営していました。

 

DeNAの社歴に興味がある方は、「不格好経営―チームDeNAの挑戦」という本を読んでみるとよいでしょう。

 

不格好経営―チームDeNAの挑戦」の中で、DeNAがオークションサイトで最初に売った商品は「大前研一に怒られる権利」だったことが紹介されています。

 

DeNAの創業者である南場智子氏は、戦略コンサルティング会社であるマッキンゼー出身です。

 

南場氏は、経団連の副会長に女性として初めて内定したことが報道されています。

 


南場氏は、伝説のコンサルタントである大前研一氏の元部下でした。

 

1999年にDeNAを創業したばかりの南場氏は大前氏に連絡し、「大前研一に怒られる権利」をオークションに売り出したのでした。

 

南場氏が大前氏に依頼した際、「そんな下らない仕事はやめて、俺の仕事を手伝え」と怒られたそうです😊。

 

その後、DeNAはピボットを繰り返し、モバイルゲーム開発・配信を主要業務にしながら、SNS運営や電子商取引サービス、スポーツ事業などを展開するコングロマリット企業に変身したわけですね😊。

 

不格好経営―チームDeNAの挑戦

不格好経営―チームDeNAの挑戦

  • 作者:南場 智子
  • 発売日: 2013/06/11
  • メディア: 単行本
 

  

ハローキティなどのキャラクタービジネスを展開するサンリオは、「山梨シルクセンター」が最初の社名でした。

 

山梨県出身の創業者である辻信太郎氏が、1960年に東京都内に絹製品を扱う会社を設立したのがサンリオの原型だったのです。

 

その後、1962年にイチゴ柄のギフト商品を売り出すことになり、これがキャラクターグッズに本格進出するきっかけとなったのでした。

 

かくいう私も、ピボットを経験しています。

 

私は以前、「宅配ヨガ」というビジネスを展開したことがありましたが、大失敗した経験を持っています。

 

これは、ヨガインストラクターとして、私が顧客の自宅を訪問してヨガを教えるというものです。

 

日本の場合、ヨガインストラクターになるための資格が不要であるため、「今日から私はヨガインストラクターです」と宣言すれば、誰でもなれます😊。

 

私はトライアルで宅配ヨガインストラクターのHPを作成してみましたが、結果としてお客様は1人も来ませんでした(!)。

 

ビジネススクール時代の女性の友人に宅配ヨガについての意見を聞いたところ、「それは顧客が来ないよ」と笑われ、以下のようなコメントがありました。

 

「他人を家に入れるのは、誰でも抵抗感があるんだよ。

 

Mr. PDCA(私のことね😊) は昔、銀行員だったから顧客が家に入れてくれただけであって、もう銀行員ではないんだよ。

 

そもそも、好きなことをビジネスにするのは、簡単ではないよ。

 

Mr. PDCA が得意なことは、プロジェクト管理でしょう。」(ビジネススクール時代の友人コメント終わり)

 

宅配ヨガは失敗しましたが、私は全く後悔していません。

 

個人事業主として、「宅配ヨガは上手くいかない」という結果を得ることができたからです。

 

ビジネスにおいて重要なポイントは「小さくたくさん始めること」であり、上手くいったビジネスを続けながら、大きくしていくことでしょう。

 

重要なことは、とにかく始めてみることですね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「由来」=「origin」>

 

今回出てきた「由来」の英訳は、「origin」になります。

 

「DHCの社名の由来」を英語にする場合、「Origin of DHC company name」とすればよいですね😊。

 

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「そらのレストラン」>

  

本日は、大泉洋主演の映画「そらのレストラン」を紹介します。

 

そらのレストラン

そらのレストラン

  • 発売日: 2019/07/10
  • メディア: Prime Video
 

 

映画「そらのレストラン」は、チーズ工房を経営する酪農家が1日限りのレストランを開くまでの奮闘記です。

 

チーズ工房でできたばかりのチーズを使って調理が行われていることから、映画「そらのレストラン」で提供されている料理は本当に美味しそうですね🍳。

 

私は家族がレストランを経営していることもあって、 自炊をすることが結構あります。

 

料理の場合、「素材8割、技術2割」と言われます。

 

美味しい料理を作るためには、良い素材が必要になるということです。

 

プロの料理人になると、「素材7割、技術3割」と技術の割合が高くなりますが、それでも味の7割は素材で決まることになります。

 

今回紹介する映画「そらのレストラン」は、チーズ工房で作ったチーズを使って

 

チーズが好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「そらのレストラン」はお勧めです。

 

そらのレストラン」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「そらのレストラン」は、2017年9月から2018年1月にかけて、映画の舞台でもある北海道のせたな町で撮影されました。

 

せたな町には、映画で描かれている循環農業に取り組む農業ユニット「やまの会」が実在しています。

 

鑑賞した作品のロケ地を聖地巡礼するのは、映画マニアの特徴なのかもしれませんね😊。

 

そらのレストラン

そらのレストラン

  • 発売日: 2019/07/10
  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,102 "Origin of DHC company name"】

 

The material introduced today "Let's survive as a small entrepreneur" has a catchphrase of "Let's start your own business if it is impossible to work in an organization" and the following phrases were impressive in the part of "Let's make many mistakes!"

 

"In case you have nothing to start, let's begin anything now.

 

Rather than creating detailed plans, there is less risk in accumulating 'I can do this now' with less initial costs." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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