PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,106「漫画版赤川次郎?」/ "Cartoon Version of Jiro Akagawa?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,106「漫画版赤川次郎」】

 

私は学生時代、赤川次郎の本を読んで「どうしてこんなに作品の中で人がなくなるのだろう?」と感じたものです。

 

今回紹介する「悪の教典」は、漫画版赤川次郎と言えるくらい作品中に人がなくなります。

 

悪の教典」の原作は小説で、漫画化と映画化が行われているため、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

合本 悪の教典【文春e-Books】

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悪の教典

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

悪の教典」の場合、漫画が面白いため、「漫画⇒映画⇒小説」という順序でも十分楽しめると思います。

 

漫画版「悪の教典」は作中の絵が上手いこともあって、一気に読めるようになっています😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した「悪の教典」の主人公である蓮実聖司(はすみせいじ)は高校の英語教師であり、授業中は「Good!」「Great!」「Excellent!」「Magnificent!」などの誉め言葉を使って、生徒のモチベーションを上げています。

 

私は大学生時代、予備校講師で英語を教えていたことがあり、映画「悪の教典」で描写されている蓮実の英語指導方法は中々参考になりましたね😊。

 

教員の方はもちろんですが、企業で教育を担当している方にも、映画「悪の教典」はおすすめです。

 

「教えることは学ぶこと」とはよく言ったもので、英語を勉強したい方は誰かに英語を教えることをお勧めします。

 

陽明学には、「知行合一」という考え方があります。

 

自分では知っていると思っていても、実際にはできないことが結構あったりします。

 

きちんと理解した上で実行できることが重要であり、「知行合一」はそのことを指しているわけですね😊。

 

陽明学 生き方の極意」という本は陽明学の入門書として非常に読みやすく、「知ることと行うことは一体のもの」部分で知行合一について、以下のように解説しています。
 
「知っていながら行わないのは、まだ知っていないということだ。」(引用終わり)

 

陽明学 生き方の極意

陽明学 生き方の極意

 

 

ビジネスにおいても、「知行合一」はかなり重要であると私は考えています。

 

チームリーダーがメンバーに業務方法を伝える場合、「知っている」だけでは分かりにくい説明になってしまうためです。

 

リーダーは、「知っており、行うことができる」ことをメンバーに見せることで、教わる側も「なるほど」ときちんと理解して、業務を進められると考えています。

 

山本五十六の名言である「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」には、陽明学の「知行合一」が含まれているような気がしています😊。

 

山本五十六については、色々な資料で解説されています。

 

ISOROKU外伝」という本は、「大正時代、日本とアメリカの海軍軍人が育んだ交遊」をキャッチフレーズにしており、海岸線について山本五十六が解説している以下部分が印象的でした。

 

「日本は海洋国なんだよ。

 

陸地が小さい分だけ、逆に海を守らなくてはならない。

 

それに、日本の海岸線がアメリカよりも短いという認識は間違っている。

 

世界一海岸線が長いのはカナダで、二位がノルウェー

 

日本は世界第六位で、アメリカは八位だ。」(引用終わり)

 

実は、山本五十六の名言である「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」には続きがあります。

 

以下のようなフレーズです。 

 

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」(山本五十六の名言【と考えらえているフレーズ】引用終わり)

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」の方が圧倒的に有名です。

 

私は「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」の方が重要だと思いますね😊。

 

山本五十六は1943年に戦死しましたが、色々な意味で評価が分かれている戦略家でもあります。

 

山本五十六ハーバード大学に留学していたことがあり、旧日本軍の中でアメリカの底力を誰よりも理解していたとされています。

 

また、山本五十六は太平洋戦争に反対していましたが、アメリカと早期講和を持ち込むため、真珠湾攻撃を策定したと考えられています。

 

山本五十六は、真珠湾によってアメリカの戦意を喪失させようとしました。

 

ただ、結果は裏目に出て、「リメンバー・パールハーバー」を合言葉にアメリカは結束しました。

 

真珠湾攻撃の翌日、フランクリン・ルーズベルト大統領(当時)の要請により、アメリカ合衆国議会はアメリカと日本は開戦したと宣言し、1945年8月15日に日本は敗戦を迎えることになります。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「教典」=「scripture」>

 

今回出てきた「教典」の英訳は、「scripture」になります。

 

悪の教典」を英語にする場合、「Evil Scripture」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「スポットライト 世紀のスクープ」>

 

本日は、映画スポットライト 世紀のスクープ」を紹介します。

 

 

 映画スポットライト 世紀のスクープ」の舞台は、2001年のボストンです。

 

当時、ニューヨーク・タイムズ紙の傘下にあったボストンの地元有力紙ボストン・グローブ紙は、ボストンとその周辺地域で蔓延していたカトリック司祭によるスキャンダルを取材し、大きなスクープをものにします。

 

ボストン・グローブ紙による調査が佳境に差し掛かる頃、チームは2002年9月11日を迎えます。

 

同時多発テロアメリカ全体が揺れる中、チームの調査はしばし棚上げされることになります。

 

一方、チームはカトリック教会が虐待事件を知りながら無視したという公的な証拠の存在をつかみ、活気づくことになります。

 

ボストン・グローブ紙のチームはより多くの証拠を公開するよう求めた裁判に勝ち、2002年にようやく記事を公開し始めます。

 

残りの部分は映画をご覧頂ければと思いますが、ジャーナリズムの執念を垣間見える作品です。

 

お気づきの方がいるかどうか分かりませんが、ブロガーも立派なジャーナリストだったりします。

 

ジャーナリストの定義は色々ですが、色々なことを自分で調べ、意見を文章や口頭で伝えるということだと私は思っています。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,106 "Cartoon Version of Jiro Akagawa?"】

 

When I was a college student, I read Jiro Akakawa's books and felt, "Why so many people die in the novel?"

 

Many people passed away in the material introduced today "Evil Scripture" and it can be called the cartoon version of Jiro Akagawa.

 

The original "Evil Scripture" is a novel, and since it has been made into comics and movie, many of you probably know it.

 

Let's function PDCA today!   

 

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