PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,134「日本のNPOの現状」/ "Current status of Japanese NPOs"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,134「日本のNPOの現状」】

 

日本は世界的に見ても、 非営利団体(NPO)の規模が小さい社会です。

 

少しデータが古いですが、今回紹介する資料「新市民革命入門」によると、2016年7月末時点で日本のNPO法人数は38,661もあったそうです。

 

また、NPO法人として未登録のいわゆる任意団体も多数あります。

 

数的には多く感じるNPOですが、身近にNPOで働いている知り合いがいる人は少ないのではないでしょうか。

 

私の友人でもNPOに勤務している人はほとんどいません。

 

日本でNPOというとボランティアのイメージが強いですが、アメリカのNPOは民間企業から経営者を引っ張ってくるなど資金力のあるところも多いです。

 

本書は日本のNPOの現状や、今後の目指すべき方向性を指し示している珍しい書籍です。

 

NPOに興味のある方は、今回紹介する資料「新市民革命入門」を一度手に取ってみましょう。

 

私が学生時代に受けた「政治学」の授業の中で、「NPOの存在価値は社会問題を認知させることにある」と教わりました。

 

それまでNPOの存在価値が見いだせなかった私は、「なるほど」と感じたことを覚えています。

 

ただ、NPOとして社会問題を認知させるふりをしながら、反社会的な動きをしているところはゼロではないようです。

 

この辺りの見極めがチャレンジングであり、NPOの真の姿を知る上では実際にボランティアなどで中の様子を確認することが一番確かかもしれませんね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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新市民革命入門――社会と関わり「くに」を変えるための公共哲学

新市民革命入門――社会と関わり「くに」を変えるための公共哲学

  • 作者:長坂 寿久
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 私は大学時代、政策系の学部に通っていました。

 

そのため、各国の医療制度を色々と調べ、レポートにまとめたことがあります。

 

日本は国民健康保険の仕組みが整備されており、全国どこでも一定基準の医療サービスをリーズナブルな価格で受けることができます。

 

一方、アメリカには国民健康保険がなく、民間保険に入ることが必要になります。

 

ただ、2000年代に医療の高度化に伴って保険料は高額になり、人口の15パーセント程度が医療保険に入れない状況になりました。

 

2010年3月に当時のオバマ大統領は、選挙公約を実現する形で医療保険制度改革オバマケア)法を成立させました。

 

ただ、オバマケアは国民健康保険ではなく、低所得者に政府が補助を行い、民間保険への加入率を向上させる内容でした。

 

日本では余り知られていませんが、オバマケアの導入で活躍したのが、NPOです。

 

オバマ政権の経済政策:リベラリズムとアメリカ再生のゆくえ」という本の「市場重視型の医療保障制度におけるコミュニティの役割」部分で、NPOの活躍について詳細が記載されています。

 

アメリカ社会にはNPOが根付いており、「保険加入や医療扶助の申請や更新の手続きの支援」などに積極的に関わっています。

 

日本はNPOの存在が小さいですが、社会の根底にまでNPO活動が行き渡るためには、政治と地域社会の潤滑油的な役割に活路を見いだす必要があるのかもしれませんね😊。

 

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「現状」=「current status」>

 

今回出てきた「現状」の英訳は、「current statusになります。

 

「日本のNPOの現状」を英語にする場合、「Current status of Japanese NPOs」とすればよいですね😊。

 

新市民革命入門――社会と関わり「くに」を変えるための公共哲学

新市民革命入門――社会と関わり「くに」を変えるための公共哲学

  • 作者:長坂 寿久
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

     

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「俺を好きなのはお前だけかよ」>

 

本日は、アニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」を紹介します。

 

 

アニメ「俺を好きなのはお前だけかよの主人公・如月雨露(きさらぎ あまつゆ)は高校2年生で、名前の「月」を取ることで「如雨露」になることから「ジョーロ」と呼ばれています。

 

ジョーロの容姿は冴えず要領も悪く、勉学や運動も苦手で、本人も自分が優れた人間ではないと自覚しています。

 

それでも、彼の内面を評価してくれる人はおり、ヒロインである「パンジー」こと三色院 菫子(さんしょくいん すみれこ)から想いを寄せられています。

 

ただ、ジョーロには他に好きな人がおり、パンジーから愛の言葉を伝えられても、それを冷たくあしらうのでした。

 

アニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」は、「自分の好きな人には他に好きな人がおり、好きでもない人に好かれる」という現実(?)を描写した作品で、中々見ごたえがあります。

 

似たような境遇にある方にとっては、状況を打開するヒントを示してくれるかもしれません。

 

楽しくも切ない素晴らしいアニメに久々に出会いましたね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,134 "Current status of Japanese NPOs"

 

Japan is a society where the size of Non-profit Organizations (NPOs) is small in the world.

 

NPOs in Japan have a strong image of volunteers, but many NPOs in the United States have a lot of funds, and they can pull executive business persons from a private sector.

 

The material introduced today "Introduction to the New Civil Revolution (Japanese only)" is a rare book that points out the current state of NPOs in Japan and the direction that should be pursued in the future.

 

If you are interested in NPOs, take a look at this book once.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. In the "Political Science" class I took when I was a undergraduate student, I was taught that "the value of NPOs is to make people aware of social issues".

 

When I heard this remark at class over 20 years ago, I remember feeling "I see" because I couldn't find the value of NPOs until then.

 

However, while pretending to be aware of social issues as an NPO, it seems that there are not zero places that are making antisocial movements.

 

It is challenging to identify this area, and it may be the most certain to actually check the inside with volunteers etc. in order to know the true appearance of the NPO 😊.

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