PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,142「正しい言葉遣いが成長への近道」/ "Honorific expressions are important"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,142「正しい言葉遣いが成長への近道」】
 
先日のPDCAカフェに大学生の方が来られて、「ベンチャーに就職すべきか大企業に行くべきか悩んでいます」という羨ましい(?)悩み事を吐露されていました。
 
私がとあるベンチャー企業で見聞きした光景として、取引先から電話がかかってきて担当者への伝言を頼まれた際、「XXに伝えます」という話し方をしたケースがあります。
 

正確には「申し伝えます」と言わなければなりませんが、「『伝えます』ではなく『申し伝えます』が正確な表現」と指摘している場面にはあまり遭遇しません。

 

伝統的な大企業の場合、この部分は最初に繰り返し注意されます。

 

そのため、最初は「うるさいなぁ」と思っていても、早い段階で細かく注意されることによって、その後のビジネス生活がスムーズになることは確かなようです(キャリアを積んでから指摘されるのは、結構チャレンジングです)。

 

私を含めて多くの人が意識していないと思いますが、色々な意味で最初の職場の影響をビジネスパーソンは受けることになります。

 

私自身、色々な方から「やっぱり Mr. PDCA外資系金融機関出身ですね」と未だに言われます😊。

 

ある日のPDCAカフェで、「そうですね」ではなく「そうっすね」と受け答えをする若手の方がいました。

 

私は、「『そうっすね』はビジネスでは不適切な表現であるため、『そうですね』と言う方が良いですよ」と伝えるべきかどうか迷いましたが、結局何も言いませんでした。

 

このことを別の若手の方に話すと、「Mr. PDCA、そういうことは指摘してくださいよ。ベンチャーの場合、注意する人が少ないので気づいていないことが多いのです。是正すべきところは注意して欲しいと思っている若手が、実は多いのです」とコメントされており、私は「なるほどなぁ」と感じました。

 

今回紹介する資料「ビジネス敬語必須マニュアル」は、職場、訪問先、電話の場面別で押さえておきたい「基本ルール」と「定番フレーズ」が盛り込まれており、敬語が苦手な方にお勧めの一冊です。

 

ベンチャーに在籍する若手の方は「成長したい」と考えている方が大変多く、これは素晴らしいことだと思います。

 

目立つ仕事をすることも成長に繋がりますが、日々正しい言葉遣いを意識するだけでも周りと大きく差をつけることが可能だと感じています。

 

正しい言葉を遣うことで、大きな仕事が舞い込んでくる可能性を高めることができます(自分が思っている以上に、周囲は言葉遣いを見ているものです😊。

 

お勧めの方法は、職場外の友人等との会話でも正しい言葉遣いを心掛けることです(オンとオフの切り替えは結構チャレンジングですからね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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[臨機応変?]ビジネス敬語必須マニュアル (リンキオウヘンシリーズ)

[臨機応変?]ビジネス敬語必須マニュアル (リンキオウヘンシリーズ)

 

 

P.S. 私は銀行員として働いていた時、最後の1年を合併によって日本の銀行で過ごしたのですが、外資系金融機関との違いとして以下のようなものがありました。

 

1. 部門単位で昼食に行く(部門長が「昼に行くかぁ~」というまでスタッフはどれだけ空腹でも食事に行けない。私は行っていたけれどね😊)

 

2. 飲み会がやたらに多く、乾杯の後は拍手をする(外資系の時は1年に一回忘年会があるくらいだった。また、乾杯の後の拍手はなかった 🍸)

 

3. 出社時、部門長の席まで行って「おはようございます!」と元気よく挨拶をする(外資系の場合、上司の前までわざわざ行く必要はない)
ーーー

 

日本の銀行が水に合わず、私は早い段階で退職して自営を始めたわけですが、3の「元気よく挨拶をする習慣」はそれなりに意味があったように感じています(1と2は不要だけれどね😊)。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「敬語 」=「honorific expression」>

 

今回のテーマである「敬語」を英語にすると「honorific expression」になりますが、英語でも丁寧な言い方や言い回しは結構存在しています。

 

アメリカで暮らしていた頃、友人とスポーツジムに行くことがあったのですが、私がトレーニング器具にもたれかかると「Don't!(だめだよ!)」とその人はとっさに話し、その後、「Can't(できないよ)」と修正しました。

 

「Don't」は禁止を意味する強い表現であり、その人の口からとっさの言葉として出たわけですが、元々丁寧な話し方をすることもあって、「Can't」という柔らかい禁止表現に変えたわけです。

 

その人は私の英語の発音をいつも修正してくれていて、大変有難い存在でした(外国語の間違いを修正するためには、信頼関係がなければできないため)。

 

英語の勉強をする場合、間違いを修正してくれる人を見つけると上達するスピードが上がるため、結構お勧めの方法です😊。

 

[臨機応変‼]ビジネス敬語必須マニュアル (リンキオウヘンシリーズ)

[臨機応変‼]ビジネス敬語必須マニュアル (リンキオウヘンシリーズ)

  • 作者:岩田めぐみ
  • 発売日: 2013/02/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
 
<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「明け方の若者たち」>
 
本日は、映画「明け方の若者たち」を紹介します。

 

 

原作は小説「明け方の若者たち」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

映画「明け方の若者たち」 の舞台は、大学のキャンパスとその周辺の居酒屋です。

 

就職活動で内定が出ている学生達が毎晩のように居酒屋に集まり、「自分達は勝ち組だ」とお互いを褒め合うという謎の世界(?)が描かれています。

 

主人公は印刷会社への入社が決まっている大学生の僕(北村匠海)で、ガールフレンドになる彼女(黒島 結菜)はアパレル会社から内定が出ている大学院生です。

 

映画の最初の場面で、彼女が居酒屋で携帯をなくすふりをして、「番号を教えるから電話をかけて」と僕に依頼するシーンがあります。

 

相手の電話番号を取得する方法として非常に合理的であり、僕は彼女に対して「あざとい」と伝えたのも納得です。

 

大学時代のことを思い出したい人にとって、映画「明け方の若者たち」 はお勧めの作品です。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,142 "Honorific expressions are important"】

 

In the past PDCA diary, I mentioned that the great part of venture organization is aggressiveness, because a lot of employees have been asking me (Unknown mysterious ex-banker) to go for coffee ☕.

 

On the other hand, the challenging part of venture company is lack of basic business manners and one junior employee was using very casual wording when I went to the cafe with her.

 

I was wondering whether I should have pointed out her inappropriate expressions or not, but I did not say anything at that time (Because, I am not her manager).

 

In case of a large traditional company, senior employees are pointing out inappropriate expressions and this training is very valuable from my point of view, because every business person will be affected by the first employer.

 

The material to be introduced today "Mandatory Business Honorific Expressions (Japanese only)" explains "Basic rules" and "Standard Phrases" that you can utilize at office and it is recommended for people who are not good at using honorific expressions.

 

Since the office is not a school, polite expressions would be better than casual wording and senior managers are checking this part than we are thinking.

 

Japan is a society that values courtesy and being polite would be advantageous at any country, I suppose😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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