PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,152「誰かが始めなければならない」/ "Somebody must begin"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,152「誰かが始めなければならない

 

先日のPDCAカフェで、「これまで読んだ中で一番印象に残っている本は何ですか?」と質問された方がいました。

 

私が仕事でチャレンジに直面した際、手に取る本が2冊あります。

 

1冊は過去のPDCA日記でも紹介した「愛するということ」です。

 

愛するということ

愛するということ

 


もう1冊が今回紹介する資料「嫌われる勇気」で、以下のフレーズにいつも励まされています。

 

「誰かが始めなければならない。

 

他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係がない。

 

私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

 

われわれは何かの能力が足りないのではない。

 

ただ、勇気が足りないのです。

 

すべては勇気の問題なのです。」(引用終わり)

 

今回紹介した資料「嫌われる勇気」のキャッチフレーズは、「自由とは他者から嫌われることである」という衝撃的なものになっています。

 

嫌われる勇気」はアドラー心理学に基づいて、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。

 

この本や非常に有名であり、目にしたことがある方が多いかもしれませんが、是非一度熟読してみてください。

 

アドラー心理学はビジネスでも応用可能な部分が多いのですが、私がどうしても納得できないこととして、

「人を褒めてはいけない」と述べている点があります。

 

承認欲求を否定することがアドラー心理学の特徴なのですが、私がビジネスを行ってきた限り、褒めることを否定してしまっては、物事が前に進まないような気がしています。

 

ただ、アドラー心理学は「お礼」の効果を認めています。

 

つまり、素晴らしいことをした人や結果を出した人に対して「よくやった」と称賛する代わりに、「ありがとう」とお礼を伝えることを推奨しているわけです。

 

日本の場合、心理学と言えばフロイトユングが、代表的な存在になっています。

 

欧米に行くと、フロイトユングに加えて、アドラーが三大心理学者に数えられています。

 

アドラー心理学を知っておくことは、ビジネスパーソンにとってかなりプラスになりますので、今回紹介した資料「嫌われる勇気」を、是非読んでみてください😊。

 

私はアドラー関連の書籍をかなり読みこんでいますので、承認欲求を否定したり、「他人を褒めるべきではない」という考え方に感想がありましたら、こちらのブログのコメント欄にいつでもどうぞ。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca 

 

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

 

P.S. 今回のPDCA日記のタイトルは、「誰かが始めなければならない」です。

 

「何かを始めたいが、何を始めればよいのか分からない」とコメントされる方がいましたが、私のお勧めは「誰かに相談すること」です。

 

誰かに相談することが「始めること」であり、すべての仕事はプロジェクト管理であると私は考えています。

 

日々の業務でチャレンジに直面している場合は、雑談がてらにPDCAカフェに来てください😊。

 

雑談をすること自体が「始めること」につながり、自分が何を考えているかを確認することができます。

 

私の場合、このPDCA日記に毎日記事を投稿することが、読者の方々と雑談をしているようなものです。

 

ありがたいことに、毎日のようにフィードバックやコメントを頂いており、その中から新しいビジネスの発想が生まれたりしています。

 

PDCAカフェに出向くことにハードルを感じられている方は、このブログの下の方にあるコメント欄から是非ご意見をお寄せください。

 

私は基本的に全てのコメントに目を通しており、時間の許す限り返信もしています。

 

自分の考えを口に出したり、文章にしたりすることで、プレゼンテーションのトレーニングにもなります。

 

というわけで、皆様も私が紹介した本を読んだ感想などがあれば、アウトプットの練習がてらお気軽にコメントをお寄せください😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「勇気」 = 「courage」>

 

今回出てきた「勇気」を英訳は、「courage」になります。

 

フランス語でも「courage」は英語と同じく「勇気」を意味し、フランス語で「Bon courage」と言えば「頑張って」というニュアンスになります😊

 

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」>

  

本日は、ドキュメンタリー・ドラマ「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」を紹介します。

 

 

ドキュメンタリー・ドラマ「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」は、毎年7月にフランスを中心に開催される世界最大の自転車イベントである「ツール・ド・フランス」のサポート・スタッフを姿を描いた作品です。

 

サッカー日本代表には専属のシェフがついており、世界中どこに行っても、美味しくて安心な食事ができるようになっています。

 

ツール・ド・フランス」は約3週間続く長丁場であり、自転車に乗る選手をサポートするスタッフの質が、レースの勝敗を分けると言っても過言ではありません。

 

今回紹介するドキュメンタリー・ドラマ「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」では、「ツール・ド・フランス」に出場したオーストラリアのプロ・チーム「オリカ・スコット」のシェフであるハンナを追い続けています。

 

この作品では、ハンナがどのようにして選手たちの栄養を管理し、食べる楽しみを感じてもらいながら、過酷なレースを勝ち抜くために知恵を凝らす場面が、分かりやすく表現されています。

 

自転車が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」はお勧めです。

 

「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」を鑑賞して、今後「ツール・ド・フランス」を観戦する際にはキッチン・カーにも注目したいと思いました。

 

どのようなスポーツでもそうですが、裏方の人達がサポートしてくれるから、選手達は最高のパフォーマンスを発揮できるのですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,152 "Somebody must begin"
 

At PDCA cafe the other day, one participant asked me that "What was the most impressive book you (Mr. PDCA) have ever read?"

 

When I faced challenges at work, there are 2 books I pick up.

 

One is "The Art of Loving" written by Erich Fromm.

 

The other is the material to be introduce today "The Courage to be Disliked (Japanese only)" and the following phrases were impressive.

 

"Somebody must begin.

 

Even if other people are not a cooperative, it is not relevant to you.

 

My advice is this.

 

You should begin without thinking whether others are cooperative or not.

 

We are not insufficient of capacity, but we just do not have enough courage.

 

Every issue is related to the courage." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca  

 

The Art of Loving You (English Edition)

The Art of Loving You (English Edition)

 
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