PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,165「プロ野球選手並みの好待遇」/ "Good treatment like professional baseball players"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,165プロ野球選手並みの好待遇

 

現在の日本の総理大臣の年収は、4,000万円程度だと言われています。

 

アメリカ大統領の報酬は40万米ドル(約4,400万円)であり、為替相場にもよりますが、日本の総理大臣よりも高いみたいですね💰。

 

アメリカ大統領の場合、在任中はキャッシュカードを持ち歩かないらしく、自分でお金を使う場面はないそうです。

 

そのため、任期である4年が経つと、160万米ドル(約1億8,000万円)がまるまる口座に入っていることになります(所得税などは引かれると思いますが😊)。

 

2017年から2021年まで在任していたトランプ元大統領の場合、民間の仕事をする方が稼げたはずです。

 

また、トランプ元大統領は在任中、年間1米ドルしか受け取っていませんでした。

 

このことは日本のメディアがほとんど報じていませんでしたが、トランプ元大統領はお金のために政治をしていたわけではないということですね。

 

今回紹介する資料「明治の金勘定」は、明治時代の物価について考察を行っています。

 

興味深いのは、初代総理大臣である伊藤博文の年収が、現在の価値で約2億4,000万円程度だったという説明です。

 

伊藤博文は、現在の一流プロ野球選手並みの好待遇を受けていたわけですが、恋人を各地に作っていたため貯金がほとんどなく、借金までしていたという話もあります。

 

明治時代の逸話を知る上で、今回紹介する資料「明治の金勘定」は貴重な資料になっています。

 

ある研究では、宝くじの高額当選者の7割以上が借金漬けになっているそうです。

 

いきなり億単位のお金が口座に振り込まれると、「仕事を辞める」⇒「生活が派手になる」⇒「現金が出ていくだけ」⇒「『このままではいけない』と思っても生活水準が下げられない」⇒「借金に手を出す」という循環に入ってしまうのでしょう。

 

ただ、宝くじに高額当選する確率は、私がメジャーリーガーの剛速球を場外ホームランする確率よりも低いのが実情です。

 

そのため、「手を出さない」ことが最も合理的です。

 

保険なども元々はギャンブルであり、「手を出さない」ことが賢明だと私は思いますね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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明治の金勘定 (歴史新書)

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  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: 新書
 

 

P.S. 私はフランスで学生に戻っていたころ、高級ブランドのマーケティング戦略を勉強していました。

 

そのこともあって、私はスポーツジムでジョギングをしながら、女性誌に掲載されているルイ・ヴィトンやシャネルなどの広告を確認するようにしています。

 

女性誌によって違いはありますが、最初のページに広告を出している高級ブランドは「お金がありそう」な企業です。

 

一方、読者の目に触れる可能性が低くなる後半のページに広告を掲載しているブランドは、中堅どころであるという特徴があります。

 

また、ほとんどの女性誌の最後のページには占いが掲載されており、星座占いが多いように感じています。

 

占いをはじめとするスピリチュアル産業は、かなり大きなビジネスになっています。

 

私は全く興味がありませんが、占いに魅了される人は多いようです。

 

パワーストーンなどと同様に、占いを信じることによって「幸せになれるような気がする」ケースはあるのでしょう。

 

占いの場合、原価ゼロで店舗もいらず、オンラインだけでも運営ができるため、ビジネスとしては非常に「美味しい」ように見えます。

 

女性誌に占いのページが掲載されている一方で、男性誌ではあまり目にしませんね。

 

このことからすると、スピリチュアル・ビジネスは主に女性向けに展開されていることが分かります。

 

占い好きの人と話をすると、「この占い師はよく当たるから、Mr. PDCA も行ってみたら」と言われることがあります。

 

理屈っぽい私は、「その占い師は、似たようなことを多くの人に言っており、『当たっている』という人がリピーターになって周りに紹介し、当たらなかった人は来なくなるということを繰り返しているのでしょう」と伝えました。

 

占いとは、ギャンブルと同じであり、一定の割合で該当しそうな人に対する事項を伝えているに過ぎないのです。

 

これを言うと、「民間の保険は不要」と伝えた時と同じで、色々な反発を受けるのですが、「占いは科学ではない」ことは確かでしょう。

 

科学の対象になるのは、「反復性がある事象」であり、繰り返し起こっていることでなければ統計を取ることができません。

 

ただ、私は占いを否定しているわけではなく、宗教と同じで、それを信じることで幸せになれるのであれば、悪いものではないような気がしています😊。

 

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「待遇」 = 「treatment」>

 

今回出てきた「待遇」の英訳は、「treatment」になります。

 

プロ野球選手並みの好待遇」を英語にする場合、「Good treatment like professional baseball players」とすればよいですね😊。

 

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<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「涙するまで、生きる」>

  

本日は、フランス映画「涙するまで、生きる」を紹介します。

 

涙するまで、生きる(字幕版)

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  • ヴィゴ・モーテンセン                                                      レダ・カテブ
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私は最後の学校がフランスだったのですが、地理的なこともあってか、アフリカや中東からの留学生がたくさんいました。

 

特に、アルジェリアやマリなど、フランスが宗主国だった国々からやってくる留学生が多く、色々な話をきかせてもらったものです。

 

今回紹介する映画「涙するまで、生きる」の舞台は、独立の機運が盛り上がっているアルジェリアです。

 

主人公のダリュはアルジェリアで教師の仕事をしていますが、元々は軍人でした。

 

ダリュのもとに、殺人の容疑をかけられたアラブ人のモハメドが連行されてきます。

 

ハメドを裁判にかけるため、山を越えた町に移送するようダリュは憲兵に命じられます。


ただ、町への移送は一筋縄では行きません。

 

復讐のためにモハメドを狙う刺客が襲ってきたり、反乱軍の争いに巻き込まれたりします。

 

共に危険を乗り越えるうちに、ダリュとモハメドの間に友情が芽生え始めます。

  

フランスの歴史を知りたいビジネスパーソンに、今回紹介する映画「涙するまで、生きる」はお勧めです。

 

涙するまで、生きる」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「涙するまで、生きる」の原作は、アルベール・カミュの短編集「転落・追放と王国 (新潮文庫)」の一編です。

 

カミュは、「異邦人」「ペスト」などで知られるフランス人のノーベル文学賞作家です。

 

フランス人と話をする際、カミュのことを話題にすると盛り上がるため、フランス系の企業などで働いている人は、今回紹介する映画「涙するまで、生きる」を鑑賞しておくとよいでしょう😊。

 

涙するまで、生きる(字幕版)

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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,165 "Good treatment like professional baseball players"
 

This material introduced today "Prices of Commodities in Meiji (Japanese only)" examines prices in the Meiji era (1868 - 1912) in Japan.

 

Interestingly, Hirofumi Ito, the first Prime Minister of Japan, earned about USD 2.2 million at the present value.

 

Although Ito was receiving the same treatment as the first class professional baseball player, there are stories that he had little savings and even borrowed money, because he made girlfriends in various places.

 

This book is a valuable resource in knowing anecdotes from the Meiji era.

 

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