PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,179「イタリア車と開発リードタイム」/ "Development Lead Time & Sense of Speed"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,179「イタリア車と開発リードタイム」】
 

私は以前、クレジットカード会社で働いていたことがあります。

 

その時、私の上司はイタリア人社長で、仕事帰りに彼の愛車であるフェラーリに乗せてもらったことがあります。

 

ミーハーな私は社長の車に乗りながら、「イタリア車に乗っている人はかける音楽が違うな~」と感じたものです。

 

そのイタリア人社長は、「Mr. PDCA(私のことね😊)、イタリア車はデザインを始めてから、製造するまでに時間がかかるんだぜ~(←イタリア語🍕)」と自慢しながら運転していたことを思い出します。

 

今回紹介する資料「経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書」は、ヨーロッパの個性的な車を生み出す原動力を、「開発リードタイムの長さ」部分で説明しており、以下の内容が印象的でした。

 

「日本の自動車メーカーでのデザインの開発期間は、平均13カ月程度なのに対して、欧州の自動車メーカーでのデザインの開発期間は、平均22カ月程度もある。」(引用終わり)

 

次の製品投入まで時間が長い欧州企業では、トレンドに左右されないデザインを生み出す必要があります。

 

そのため、個性的なものが生み出されると、今回紹介する資料「経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書」は解説しています。

 

ヨーロッパで生産される服なんかも、トレンドに左右されないデザインであるケースが多いですね(フランス時代に買ったシャツを未だに着ている私😊)。

 

今回紹介する資料「経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書」は、日本車に対して厳しめの評価を行っています。

 

ただ、日本の自動車メーカーは財務的に好調を維持しており、開発リードタイムが短いことが悪いことではないことが、経営的には証明されていますね😊。

 

今回紹介する資料「経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書」はデザインやマーケティングに携わる方にとって、色々な気づきを与えてくれる一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書

経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書

 

 

P.S. リードタイムを短くすることは、ビジネスパーソンにとって重要であり、私の場合「メールへの返信までの短さ」がリードタイムであると考えています。

 

メールにすぐ返信することは周りへの報告にもなり、方向性がずれている場合でも、「Mr. PDCA、違う、違う」と上司や同僚が調整を行ってくれます。

 

そのため、結果的には早く正確に成果物を仕上げることに繋がります。

 

ある日のPDCAカフェで、「メールにすぐ返信することが苦手」という人がいました。

 

メールへの迅速な返信が苦手な人は、「ありがとうございました」というお礼メールをすぐに打つだけでも、相手は「きちんと伝わった」と安心してくれるためお勧めの方法です。

 

以前、私が働いていたクレジットカード会社では、「お礼のメールは相手だけに返信する(Reply Allをしない)」というルールがあり、私は今でもその習慣を続けています。

 

企業によっては、「Reply All」の文化があるようで、お礼メールを相手だけにすると「Mr. PDCA、XXさんに返事しましたか?」と聞かれるケースがあります。

 

企業によってやり方が色々あって、面白いですね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「リードタイム 」=「lead time」>

 

今回のテーマであるリードタイムは、英語でもそのまま「lead time」になります。

 

「リードタイムは3か月以上かかります」を英訳すると、「The lead time will take more than 3 months」という感じでしょうか。

 

ちなみに、アメリカではリードタイムを「L/T」と略されることが多く、分かりやすくていいなと思いました😊。

 

経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書

経営学者が書いた デザインマネジメントの教科書

  • 作者:森永 泰史
  • 発売日: 2016/10/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「箱入り息子の恋」>

  

本日は、星野源主演の映画「箱入り息子の恋」を紹介します。

 

 

映画「箱入り息子の恋」は、公務員の天雫(あまのしずく)健太郎星野源)と目が不自由な美女である今井奈穂子(夏帆)がお見合いをして、交際が始まる物語です。

 

映画「箱入り息子の恋」は色々な名場面があるのですが、私は健太郎と菜穂子が初めて吉野家に行ったシーンが一番好きですね。

 

吉野家に入った健太郎と菜穂子は、カウンターに座ります。

 

健太郎は菜穂子の左側に座るのですが、菜穂子が左利きであることに気づき、健太郎は右側の席に移動します。

 

カップルのどちらかが左利きの場合、右利きの方が右に座らなければ肘が当たってしまうからです。

 

この場面はほのぼのとさせられますので、ビジネスやプライベートでチャレンジに直面している方は、今回紹介する映画「箱入り息子の恋」を鑑賞してリラックスしてみましょう😊。

 

箱入り息子の恋」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「箱入り息子の恋」では、牛丼がよく登場します。

 

「紅ショウガをたっぷり入れますよ」と言いながら、それほど多く入っていない場面が印象的でしたね🍚。

 

私自身、紅ショウガが大好きであるため、牛丼屋に行く時は本当にたくさん入れるようにしています😊。

 

婚活中のビジネスパーソンに、今回紹介する映画「箱入り息子の恋」はお勧めです。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,179 "Development Lead Time & Sense of Speed"】

 

When I was working at a credit card company, my boss was an Italian president, and on my way home, he gave me a ride on his favorite car "Ferrari".

 

I felt that "People who ride an Italian car listen to the music which is very wild" (because he was Italian?), and he used to say that, "Mr. PDCA (me😊), Italian car manufactures are taking time from designing to the sale".

 

The material to be introduced today “Design Management Textbook Written by Management Scholars (Japanese only)” introduced the difference of lead time between Japanese car manufactures and European brands as follows.

 

"Designing Development period for Japanese automakers is about 13 months on average, while development period for European car manufacturers is about 22 months on average." (Unquote)

 

European companies including fashion brands tend to take time for designing so that the products are not influenced by the trend.

 

Japanese automakers have been strong in terms of finance and they have been proven that short development lead time is not bad from the perspective of management.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. It is important for business persons to shorten lead time, and I am trying to reply to e-mails as quick as possible.

 

One colleague mentioned that, "I'm not good at replying immediately to emails".

 

In such a case, I recommend to send a "Thanks mail" and the counterpart will feel relieved, because he or she can acknowledge that you received a mail.

 

I wish more and more professionals in overseas offices would become members or followers of the below project for the smooth communication😊.

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