PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,186「水平的公平性と垂直的公平性」/ "Horizontal fairness & vertical fairness"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,186「水平的公平性と垂直的公平性」】

 

私が自営を始めて一番感じたことは、「会社員と違って色々なものが経費(損金)になる」ということでした。

 

最近ではテレワークを行う会社員が増えていますが、自宅の家賃を経費にすることは基本的にできないでしょう。

 

自営の場合、賃貸に住んでいれば家賃の一定額を経費にすることができます。

 

会社員よりも自営の人の方が経費対象になる項目が多いのですが、これには歴史的、政治的な背景もあるようです。

 

私自身が自営になって感じたことですが、自営業者の中には政治家に陳情に行く人が結構います。

 

会社員で政治家のところに陳情に行ったことがある人は、あまりいないでしょう。

 

陳情と言っても大げさなことではなく、困っていることを政治家に相談し、行政や立法への働きかけをお願いすることです。

 

今回紹介する資料「国と地方の財政入門」は「読んで見て理解する」をキャッチフレーズにしており、「水平的公平性と垂直的公平性」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

所得税源泉徴収という仕組みによって給与からあらかじめ天引きされています。

 

これと住民税の特別徴収がサラリーマンの所得の捕捉率が高い要因だとされています。

 

『クロヨン』(捕捉率の違いは9:6:4に留まらず、10:5:3とも。その場合『トーゴーサン』という。

 

サラリーマンと自営業者や農家との所得の捕捉率の違いは、水平的公平性が損なわれている状態です。

 

これは、税を負担できる能力が同じであるにもかかわらず実際に負担する税が異なる状態です。

 

一方で、垂直的公平性というのは、税を負担できる能力に合わせて実際に負担する税が決まっている状態です。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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読んで見て理解する 国と地方の財政入門

読んで見て理解する 国と地方の財政入門

 

 

P.S. 今回紹介した資料「国と地方の財政入門」が指摘している「サラリーマンと自営業者や農家との所得の捕捉率の違い(水平的公平性が損なわれている状態)」を打破するためには、日本における現金決済を減らす必要があると私は考えています。

 

先進国の中で日本は現金決済比率がダントツに高く、自営業者は当局からの捕捉を逃れるために現金でのやり取りを行う傾向にあると言われています。

 

北欧などの国々は「現金不要社会」を目指しており、それによって現金を流通させるためのコストであるATM維持費が削減され、結局は人々の利益につながります。

 

日本でも「現金禁止」の原則に沿って、社会構築を進めればよいと私は思います。

 

最近、街を散歩していると「現金お断り」の餃子専門店を発見しました。

 

この店では、クレジットカードやQR決済が利用可能になっており、現金は使えません。

 

これは非常に合理的な判断であり、現金を保管するための金庫を用意したり、スタッフが銀行に行ったりする必要がなくなります。

 

この餃子専門店以外にも、「現金お断り」のお店がもっと増えてくれればよいですね😊。

  

< Mr. PDCAのボンジュール英語「投稿する」 = 「post」

 

今回出てきた「投稿する」の英訳は、「post」になります。

 

「水平的公平性と垂直的公平性」を英語で表現する場合、「Horizontal fairness & vertical fairness」とすればよいですね😊。 

 

読んで見て理解する 国と地方の財政入門

読んで見て理解する 国と地方の財政入門

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「メランコリック」>

  

本日は、皆川暢二主演の映画「メランコリック」を紹介します。

 

 

映画「メランコリック」は、東京大学を卒業後、アルバイトしながら日々を過ごす主人公の鍋岡和彦(皆川暢二)が殺人事件に巻き込まれていく物語です。

 

ただ、コメディ要素も含まれており、「怖くてみてられない」という感じの映画ではありません。

 

和彦は大学卒業後も実家暮らしを続けており、両親の夫婦仲が良く、アルバイト暮らしをしていることについても、特に何も言いません。

 

和彦はたまたま行った銭湯「松の湯」で、高校時代の同級生である副島百合(吉田芽吹)と再会し、2人は交際を始めることになります。

 

銭湯「松の湯」は昔ながらの経営を続けており、大きな釜(ボイラー)があるのですが、殺人後の処理と関わってきますので、興味がある人は今回紹介する映画「メランコリック」を鑑賞してみてください。

 

風呂が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「メランコリック」はお勧めです。

 

メランコリック」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】2020年4月に日本で緊急事態宣言が出されて、多くの施設が休業しましたが、銭湯は営業を続けていました。

 

銭湯は、「自宅に風呂がない人に対する社会インフラ」と位置付けられているためです。

 

私も結構色々な銭湯に行き、民間施設と同等の充実した設備を持っている銭湯もあって、色々な発見がありました♨。

 

今後は銭湯だけではなく、温泉巡りもしてみたいですね😊。

 

 

  

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,186 "Horizontal fairness & vertical fairness"

 

The material introduced today "Introduction to National & Local Finance (Japanese only)" has a catchphrase "Read and understand" and the following phrases were impressive in the part "Horizontal fairness & vertical fairness".

 

“In Japan, income tax is deducted from salary in advance by a withholding system.

 

It is said that this and the special collection of resident tax are the factors that the income of corporate employees capture rate is high.


The difference in income capture rates between corporate employees and self-employed people and farmers is that horizontal fairness is undermined.

 

This is a situation where the actual tax burden is different even though the tax burden is the same.

 

On the other hand, vertical fairness means that the actual tax to be paid is determined according to the ability to bear the tax." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. Among the developed countries, Japan has by far the highest cash settlement ratio, and it is said that self-employed people tend to exchange cash in order to avoid being caught by the authorities.

 

Scandinavian countries are aiming for a "cash-free society," which reduces ATM maintenance costs.

 

I think that even in Japan, we should proceed with social construction in accordance with the principle of "no cash".

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