PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,234「高齢者でも賃貸住宅は借りられる」/ "Elderly people can rent housing"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,234「高齢者でも賃貸住宅は借りられる」】

 

皆様は、シェアハウスに住んだ経験をお持ちでしょうか。

 

都心部ではシェアハウスがあちこちにあり、他人同士が台所やトイレなどを共同で使い、低コストで生活を営んでいます

 

今回紹介する資料「多縁社会」は、「自分で選んだ縁で生きていく」を解説しています。

 

私は知りませんでしたが、シェアハウスによっては、入居前に面接があるそうです。

 

あるシェアハウスの面接では「お酒が飲めるかどうか」を聞かれることを今回紹介する資料「多縁社会」は紹介しています。

 

アルコールはシェアハウスにおいて重要なようで、日本における飲みニケーション神話の強さを感じますね(全く飲めない私には無関係の世界ですが😊)。

 

最近は、コレクティブハウスという新しい暮らし方も登場しており、今回紹介する資料「多縁社会」は以下のように説明しています。

 

「コレクティブハウスは、もともとは1960年代にスウェーデンで生まれた、働く女性たちによる住居形式である。」(引用終わり)

 

コレクティブハウスでは、食事の準備や子育てを居住者同士で共有化することで軽減し、働きながら子育てをすることの不安を減らす意義のもとに生まれました。

 

シェアリングエコノミー全盛の世の中で、非常に安いコストでシェアハウスやコレクティブハウスなどに住めるようになったのは特筆すべきでしょう。

 

最近は高齢者でも入れるシェアハウスはあり、「老後は家を借りにくくなる」という考えは幻想だったようです。

 

定年退職した場合であっても、年金受給者であれば問題なく賃貸住宅を借りることは可能です。

 

マイホーム購入を検討している人は、一度今回紹介する資料「多縁社会」を手に取ってみましょう。

 

賃貸だけではなく、シェアハウスという選択肢もあるということを再認識できるはずですよ😊。

 

最近はホテルでも、ウィークリーマンションやマンスリーマンションのようなサービスを展開しているところがあります。

 

ホテルとシェアハウスの違いとして、掃除をしてくれるかどうかという点があります。

 

また、ホテルであれば有料ですが洗濯もしてくれますね。

 

仕事や遊びに集中したい人の中にはホテルで生活する層が昔から一定数いましたが、最近になって耳にすることも増えてきましたね。

 

また、色々な住居に定額制で住めるサブスクリプション・サービスも登場しており、終の棲家(ついのすみか)という概念が変わりつつあるように感じています😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 2020年以降の新型コロナウイルス騒動を受けて、住宅に対する考え方が変わった人は多いようです。

 

東京や大阪などの都心にある企業に勤務している場合であっても、テレワークの普及によって世界中、日本中どこに住んで働いても問題ないという形で、就業規則を見直した会社もあるようです。

 

住宅購入派の意見として、「定年退職後に賃貸住宅を借りられなくなる」というものがあります。

 

これも幻想であり、実際には年金を受給していたり、収入があれば高齢者であっても、問題なく家を借りることが可能です。

 

その証拠に、住宅を借りる時の保証人として、年金受給者は認められています。

 

日本の場合、建物価格は下落する仕組みになっており、マイホーム購入は「ローンを借りて、価格が下がるもの(家)を買う」ことになります。

 

アメリカの場合、「住宅は貯金」という考え方があったりします。

 

アメリカ人が家を購入すると、自分でまめにメンテナンスを行い、将来高値で売却できるための努力を続けるケースが多いのです。

 

また、多くのアメリカ人はボランティアに熱心であり、地元コミュニティと密接に関わる傾向にあります。

 

これも、住宅価格を維持するための行動であると話すアメリカ人がいます。

 

ボランティア活動を行うことによって、地元の治安維持や景観整備に一役買うことができます。

 

アメリカにおけるボランティアは、慈善活動であると同時に、自分が住んでいる街の価値を高めることにつながるわけです。

 

最終的には、自分の住んでいる不動産の価格を吊り上げることになるという考え方ですね。

 

アメリカの不動産ローンの特徴として、ノンリコースローンであることがあります。

 

ノンリコースローンを一言で表現すれば、「借り手が債務全額の返済責任を負わないローン」になります。

 

アメリカで住宅ローンを借り、30万米ドル(約3,300万円)の住宅を購入したケースを考えてみます。

 

その後、持ち主が失業などで住宅ローンが返せなくなった場合、不動産価値が下落したとしても、担保になっている家だけを銀行(債権者)に差し出せばよい仕組みが、ノンリコースローンです。

 

これを英語では、「リターン・ザ・キー(Return the key)」と言いますが、「家の鍵だけを銀行に渡して、後は知らない」ということになりますね。

 

不動産価格が上昇していれば、大量の「リターン・ザ・キー」が発生したとしても、銀行は担保物件を売却することで、融資を回収することができます。

 

2008年にアメリカで金融危機が発生した時は、不動産価格が下落し始めた状況で「リターン・ザ・キー」が大量発生してしまったため、大変なことになったわけですね。

 

当時は、多くの銀行が債務超過に陥り、アメリカ政府による天文学的な公的資金が、金融機関に注入されました。

 

アメリカの不動産ローンとは違い、日本ではリコースローンを採用しています。

 

1990年に日本でもバブルが崩壊し、不動産価格が急落しました。

 

ただ、日本の金融機関が提供していた不動産ローンはリコースローンであったため、2008年以降にアメリカで大量発生した「リターン・ザ・キー」現象は、限定的でした。

 

Aさんという人が日本で住宅ローンを借り、3,000万円の住宅を購入した後にローン返済ができなくなった場合を、ノンリコースローンの例として挙げます。

 

繰り返しになりますが、日本の場合、建物価格は時間の経過と共に下がります。

 

Aさんの住宅価値が数年後に2,000万円になり、何らかの理由でローンが返せなくなり、銀行に対して「リターン・ザ・キー」をしても、ローンとの差額である1,000万円(3,000万円 - 2,000万円)は借金として残るわけです。

 

日本の銀行はリコースローンによって、「損をしない」仕組みを構築しているということですね。

 

アメリカの住宅ローンが日本と違うもう一つの点として、自宅の資産価値が向上すると、金融機関から追加ローンを借りられる点があります。

 

アメリカで30万米ドル(約3,300万円)の家を購入し、数年後、40万米ドル(約4,400万円)に価値が上がったケースを考えてみましょう。

 

この住宅を持っている人は銀行に行って、「自宅の価値が10万米ドル(1,100万円)上昇したため、ローンを追加で貸してほしい」と言うことが、アメリカでは可能なのです。

 

アメリカ人は追加ローンを活用して、住宅の価値を更に上げるためにメンテナンスをしたりするわけですね。

 

日本の場合は、住宅を購入した後にメンテナンスを意識する人の数が少ないようです。

 

日本の住宅は、「30年経ったら無価値になる」仕組みになっており、これを変更する取り組みがそろそろ必要なタイミングになっていると思います。

 

一生賃貸派の私が、住宅購入派に変わるくらいの変化を、日本の不動産業界で起こしてもらいたいものですね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「終の棲家」 = 「final abode

 

今回出てきた「終の棲家」の英訳は、「final abode」になります。

 

「終の棲家は要らない」を英語で表現する場合、「I don't need final abode」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「報道バズ」>

  

本日は、ドラマ「報道バズ」を紹介します。

 

 

今回紹介するドラマ「報道バズ」は、記者クラブ制度などの旧態依然として体制に守られている日本のメディアを揶揄しているコメディドラマです。

 

日本には色々なタブーが存在しており、メディアは様々な自主規制を行っています。

 

海外メディアから見ると、日本のメディアは異様に映るようで、今回紹介するドラマ「報道バズ」は「世界から見た日本のメディアの姿」を面白おかしく描いています。

 

ただ、海外メディアも日本同様に問題を抱えています。

 

アメリカのメディアが銃規制や国民健康保険導入に関する番組を放映しない背景には、関係会社からの莫大な広告収入があったりします。

 

これらの理研は、日本におけるメディアとタバコの関係に近いのかもしれません。

 

この辺りのことを理解しながら、今回紹介するドラマ「報道バズ」を鑑賞すれば、新しい発見があると私は思いますね😊。

 

メディアの仕事をしているビジネスパーソンに、今回紹介するドラマ「報道バズ」はお勧めです。

 

報道バズ」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「報道バズ」の読み方は、ニューヨークに暮らす日本人の状況をコミカルに表現しています。

 

私自身、ニューヨークに2年間滞在していましたので、今回紹介するドラマ「報道バズ」に登場する日本人、日本人相手に仕事をしているアメリカの人々の姿には共感を覚えました。

 

海外留学や駐在経験のある人は、今回紹介するドラマ「報道バズ」を鑑賞して、笑えるところがあるでしょう😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,234 "Elderly people can rent housing"

 

Recently, a new way of living called Collective House has also appeared in Japan, and the material introduced today "Multiple Fates Society (Japanese only)" explains as follows.

 

“Collective house was originally born in Sweden in the 1960s and is a housing style for working women.” (Unquote)

 

The collective house was created with the purpose of reducing the anxiety of raising children while working by sharing meal preparation and raising children by sharing chores among residents.

 

Let's function PDCA today!   

 

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