PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,240「丁寧にやり過ぎない」/ "Don't overdo carefully"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,240「丁寧にやり過ぎない」

 

普段生活していると余り感じませんが、日本は異常なくらい丁寧な社会です。

 

電車は時刻通り来るのが普通であり、宅配便は2時間刻みで受取を指定できます。

 

ドストエフスキーは大著「罪と罰」を通じて、「人間はどんな状況にも慣れる」ことを伝えようとしたと言われています。

 

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

 

 

私はフランスでしばらく生活していましたが、時刻通り来ない電車などゆったりとしたフランス社会にすっかり「慣れていた」ものです😊。

 

日本に帰国後、時刻通りに来る電車などについて逆に戸惑ったくらいでした。

 

そのような経験を通じ、ドストエフスキーの言葉の重みについて身を持って感じたものです。

 

今回紹介する「速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術」は、「スピードが質もやる気も連れてくる」をキャッチフレーズにしています。

 

今回紹介する「速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術」で印象深いのは、「丁寧にやり過ぎない」と強調している部分です。

 

ヘアカット専門店QBハウスを「丁寧にやり過ぎない」例として挙げており、10分1,000円(税抜き)でカットに専念し、シャンプーやマッサージなどはやらないことでQBハウスは急成長しました。

 

ビジネスにおける日常業務でも、「ある程度出来たら投げる」方が評価されやすいのは事実でしょう。

 

仕事が遅いとお悩みの方は、今回紹介する「速さは全てを解決する 『ゼロ秒思考』の仕事術」を一度手に取ってみましょう。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. ビジネスにおいても、プライベートにおいて「丁寧にやり過ぎる」人は、休みをあまり取らない傾向にあると感じています。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、私は「人生の夏休み」を色々な人に推奨しています。

 

私の場合、2009年から2年間学生に戻り、フランスを拠点に勉強をしながら、休みの時はヨーロッパの色々なところを回ったものです。

 

私は2000年に社会人になり、約9年間働いた後、「人生の夏休み」に入ったわけです。

 

学生に戻った2009年は、金融危機がピークに達しており、周りからは「2年後に仕事があるかどうか分からない」、「現状維持の方が安全」というコメントがありました。

 

これらの意見はあながち間違っておらず、2011年4月に私がフランスから帰国した時、東京は東日本大震災の混乱の最中でした。

 

帰国後、「プータロー(!)だったMr. PDCAが借りられる家はありません」などと不動産会社のお兄さんに冷たい言葉をかけられ、新宿のカプセルホテルにしばらくの間、滞在していました。

 

また、帰国後、一定期間は仕事が見つからず、トルイストイの「戦争と平和」やドストエフスキーの「罪と罰」などの大著を読みふける日々を過ごしていました。

 

戦争と平和 (まんがで読破)

戦争と平和 (まんがで読破)

 
罪と罰

罪と罰

 

 

ただ、この住所不定無職の状態が、私にとって決して不幸だったわけではありません。

 

「何もやることがない」時間を過ごすことは人生において無駄ではなく、「さて今日は何をしようか」と考える期間は必要だったと今更ながら感じています。

 

会社員の方が転職する場合、前の会社から新しいところに移る際、有給休暇消化期間があります。

 

長い人であれば、2か月程度の有給休暇を消化できる場合もあるでしょう。

 

PDCAカフェで話をしていると、「転職後、有給休暇を消化せずにすぐ新しい会社で働く」という人に会うことがあります。

 

人によって色々な事情はあるのでしょうが、私はできるだけ有給休暇を消化するよう勧めています。

 

私自身、2016年に銀行員を辞めて自営業者になる際、2ヵ月以上の有給休暇を消化しました。

 

あの時のリフレッシュ感覚は未だに残っており、16年間に及ぶ銀行員としての柵(しがらみ)から、解き放たれたことを覚えていますね😊。

 

というわけで、色々なチャレンジを抱えている方は、「しばらくゆっくりする」という選択肢を取ってみてはいかがでしょう。

 

人生100年時代に入り、少しの間くらい働かなくても大丈夫ですよ😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「解決する」 = 「solve

 

今回出てきた「解決する」の英訳は、「solve」になります。

 

「速さは全てを解決する」を英語で表現する場合、「Speed solves everything」とすればよいですね😊。

 

    

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,240 "Don't overdo carefully"

 

The material introduced today “Zero-second thinking (Japanese only)” reiterates that "Speed solves problems" with a catchphrase “Speed brings quality and motivation”.

 

The most striking part of this book is the emphasis on "Don't overdo carefully."

 

QB House, which specializes in haircuts, is cited as an example in this material.

 

The QB House grew rapidly by devoting itself to cutting for 1,000 yen (excluding tax) for 10 minutes and not doing shampoo or massage.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. Even in business, I feel that people who "do too much politely" in their private lives tend not to take much time off.

 

As I introduced in the past PDCA diary, I recommend "summer vacation of life" to everybody😊.

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