【PDCA日記 Vol. 1,256「他人の時間を盗む人」】
過去のPDCA日記で紹介したデービッド・アトキンソン氏は色々な本を出していますが、今回紹介する資料
「日本再生は、生産性向上しかない!」は日本の生産性について提言を行っています。
「日本再生は、生産性向上しかない!」では、デービッド・アトキンソン氏が外資系金融機関での経験を具体的に解説しており、「他人の時間を盗む日本のビジネスマン」部分の以下フレーズが印象的でした。
「私がゴールドマン・サックス時代、因惑したのは、会議がやたらと長いことです。
こちらは今日中に処理したい仕事があり、1分、1秒でも会議の時間を短くしてほしいのですが、世間話から始まってダラダラと二、三時間かかることもザラです。
アメリカ人の上司からも、この会議のためにいくらコストがかかっているのかと指摘されていたので、時間をなるべく短縮したり、少人数にしたりと試みましたが、日本人スタッフにはあまり理解されませんでした。
『日本人は他人の財布は盗らないが、他人の時間を盗む』
日本人の特徴とよく表している言葉だと思います。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 「日本再生は、生産性向上しかない!」を読んで、ミヒャエル・エンデの「モモ」を思い出しました。
「モモ」 は時間泥棒の話ですが、社会に出ると時間泥棒が結構多いことに気づきますね。
時間泥棒にならないため、普段から時間や期日を守ることが重要になりますね。
私はコンサルタントして色々な会社とやり取りしてきましたが、期日ぎりぎりに作業を行うビジネスパーソンがいたりします。
「期日ぎりぎりでも間に合っているからいいではないか」という意見を耳にすることがありますが、取引先からすると期日より少し前に余裕を持って対応してくれるビジネスパーソンの方がありがたいものです。
期日より少し前に対応することで、取引先から「またあの人に頼もう」という話になり、リピーターが増えていくわけですね。
そのためには、普段から早めに仕事を終わらせる癖をつけることが重要になってきます。
よく言われることですが、「仕事に追われるのではなく、仕事を追うこと」がビジネスパーソンにとって大切ということですね😊。
<Mr. PDCAのボンジュール英語「盗む」=「steal」>
今回出てきた「盗む」の英訳は、「steal」になります。
「他人の時間を盗む人」を英語にする場合、「Those who steal the time of others」とすればよいですね😊。
<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」>
本日は、真魚(まお)主演の映画「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」を紹介します。
映画「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」は、製作費わずか250万円で大ヒットとなった「カメラを止めるな!」の続編です。
映画「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」は、当初ハリウッドを舞台に撮影予定が組まれていました。
ただ、直前にスポンサーが不祥事を起こしたため、ハリウッド行きはなくなり、日本国内で撮影することになりました(あくまで映画の中での設定よ😊)。
テレビドラマなどでも、国内で撮影しながら「海外を想定する」シーンは登場するものです。
ただ、今回紹介する映画「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」は、日本のレストランで撮影していることが最初から丸わかりです。
この辺りの矛盾を意識しながらみると、面白い作品かもしれませんね😊。
「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」のメルシー評価【クロワッサン2個:🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』」では、主人公の日暮真央(真魚)がアメリカ人男性のジョー(ド・ランクザン望)と恋人になります。
職場である撮影所で2人はイチャイチャしており、周りの人達は辟易しています。
実際のビジネスの現場では、社内で交際相手がいても公言しないものです。
ただ、国や地域、組織によって状況は違うようです。
アメリカでは、社内恋愛が禁止になっている会社があります。
一方、日本のある会社では、職場内での恋愛を推奨しています。
考え方に違いがあって、面白いですね😊。
【PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,256 "Those who steal the time of others"】
In the material introduced today "Rebuilding Japan Only Improves Productivity! (Japanese only)", Mr. David Atkinson explains his experience at foreign financial institutions in detail, and the following phrases were impressive in the section "Japanese business persons steal the time of others."
"What I was confused about when I was working at Goldman Sachs was the lengthy meetings.
I would like to shorten the meeting time by even 1 minute or 1 second, but it took a few hours to start with a small talk.
My American boss also pointed out that the cost for this conference, so I tried to shorten the time as much as possible.
’The Japanese don't steal another person's wallet, but they steal another person's time.'
I think it is a word that often describes the characteristics of Japanese people." (Unquote)
Let's function PDCA today!
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P.S. When I read "Rebuilding Japan Only Improves Productivity!", I remembered Michael Ende's "Momo".
"Momo" is a story about time thieves, but when you go out into society, you notice that there are quite a lot of time thieves.
It's important to keep time and deadlines on a regular basis so you don't become a time thief.
I have been a consultant and interacted with various companies, but there are business persons who work just in time.
I sometimes hear the opinion that "it's okay because it's just in time for the deadline," but from the perspective of your business partners, they would appreciate a business person who can respond with a margin a little before the deadline.
By responding a little before the deadline, the business partner will ask the task again, and the number of repeaters will increase.
To that end, it is important to get into the habit of getting the job done early.
It's often said that "following work, not chasing work" is important for business persons 😊.