【PDCA日記 Vol. 1,269「古典を読む醍醐味」】
過去のPDCA日記で、「国富論」や「資本論」などの経済学関連の古典を紹介しました。
最近はこれらの古典が漫画でも読めるようになっており、我々は非常に恵まれた時代に生きていると言えるでしょう😊。
今回紹介する資料「20歳の読書論」は「図書館長からのメッセージ」をキャッチフレーズにしており、「古典を読む醍醐味」部分の以下フレーズが印象的でした。
今回紹介する資料「20歳の読書論」冒頭のエッセイ『なぜ古典を読むのか』は、日ごろ古典に親しむひとにも、古典などとはまったく縁遠いひとにもぜひ読んでもらいたいですね😊。
カルヴィーノ独自の、全部で14にのぼる古典の定義が、古典を読むことへの秀逸な誘いになっている。
たとえば2番目の定義、『古典とは、読んでそれが好きになった人にとって、ひとつの豊かさとなる本田(11頁)』。
夢中になって古典を読む経験は、そこから得られる感動や思索などを通じて肥やしになるということである。
長い間読みつがれてきた本には、読者の魂を変える力が秘められている。
その力によって、読者は本を読む前と後では違う人間になる。
『ひとつの豊かさ』とは、古い自分を脱ぎ捨てて、あたらしい自分と出会うという幸福に恵まれることを意味する。
いっとき面白いだけで終わってしまうはやりものとは、そこが大きくちがうところだ。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 私はアマゾンで本を買うことがありますが、アマゾンのレビューはあまり参考にしていません。
参考にしているのは新聞の書評であり、アマゾンのレビューとは違い、新聞の書評は記名式であるところがポイントになります。
ネット上の意見でも、記名か匿名かによって内容への信頼性が大きく異なります。
本以外の商品でもそうですが、実際に使ってみた人の意見を確認することが最も信頼できますね。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「醍醐味」 = 「real pleasure」>
今回出てきた「醍醐味」の英訳は、「real pleasure」になります。
「古典を読む醍醐味」を英語で表現する場合、「The real pleasure of reading classics」とすればよいですね😊。
<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」>
本日は、南沙良主演の映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」を紹介します。
漫画版「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」もあり、こちらも面白かったですね😊。
映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の主人公である大島志乃(南沙良)は、高校1年生です。
志乃は人前で上手く話せない病気を抱えており、高校入学後にクラスで自己紹介する際も、彼女は自分の名前を伝えることができませんでした。
志乃の病名は明らかになっていませんが、人前で話をすることが苦手なビジネスパーソンは結構多かったりします。
人前で上手く話をするコツは単純で、人前で多く話をすることです。
これを聞くと、「何を言っているのだ?」と感じるかもしれません。
アメリカの大統領はスピーチの上手い人が多いですが、生まれつき演説が上手だったわけではありません。
アメリカの場合、大統領になるまで数多くの演説を行い、候補になるとスピーチライターがついてくれます。
スピーチライターがドラフトした内容を大統領や大統領候補は確認し、自分の言葉に修正するのです。
それを何度も人前で話している内に、スピーチが上手くなっていくというわけですね😊。
教育関係の仕事をしているビジネスパーソンに、今回紹介する映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」はお勧めです。
「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で、志乃は原書障害を抱えながらも、普通高校に通っています。
日本の場合、障害を抱えている子供は特別支援学校に通うケースが多いようです。
国や地域によって、健常者と障害を抱えている子供を一緒の学校で勉強させるところもあり、この辺りは教育行政の方針によって変わるみたいです。
【PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,269 "The real pleasure of reading classics"】
The material introduced today "20-year-old reading theory (Japanese only)" is a message from the librarian and the following phrases were impressive in the part "The real pleasure of reading classics".
“Everybody should read the essay “Why Read the Classics?” written by Italo Calvino whether you are familiar with classics or far from familiar with them.
Calvino's own definition of 14 classics in all makes it an excellent invitation to read the classics.
For example, the second definition is 'The Classics is one richness for those who read it and like it (page 11)'.
The experience of immersing yourself in reading a classic is that you can gain fertilization through the excitement and thoughts you get from it.
The classics has been read for a long time has the power to change the soul of the reader.
With that power, the reader becomes a different person before and after reading the classics.
One richness means being blessed with having to take off your old self and meet your new self.
It's a big difference from the thing that just ends up being interesting at once." (Unquote)
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