PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,296「クラウドファンディングは金のなる木ではない」/ "Crowdfunding is not a cash cow"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,296クラウドファンディングは金のなる木ではない」
 

私は最初の仕事が銀行員だったこともあって、色々な企業や個人に融資を行ってきました。

 

私が社会人になった2000年当時は、人工知能が融資のスコアリングをしてくれなかったため、アナログな稟議書を作成し、審査部のチェックを経て融資を実行するというプロセスを踏んでいました。

 

どの金融機関でもそうでしたが、最終的な融資判断は審査部の偉い人の承認を取る必要があり、私も足繁くお偉方のところに通っていたものです。

 

ある銀行の偉い人は、「融資判断は人で決まる」と豪語していました。

 

AI全盛の現在からすると、「なんて時代遅れな」と感じてしまうようなセリフですが、今でも一部当たっている部分があるような気がしています。

 

今回紹介する資料「革命のファンファーレ」は「現代のお金と広告」を解説しており、「クラウドファンディングは金のなる木ではない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「一度、検索してみてほしい。

 

テレビタレントとクラウドファンディングの相性は驚くほど悪いのだ。

 

どうやら、『有名人だから、お金が集まる』というわけでもない。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. クラウドファンディングの似た言葉として、ソーシャルレンディングがあります。

 

ただ、クラウドファンディングソーシャルレンディングは全く別物です。

 

ソーシャルレンディングの場合、投資先が見えないケースが未だにあって、金融庁から処分を受ける業者が増えています。

 

大手金融機関傘下のソーシャルレンディング業者も行政処分を受け、撤退したケースもあります。

 

私が金融業界で長く働いていたこともあってか、PDCAカフェに来る人の中には投資について質問してくる人がいます。

 

私自身が投資をするかどうか決める判断基準は、「身近な人に説明できるシンプルな商品であるか」です。

 

皆様も投資を検討している商品があれば、家族やパートナー等に仕組みを説明してみて、「なるほど」と思ってもらえれば、自分自身も理解していることになります。

 

一方、周りから「分からない」と言われた場合、自分自身もその金融商品の仕組みを理解していないことになります。

 

金融機関で働く人が顧客に金融商品を販売する場合、きちんと理解していることが前提になります。

 

「説明できない」イコール「分かっていない」ことになりますので、金融商品への投資を考えている方は、「周りに説明して理解してもらえるか作戦(?)」を一度試してみてください。

 

なお、クラウドファンディングは購入型であり、金融商品であるソーシャルレンディングとは準拠法なども異なります。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、名作漫画「彼女、お借りします」にはクラウドファンディングが登場します。

 

彼女、お借りします」の主人公である木ノ下和也と水原千鶴は、映画製作に必要な資金をクラウドファンディングで調達しました。

 

 

クラウドファンディングの支援者たちは、資金提供のする代わりに千鶴の私物を購入する形を取っていました。

 

ソーシャルレンディングの場合、利率が予め提示されており、満期になって投資先に問題がなければ元本と利息を受けることができます。

 

私は金融業界出身ですので、ソーシャルレンディングのことも結構調べていたことがあります。

 

投資先としてソーシャルレンディングを検討している人は、Mr. PDCAにセカンド・オピニオン(?)を求めてみると、適切なアドバイスがもらえるかも(?)しれませんよ😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「金のなる木」 = 「cash cow

 

今回出てきた「金のなる木」の英訳は、「cash cow」になります。

 

クラウドファンディングは金のなる木ではない」を英語で表現する場合、「Crowdfunding is not a cash cow」とすればよいですね😊。     

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「電気海月のインシデント」>

  

本日は、映画「電気海月のインシデント」を紹介します。

 

 

映画「電気海月のインシデント」は、福岡市を舞台にしたホワイトハッカーの物語です。

 

主人公の冬吾を演じた境啓汰(サカイケイタ)を含めて、福岡県在住のスタッフで撮影が行われました。

 

この映画はクラウドファンディングで集められた1千万円で製作されましたが、実際にハッカーからヒアリングを行っています。

 

IT企業に勤めている人やシステム関連の業務に携わっているビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「電気海月のインシデント」はお勧めです。

 

電気海月のインシデント」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「電気海月のインシデント」の読み方は、「でんきくらげのインシデント」です。

 

電気海月(でんきくらげ)」がハッカーを意味しているのか、ホワイトハッカーなのかは最後まで分かりませんでした。

 

今回紹介する映画「電気海月のインシデント」の主要人物であるライチを演じた愛佳(まなか)は撮影時、福岡市で活動していました。

 

その後、彼女は活動拠点を東京に移したそうです。

 

東京の演劇に彼女が出る際には、観賞しに行こうと思いました😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,296 "Crowdfunding is not a cash cow"

 

The material introduced today "Revolutionary Fanfare (Japanese only)" explains "Modern Money and Advertising", and the following phrases were impressive in the part "Crowdfunding is not a cash cow".

 

"I want you to search once.

 

The compatibility between TV talent and crowdfunding is surprisingly bad.

 

Apparently, it's not that you're a celebrity, so you can get money." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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