PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,339「値段はあってないようなもの」/ "It seems like there is no price"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,339「値段はあってないようなもの」
 

私は最初の仕事が金融機関であり、マニアックなデリバティブ商品を取り扱っていたこともあって、プライシングと呼ばれる商品の値決め作業も行っていました。

 

最近は、仕組み預金と呼ばれる個人向け預金商品にも、デリバティブが組み込まれています。

 

私の場合、デリバティブが入っている取引を自分自身で行うことはありません。

 

金融機関が、どれだけの手数料を取っているか分からないからです。

 

今回紹介する資料「知識ゼロからの骨董・アンティーク入門」は「見て、触って、使って、楽しむ」をキャッチフレーズにしており、「値段はあってないようなもの」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

骨董・アンティークはほとんどの場合、業者(販売者)が海外や日本の市場で買いつけをし、できるだけ仲介を少なくした状態で成り立っている。

 

仕入れの値段と売る値段を決めるのは、その業者だけなのだ。

 

これでは『値段はあってないようなもの』と思われてもしかたがない。

 

しかし、現実に商売をしていると、『うっすらとした相場』というものが確実に存在する。

 

屋外の蚤の市のような場所で買えば、安いのは当たり前。

 

しかし、その真贋はあくまでも自己責任で判断しなければならない。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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知識ゼロからの骨董・アンティーク入門

知識ゼロからの骨董・アンティーク入門

  • 作者:岩崎 紘昌
  • 発売日: 2020/07/09
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 今回紹介する資料「知識ゼロからの骨董・アンティーク入門」は、「骨董・アンティークの値段はあってないようなもの」と述べましたが、金融商品についても似たことが言えます。

 

株価や外国為替の適正価格は誰にも分らず、買う人が多ければ上がり、売る人が多ければ下がるという理屈しか存在しません。

 

不動産価格も、似たようものであると私は考えています。

 

金利の低い今がお買い得ですよ」という不動産トークに対しては、「あなたが買えばいいのでは?」といつも感じてしまう天邪鬼な私がいるのでした😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「好循環」 = 「virtuous cycle

 

今回出てきた「好循環」の英訳は、「virtuous cycle」になります。

 

「彼は好循環に入った」を英語で表現する場合、「He entered a virtuous cycle」とすればよいですね😊。  

 

知識ゼロからの骨董・アンティーク入門

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  • 作者:岩崎 紘昌
  • 発売日: 2020/07/09
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<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「坂道のアポロン」>

  

本日は、知念侑李主演の映画「坂道のアポロン」を紹介します。

 

 

原作は漫画「坂道のアポロン」で、こちらも面白かったですね😊。

 

 

映画「坂道のアポロン」は、長崎県佐世保市を舞台にしたジャズ青春作品です。

 

1966年の夏、主人公の西見薫(知念侑李)は船乗りの仕事をしている父親の転勤で、神奈川県の横須賀から長崎県佐世保市にある佐世保東高校(架空)に転校します。

 

薫は伯父の家に居候することになりますが、家にあるピアノを弾いていると、伯母と従妹に嫌味を言われる日々を送っており、窮屈な思いをしています。

 

ピアノが趣味の薫は、クラシックしか演奏したことがありませんでしたが、ひょんなことからジャズに出会い、その魅力にのめり込んでいきます。

 

音楽関連の業務に携わっているビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「坂道のアポロン」はお勧めです。

 

坂道のアポロン」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「坂道のアポロン」において、主人公の薫は医師になり、他の登場人物たちも高校生の時に目標にしていた職業についています。

 

高校生の時に思い描いていた将来像と同じ方向に進む人は珍しいような気が私はしており、今回紹介する映画「坂道のアポロン」の登場人物たちは稀なケースかもしれませんね。

 

職業については、その場その場の出会いや運が大きな影響を与えています。

 

私がビジネススクールの授業で学んだことの一つに、「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」があります。

 

計画的偶発性理論は、スタンフォード大学のクランボルツ博士が提唱した理論です。

 

クランボルツ博士が、アメリカの起業家など成功者の多くが現在のキャリアや地位に至るまでの過程語ったインタビューの中で、「偶然」「たまたま」「ひょんなことから」といった表現を多用していることに気づいたことから提唱した理論です。

 

そう言えば、私も2011年にプロジェクト管理の仕事を始めたのは、「偶然」「たまたま」「ひょんなことから」だったように記憶しています。

 

私の場合、2000年に働き出してから、基本的に営業畑を歩いていました。

 

ただ、2011年に前職が当局から処分を受け、「営業経験者が企画部門にいないのはおかしい」という指摘があり、「誰かいないのか?」と経営側が候補者を探した結果、引き受け手がいなかったのか、私がプロジェクト管理の仕事をすることになったのです。

 

当時、私を推薦してくれた役員に理由を聞くと、「お前は時間に遅れたことがないからだ」とのことでした。

 

結果的に、私はその後もプロジェクト管理の仕事を続けることになるのですが、きっかけは「時間を守っていたから」なのでした。

 

人によって運をよくする方法は違うと思いますが、私の場合は「時間を守ること」と「健康であること」ですね😊。

 

計画的偶発性理論に興味がある方は、「その幸運は偶然ではないんです!」と「会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術」を手に取ってみるとよいでしょう。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,339 "It seems like there is no price"

 

The material introduced today "Introduction to antiques from zero knowledge (Japanese only)" has a catchphrase "Look, touch, use, and enjoy", and the phrases below were impressive in the part "It seems like there is no price".

 

"In most cases, antiques are bought by the vendors (sellers) from overseas and Japanese markets, so the mediation is minimized.

 

Only the vendor decides the purchase price and the selling price.

 

With this, we can think that 'there is no price'.

 

However, when you are actually doing business, there is definitely a 'light market'.

 

If you buy it in an outdoor flea market, it's cheap to buy.

 

However, the authenticity must be judged at your own risk." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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