PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,382「自分で決めることを自分で決める」/ "Determine what you decide by yourself"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,382「自分で決めることを自分で決める」】
 

私が2016年に自営を始めて良かったことの一つに、「他人のせいにしなくなった」ことがあります。

 

自分でビジネスを行っているため、結果は全て自分に責任があります(当たり前のことだけれど :-)。

 

人間は知らず知らずのうちに、他人のせいにしているものです。

 

「他人のせいにせずに生きていきたい」と考えている人にとって、自営は中々良い選択肢であると思います。

 

今回紹介する資料「幸福の哲学」は「アドラー×古代ギリシアの智恵」を解説しており、「自分で決めることを自分で決める」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「自分にしか決めることのできないことを他者に委ねようとする人がいる。

 

そのような人は、自分が選択したことが後になってうまくいかなくなった時に、その責任を他者に転嫁したいのである。

 

親から嫌われたくない人がいる。

 

私には驚くべきことだが、親を悲しませたくないので、自分が好きな人との結婚を諦めることさえもある。

 

親の勧めを断れないのは、親を大切にしているからではない。

 

そのような人は、もしも今後、何かがうまくいかなかった時、そのことの責任を親に転嫁したいでだけである。

 

だが、親に責任を転嫁したいと思っても、実際には転嫁することはできない。

 

なぜなら、子どもが親の決定に従ったとすれば、それは自分が決定したのと同じだからである。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 会社組織の中で上司との関係に悩んでいる方は、今回紹介する資料「幸福の哲学」を読んでみるとよいでしょう。

 

本書の「理不尽な叱責をする上司を恐れるな」部分は、会社員の方に必見であると感じました。

 

「なぜ上司が部下を叱りつけるかといえば、仕事では自分が無能であることを知っているので、そのことを部下に見抜かれないように、部下を叱りつけるのである。

 

部下が落ち込めば優越感を持てる。

 

勇敢な部下は上司に刃向かってくる。

 

そのような部下を屈服させると、いよいよ優越感を持てる。

 

部下を叱りつけることで感じる優越感は劣等感の裏返しである。

 

本当に有能な上司はこのような屈折した優越感を持とうとは思わないし、部下を理不尽に叱りつけることもない。

 

教育の場面やスポーツの指導の場面でも見られることだが、教育する立場にある人は、教わる立場の人よりも力があるほうがたしかに望ましいだろう。

 

といって、必ずそうでなければならないわけでもない。

 

スポーツの場合、現役を退いたコーチが現役の選手と同じ力を維持するのは難しいだろう。

 

しかし、自らはもはや満塁ホームランを打てなくても、後進を指導することはできる。

 

さらにいえば、弟子が自分を超えないようでは教育者としては力がない。

 

自分の教育方法が適切であれば、弟子は必ず師を超えるはずである。」(引用終わり)

 

私が知る限り、ブラック企業というものが存在しているのは日本だけです。

 

ブラック企業が存在している背景には、理不尽な労働環境に耐えている人がいることがあります。

 

人それぞれ事情はありますが、余りにもおかしなことが起こっている場合は、「逃げる」という選択肢があることを知っておくことが重要になります。

 

日本には、「逃げるが勝ち」という諺があります。 

 

私も金融業界を逃げ出しましたが、結果的には非常に正しい判断だったと思います。

 

重要なことは、健康であることですね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「転嫁する」 = 「transfer

 

今回出てきた「転嫁する」の英訳は、「transfer」になります。

 

「他人に責任を転嫁する」を英語で表現する場合、「Transfer responsibility to others」とすればよいですね :-)。 

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,382 "Determine what you decide by yourself"】

 

The material to be introduced today "Philosophy of Happiness (Japanese only)" explains "Adler x Wisdom of Ancient Greece", and the following phrases were impressive in the part "Determine what you decide by yourself".

 

"Some people want to let others do things that they can only decide.

 

Such a person would like to pass on their responsibilities to others when their choice later fails.

 

Some people don't want their parents to dislike it.

 

Surprising to me, they don't want to grieve their parents, so they even give up getting married to someone they like.

 

They can't refuse their parents' advice not because they care about their parents.

 

Such a person only wants to pass on their responsibility to their parents if something goes wrong in the future.

 

However, even if they want to transfer responsibility to their parents, they cannot actually transfer to their parents.

 

Because even if the child followed the parent's decision, it was the same as his or her own decision." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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