PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,403「言葉を尽くさなければ理解は得られない」/ "Others can't understand unless you use all your words"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,403「言葉を尽くさなければ理解は得られない」】
 

私は自営を始めてから色々な企業に入ってきましたが、経営理念が浸透している組織では、経営側がスタッフとよく話をしている印象がありました。

 

上司と部下が週次(又は月次)で1対1で話をする「1on1」を行う会社が増えていますが、「1on1は苦手」というマネージャーのコメントを耳にすることがあります。

 

 

最近は1on1に関する書籍が増えていますので、過去のPDCA日記で紹介した「ヤフーの1on1」「1on1マネジメント」に目を通してみるとよいでしょう :-)。

 

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

  • 作者:本間 浩輔
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
1on1マネジメント

1on1マネジメント

  • 作者:松丘 啓司
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

今回紹介する資料「日本のしくじり史」は、「面白く読めてビジネスにも効く」をキャッチフレーズにしており、「名声を地に落とした最後の将軍」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

慶喜は、とても優秀でした。

 

『家康の再来』とまで謳(うた)われ、人を惹きつけるカリスマ性まで備えていました。

 

しかし、部下を置いて大阪城から逃亡するというただ一つの判断によって、彼の名声は地に落ちます。

 

後世の我々から見れば、慶喜大阪城を逃れ朝廷に恭順したことで日本は泥沼の内戦を回避し、英仏の干渉を避けられたと評価することもできますが、彼に付き従った武士からすれば、彼の行為は裏切り行為以外の何ものでもない。

 

幻滅せざるを得なかったと思います。

 

大政奉還までは、朝廷や薩長を相手に互角に立ち回っていた、最後の将軍。

 

しかしたった一つの判断ミスから、坂道を転げ落ちるように幕府を滅亡に導いてしまいました。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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面白く読めてビジネスにも効く 日本のしくじり史

面白く読めてビジネスにも効く 日本のしくじり史

  • 作者:大中 尚一
  • 発売日: 2020/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 上司からすると、「説明しなくても部下は分かってくれるだろう」と考えがちです。

 

しかしながら、部下の多くは「どうして説明してくれないのだろう?」と思いながら上司を見ているものです。

 

このギャップから考えると、「ちょっと丁寧すぎるかな」と感じるくらい上司は部下に説明をした方がよいことになります。

 

今回紹介した資料「日本のしくじり史」が述べている「言葉を尽くさなければ理解は得られない」ということは、幕末だけではなく、現在のビジネスシーンにも通じるということですね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「言葉を尽くす」=「use all one's words」>

  

今回出てきた「言葉を尽くす」を英語にすると、「use all one's words」になります。

 

「言葉を尽くさなければ理解は得られない」を英語にする場合、「Others can't understand unless you use all your words」とすればよいですね :-)。

 

面白く読めてビジネスにも効く 日本のしくじり史

面白く読めてビジネスにも効く 日本のしくじり史

  • 作者:大中 尚一
  • 発売日: 2020/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,403 "Others can't understand unless you use all your words"】

 

In the material introduced today "History of Japanese Failures" has a catchphrase "It is interesting to read and is effective for business", and the following phrases were impressive in the part "The last Shogun who lost fame to the ground".

 

"Yoshinobu Tokugawa, the last Shogun in the Edo era, was very capable.

 

He was even said as 'Ieyasu's return' and had a charisma that attracted people.

 

However, his fame falls to the ground with the only decision to leave his subordinates and escape from Osaka Castle." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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