今回紹介する資料「アドラー 性格を変える心理学」は、「『私は性格で損をしている』と思い込んでいないか?」という質問を投げかけている本で、「ゲッターになってはいけない」部分の以下のフレーズが印象的でした。
「虚栄心のある人は、アドラーの言葉を使うと『期待する人』、それから、『取る人』となります。
英語で言えば、ゲッター(getter)です。
ギブする(与える)のではなくゲットする人。
他の人が自分に何をしてくれるかに関心がある人、それが虚栄心が強い人だとアドラーは説明します。
誰もが、多かれ少なかれ虚栄心があるという話をしましたが、人からどう思われようと、他者の自分についての評価に自分を合わせないこと、ありのままに自分を受け入れることを、まず心がけないといけません。
他の人の評価にとらわれてしまって、人からよく思われようとか、人の期待にこたえようという生き方はやめようというのが、アドラーの提案です。
そしてそこに留まらず、自分がどう変わればいいのかについて、はっきりと打ち出しているのです。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. ある大企業で働いている方から、「仕事がつまらない」という相談を受けたことを思い出しました。
この人は、「親が喜ぶから」という理由で大企業に入ったそうですが、結果的に今の仕事に情熱を持つことができなかったそうです。
親が喜ぶかどうかではなく、「自分がどうしたいか」を追い求める方が、最終的に楽しい仕事につながるような気が私はしていますね😊。
尚、私もそうでしたが、人間は最初の仕事を「他人からどう思われるか」という観点から選びがちです。
親から褒められたい、友人から「すごいね」と言われたいがために、有名企業を最初の職場に選んでしまいがちなわけです。
ただ、有名企業ほど巨大な官僚システムで組織運営されている可能性が高く、実際に入ってみると、「何だこれは?」と疑問を感じるケースが多くなっています。
そんな場合、「石の上にも3年」などという精神論を振りかざす人の意見を聞くことも一つですが、さっさと違う場所に行ったり、自分でビジネスを始めてしまうという方法もあります。
人生で一番無駄なことは、「やりたくない作業をいやいややる」ことであると私は考えています。
私自身、2016年に自営を始めた時、周りからは「安定した職業である銀行員を辞めるなんてもったいない」と言われたものです。
しかしながら、私は自営を始めてから幸せな日々を送っており、銀行を退職したことを全く後悔していません。
誰でも世間体や見栄を意識しますし、周りからどう思われているかを完全に無視することはチャレンジングですが、今はインターネットがあるため、自分の得意なことややりたいことを仕事にすることが可能な時代になっています。
このPDCA日記でも繰り返し述べていますが、「とりあえずやってみる」という行動力と「こうするとどうだろう」という好奇心があれば、何とかなるというわけですね😊。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「虚栄心」 = 「vanity」>
今回出てきた「虚栄心」の英訳は、「vanity」になります。
「誰もが、多かれ少なかれ虚栄心がある」を英語で表現する場合、「Everyone has more or less vanity」とすればよいですね😊。
The material introduced today "Adler's Personality-Changing Psychology (Japanese only)" is a book that asks the question, "Don't you think you are losing due to your personality?" and the following phrases were impressive.
"A vanity person is, in Adler's words, an expecter and then a taker.
In English, it's a getter.
A person who gets rather than gives.
Adler explains that someone who is interested in what others do to him is a vanity person.
Everyone has said that they are more or less vanity, but no matter what they think, they are first reluctant to adapt themselves to others' evaluations of themselves and to accept themselves as they are. I can't.
Adler's suggestion is to stop being caught up in the evaluations of other people and trying to live up to the expectations of others.
And he doesn't stop there, he clearly sets out how he should change." (Unquote)
Let's function PDCA today!
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