私は自営を始めてから色々な企業にコンサルタントとして入りましたが、メールやメッセンジャーの言葉の使い方について、会社によってそれぞれ違いがあって興味深かったです。
ある企業では、メールやメッセンジャーで上司や偉い人に連絡した場合、電話か対面で口頭報告する文化がありました。
別の組織では、メールやメッセンジャーで「これは喧嘩をしているのか?」と思われるような激しいやり取りが行われていました。
ただ、この企業では別に喧嘩をしているわけではなく、激しい議論をする文化だったそうで、業態や業種によって色々な特徴がありました。
日本で最も有名なビジネスパーソンとして、ソフトバンク・グループ(以下、SBG)の孫正義社長があげられます。
海外企業に対する積極的な投資で話題になることが多いSBGですが、取締役会などの社内会議が特徴的で、参加者同士が怒鳴り合いになることも多いそうです。
海外からきた訪問者がSBGの取締役会を見て、驚くくらい議論が白熱しているらしく、記事になっていることもありますので、読んだことがある方もいるのではないでしょうか。
SBGの取締役会では、実務に詳しい社員を呼び寄せて協議し、原則その場で判断することによって、判断のスピードを高めているようです。
私自身、「会議や打ち合わせは議論の場にすべき」という考え方の持ち主です。
企業によっては、何のためにやっているのか分からないミーティングが結構あったりします。
社内の報告用ミーティングであるにも関わらず、資料作成に膨大に時間を使い、大勢が参加して、結果的にやっていることは「資料を読んでいるだけ」という会議が横行していたりします。
また、大企業にありがちなのですが、経営会議や経営委員会などの幹部出席会合において、提出する資料を事前に出席者に説明をするという習慣を採用している会社が結構あります。
メガバンクや総合商社などで横行しているようですが、事前に出席者に資料の説明をしておくことで、ミーティングで激論が発生することを避けようとしているようです。
これは合理的なように見えて、実は合理的ではなかったりします。
参加者に事前に資料を見せて、「こういう方向で行きますので、宜しくお願いします」と伝えておき、穏便にミーティングを済ませようとしているからです。
先程も申し上げた通り、会議や打ち合わせは議論の場であるべきです。
参加者に対して、事前に資料を共有しておくのはよいと思いますが、内容について納得しておいてもらうプロセスを入れるのは、結果的に生産性を落とすことにつながるような気が私はしています。
ただ、この点については色々と意見があると思いますので、どうぞお気軽にコメントをしてください😊。
今回資料する資料「大人の「モノの言い方」ノート」は、「見るだけで語彙力アップ!」をキャッチフレーズにしており、「頭ごなしの『否定的な表現』は使わない」部分の以下フレーズが印象的でした。
「相手の気持ちを一方的に拒否するような『~はできません』『~はダメですね』といった表現は避けます。
たとえ相手の勘違いであっても、まず『そうですね。ただ~』などと受け止めてから、自分の意見を言います。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 日本の場合、「~して頂ければ幸いです」とか「~して頂ければありがたいです」などの便利な表現があります。
英語でも似たような表現として、「It would be appreciated that~」があります。
これを使うことで、英語でも「して頂ければ幸いです」というソフトな表現になりますね😊。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「頭ごなしの」 = 「completely」>
今回出てきた「頭ごなしの」を英語にする場合、「completely」になります。
「頭ごなしの否定表現は使わない」を英語にすると、「Don't use negative expressions completely」となりますね😊。
I worked in various companies as a consultant since I started self-employed, and it was interesting because there were differences in the use of email and messenger wordings.
Some companies have a culture of verbal reporting over the phone or face to face with bosses and senior people via email or messenger.
In another organization, there were intense interactions in emails and messengers.
The material introduced today "How to express things politely (Japanese only)" has a catchphrase that "Look up your vocabulary just by reading this book" and the following phrases were impressive in the part "Don't use negative expressions completely".
"We don't want to say 'I can't do it' or 'I don't do it'.
Even if the other party misunderstands, you had btter say firs that 'Yes, but' and express your opinion". (Unquote)
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