PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,750「人は変えられることに抵抗する」/ "People resist being changed"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,750「人は変えられることに抵抗する

 

世の中には、「ターンアラウンド・マネージャー」と呼ばれる仕事があります。

 

ターンアラウンド・マネージャーは、「プロ経営者」や「再建請負人」とも言われます。

 

ターンアラウンド・マネージャーはプロ経営者が最も多いアメリカが本場ですが、日本でもプロ経営者が年々増えているような気がします。

 

日本の伝統的な組織にいきなりターンアラウンド・マネージャーが入ってくると、社内はドラスティックな変化を恐れるかもしれません。

 

ただ、バランス感覚のあるターンアラウンド・マネージャーであれば、ゆっくりと変化を起こし、3年から4年で改革の総仕上げを目指すケースが多いようです。

 

今回紹介する資料「やさしくわかる学習する組織」は、「複雑に思われる学習する組織を、はじめて学ぶ人にも分かりやすく伝える」をキャッチフレーズにしており、「なぜ、人は変化に抵抗するのか?」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「人は変化に抵抗するのではなく、変えられることに抵抗する傾向が強くあります。

 

変化を強い力で押し進めようとすればするほど、抵抗の力はより大きくなります。

 

一方で、自ら状況を理解し、その選択肢を明確にした上で、どのような行動を選択するかを決めるプロセスにかかわった人たちは、変化に抵抗するのではなく、建設的に進めようとする傾向があります。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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マンガでやさしくわかる学習する組織

マンガでやさしくわかる学習する組織

 

 

P.S. 今回紹介した資料「やさしくわかる学習する組織」が説明している通り、ターンアラウンド・マネージャーがチャレンジに直面した企業に入った場合、上から「変えろ」と指示するのではなく、ボトムアップで意見を聞くことが合理的と言われています。

 

人は自分の意見に耳を傾けてくれる相手に好意を持つようにできており、まずは聞くことがターンアラウンド・マネージャーの仕事になります。

 

今回紹介する資料「やさしくわかる学習する組織が唱えている通り、「自ら状況を理解し、その選択肢を明確にした上で、どのような行動を選択するかを決めるプロセス」にできるだけ多くのスタッフに入ってもらうことで、ターンアラウンド・マネージャーは社内で仲間を増やしていくことができます。

 

本当の意味で改革を始めるタイミングは、ターンアラウンド・マネージャーの仲間が社内で半分以上になったころが良いと言われています。

 

この辺りは目利きが必要になり、職人芸と言えるテクニックになりますね😊

  

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「抵抗する」 = 「resist」>

 

今回出てきた「抵抗する」の英訳は、「resist」になります。

 

「人は変えられることに抵抗する」を英語にする場合、「People resist being changed」とすればよいですね😊。

 

マンガでやさしくわかる学習する組織

マンガでやさしくわかる学習する組織

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,750 "People resist being changed"
 

There is a job called "turnaround manager" in the business world.

 

Turnaround managers are also referred to as "professional managers", but I feel that the number of people doing this task is increasing year by year in Japan.

 

When a turnaround manager comes in, the company may be afraid of drastic changes.

 

However, if he or she is a turnaround manager with a sense of balance, it's likely that he or she will make slow changes and aim for a 3- or 4-year turnaround.

 

The material introduced today "Introduction to learning that is easy to understand (Japanese only)" explains "Why people resist change?" and the following phrases were impressive.

 

"People are more likely to resist being changed, rather than resist change.

 

The stronger you try to push change, the stronger the resistance.

 

On the other hand, those who were involved in the process of deciding what action to take after understanding the situation themselves and clarifying their options were trying to be constructive rather than resisting change." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. As explained in the material introduced today "Introduction to learning that is easy to understand", when a turnaround manager enters a company facing a challenge, he or she does not instruct "change" from the top down approach, but pays attention to a bottom-up opinion.

 

Human beings are designed to like someone who listens to them well, and it's the turnaround manager's job to listen first.

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