PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,775「手の込んだ詐欺」/ "Elaborate Fraud"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,775「手の込んだ詐欺」】
 

何年か前に私の実家に振り込め詐欺の電話がありました。

 

私のふりをして、詐欺犯人は連絡をしていたらしく、私の家族はすっかりだまされていたようです。

 

私のふりをした犯人は、まず「おたふく風邪にかかった」と連絡し、声の違いをごまかしたようでした。

 

その後、「少しよくなった」と安心させるという手の込んだ詐欺手法を使っていました。

 

幸いなことに、家族がお金を取られる前に、私と連絡を取って詐欺だと気づいて助かりましたが、非常に考えられた巧妙な仕組みであると感じました。

 

詐欺犯人はそこまで巧妙にやるのであれば、合法的なビジネスでもある程度成功すると思うのですが、そう感じるのは私が恵まれているからでしょうか。

 

何にせよ高齢の家族がいる人は、今回紹介する資料「マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル」を読んでおくことをお勧めします。

 

「絶対にだまされない」と言っていた私の家族が詐欺にかかりそうになったため、私自身も注意しなければいけないと感じたものです。

 

新興宗教振り込め詐欺に騙される人の話を聞くと、「どうして気付かなかったのか?」と感じる人が多いと思います。

 

しかしながら、私の家族が詐欺にあっさりと騙されたように、「自分は騙されない」と思うことが一番危険なのだと思います。

 

国や会社、メディアの情報も一種の洗脳と考えられるため、「自分は騙されているかもしれない」という前提で生活をしていくことが無難なのかもしれませんね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca 

 

マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル
 

 

P.S. 詐欺集団から電話がかかってきて、「子どものふりをした特殊詐欺かもしれない」と感じた場合、本当の子どもしか知らない情報を確認することが一つの対応策になります。

 

一番分かりやすいのは、「母親(父親)の旧姓」でしょう。

 

私がアメリカに住んでいた頃、銀行や証券会社との取引で本人確認を行う際にも、「母親(父親)の旧姓」を登録する必要がありました。

 

「母親(父親)の旧姓」は本人しか知らない典型的な情報であり、特殊詐欺の犯人は答えられないことが殆どです。

 

ただ、自分の子どものふりをした犯人から連絡があった場合、親は冷静な判断力を失っているため、「母親(父親)の旧姓」を本人確認のために聞くという対応が難しくなります。

 

このような場合は、とにかく周りに相談することが先決です。

 

特殊詐欺の犯人は、「電話番号が変わった」と言って本当の子どもと話をさせないように仕向けてきます。

 

また、特殊詐欺の犯人は、「メールアドレスも変わった」というおかしなことを言いだします。

 

通常の判断力があれば、この時点で「おかしい」と気づきそうなものです。

 

ただ、「シニア六法」という本が述べている通り、「ジェットコースターのように心理を揺さぶられると、正常な判断力が働きにくい」ようです。

 

私の実家にかかってきた特殊詐欺については、「詐欺である」と分かって良かったのですが、その後、警察に連絡をすると、「犯人を捕まえたいので協力してほしい」という依頼があったそうです。

 

私の親は消耗していたため、警察からの依頼を断ったそうですが、余裕がある方は可能な限り協力する方がよいでしょう。

 

これだけ特殊詐欺のニュースが流れているにもかかわらず、数百万円から時には1,000万円を超える被害が相次いでいるようです。

 

特殊被害の可能性がある場合、周りに相談できる人がいなくても、警察にはすぐに連絡できます。

 

ビジネスでもそうですが、「相談する」というオプションを常に持っておくことが肝要になりますね。

 

シニア六法

シニア六法

  • 作者:住田 裕子
  • 発売日: 2020/08/28
  • メディア: 単行本
 

  

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「手の込んだ」=「elaborate」>

 

今回出てきた「手の込んだ」の英訳は、「elaborate」になります。

 

「手の込んだ詐欺」を英語にする場合、「Elaborate fraud」とすればよいですね😊。

 

マンガでわかる! 高齢者詐欺対策マニュアル
 
 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,775 "Elaborate Fraud"】

 

A few years ago there was a fraud call to my parents' house.

 

The scammers pretended to be me and they contacted my family.

 

Before my family was stolen the money, I could talk to them and they realized that it was a scam.

 

However, I felt it was a very elaborate mechanism.

 

Whatever the case, if you have an elderly family member, I recommend that you read the material introduced today "Elderly Fraud Countermeasure Manual (Japanese only)".

 

I felt that I had to be careful because my family, who used to be saying that "I will never be fooled", but in fact, they were about to be scammed.

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca 

 

P.S. When you hear stories of people who are deceived by new religions and wire fraud, many people may wonder, "Why didn't you notice it?"

 

However, I think the most dangerous thing is to think "I can't be fooled", just as my family was easily fooled by scam.

 

Information on the country, company, and media is also considered to be a kind of brainwashing, so it may be safe to live on the premise that you may have been deceived 😊.

プライバシーポリシー・お問い合わせ