【PDCA日記 Vol. 1,783「うなづくことがテレワークでは重要」】
今回紹介する資料「ゼロからわかる 知らないと損する 行動経済学」は、「読むだけでお金が増える」をキャッチフレーズにしており、「リモートワークで使える行動経済学」部分の以下のフレーズが印象的でした。
「ビジネス環境の変化に伴い増えてきた、リモートワークで活用できる行動経済学の知見を紹介したいと思います。「うなづくことがテレワークでは重要」】
過去のPDCA日記でも紹介しましたが、できる営業担当者は「メラビアンの法則」を意識しながら顧客対応に当たっています。
メラビアンの法則は、「7:38:55のルール」とも呼ばれている好意や反感などのコミュニケーション実験です。
人間が話をする際、言語情報(話の内容)は7%、聴覚情報(口調)が38%、視覚情報(見た目)55%の割合で、好意や反感を抱くことがメラビアンの法則で分かっています。
つまり、プレゼンをしている場合に聴衆は、話の内容から受ける印象は7%だけということになりますね。
プレゼンを聞いている側からすると、話し手の雰囲気やアイコンタクト、見た目から受ける印象が9割以上ということになります。
アナウンサーが服装やメイクにこだわっていることには合理性があり、「人は見た目が9割」という本のタイトルはメラビアンの法則からしても、正しいということになりますね :-)。
このページではリモート好印象のつくり方を紹介します。
人は聴いているから大丈夫と、聞く姿勢を気にしないことがあります
むしろ本当に聞いているかいないかよりも、『聞いているという姿勢』を見せるほうがはるかに大切です。
聞いていますというメッセージとしてうなずきましょう。
しっかり反応すると、相手には好意として伝わります。
好意は信頼関係に結びつくので、経済的にも大きな利益につながることを期待できます。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. アメリカの大統領選挙は、プレゼンテーションの勉強になります。
民主党、共和党両方の大統領候補にはスタイリストがついており、話す内容や聴衆のバックグラウンドなどに応じて、服やネクタイの色を変化させています。
アメリカの場合、国旗の色に合わせて白シャツ、紺スーツ、赤ネクタイの装いで登場する大統領候補が多い印象です(男性の場合)。
2016年にトランプ大統領が大統領選挙で勝利した際の写真を見ると、トランプ大統領は赤のネクタイ、ペンス副大統領は青のネクタイ、息子のバロン君は白のネクタイをしています(深夜の演説だったせいか、バロン君は非常に眠そうでした :-)。
3人のネクタイの色はアメリカの国旗である星条旗の赤、青、白を意識しており、スタイリストやアドバイザーがテレビ映りを意識した上で、ネクタイの色を選んでいると思われます👔。
また、2016年の大統領選挙で敗北したヒラリー・クリントン元国務長官は、敗北演説で紫色の服を着ていました(夫のビル・クリントン元大統領も紫色のネクタイをしていますね)。
アメリカの共和党のシンボルカラーは赤であり、民主党は青になっています。
「アメリカの分断選挙」とも呼ばれた2016年のアメリカ大統領選挙でしたが、敗北したクリントン元国務長官は赤と青を混ぜるとできる紫色の服を着ることによって、共和党と民主党の融和を印象付けようとしたのだと思います。
この辺りを細かく見ると、アメリカがプレゼンテーション社会であることを認識できますね。
アメリカの大学に通ったことがある方はご存じだと思いますが、スピーチの授業が教養課程で設けられています。
学生は単位を取得するため、授業中に複数回スピーチをする必要があり、評価項目の中に「服装(attire)」が含まれています。
プレゼンテーション内容にふさわしい服装であるかどうかを教員が確認し、点数を付けるわけですが、スーツ姿が無難であると言われています。
私自身、アメリカの大学に通っていましたが、「アメリカは結構保守的なところがあるものだ」と感じていたものです :-)。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「うなづく」 = 「nod」>
今回出てきた「うなづく」の英訳は、「nod」になります。
「うなづくことがテレワークでは重要」を英語で表現する場合、「Nodding is important in working from home」とすればよいですね :-)。
The material introduced today "Behavioral economics that you can understand from scratch and lose if you don't know (Japanese only)" has the catchphrase "You can increase your money just by reading", and the following phrases in the part "Behavioral economics that can be used in working from home" were impressive.
"I would like to introduce the knowledge of behavioral economics that can be utilized in working from home, which has increased with changes in the business environment.
This page introduces how to make an impression.
People may not care about their listening attitude, saying that they are listening.
Rather than really listening or not, it is much more important to show a listening attitude.
Nod as a message that you are listening.
If you react firmly, it will be transmitted as a favor to the other party.
Favor leads to a relationship of trust, so you can expect great financial benefits." (Unquote)
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