PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,888「天皇はなぜ紙幣に描かれないのか」/ "Why isn't the Emperor depicted on banknotes?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,888「天皇はなぜ紙幣に描かれないのか

 

私はアメリカ、フランス、インドで生活をしたことがあります。

 

海外生活には色々な利点があり、一番言われることは現地の言葉を使うことでしょう。

 

ただ、私は海外生活の一番良い点は、現地の通貨を使ってその土地の物価を肌で感じられることだと考えています。

 

2023年までインドに住んでいましたが、毎月のようにアイスクリームの価格が値上がりして、激しいインフレを目の当たりにしました。

 

インドに行った人はお分かりだと思いますが、全ての通貨にガンジーが描かれています。

 

インドにおけるガンジーへの尊敬の高さが分かりますが、外国人からすると100ルピーでも200ルピーでもガンジーであるため、分かりにくかったりします(券種の色は違います)。

 

日本でも今年、新紙幣の流通が始まりましたが、キャッシュレス派の私はまだ渋沢栄一の1万円札を触ったことがありません。

 

米ドルには元大統領が描かれていることが多く、どの国でも歴史上の人物が登場していますね。

 

例外はユーロで、複数の国・地域で利用されるせいか、ユーロ紙幣には人物が描かれていません。

 

紙幣に人物が描かれている背景には、偽造を見分けやすいことがあります。

 

ユーロのように紙幣上に描かれているのが建物の場合、偽造されていても分かりにくいのです。

 

人物が描かれている紙幣であれば、「顔がいつもと違うぞ」と偽造を見分けやすいわけですね。

 

最近は海外に行っても現金を使わないケースが増えていますが、紙幣上の人物を研究するのは興味深いものです。

 

今回紹介する資料「天皇はなぜ紙幣に描かれないのか」は「教科書が教えてくれない日本史の謎」をキャッチフレーズにしており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「不思議なのは、紙幣の肖像画に、天皇そのものが選ばれたことがないことである。

 

紙幣の肖像の作画に携わったキヨッソーネ(1833~1898:イタリアの版画家、画家、明治時代に来日したお雇い外国人)も、明治天皇の肖像を用いることを希望したようだが、現天皇の肖像を用いることに対する抵抗が大きかったとされている。

 

なぜ、紙幣に天皇が描かれることがなかったのだろうか。

 

それは、貨幣のもつ、ある特性がかかわっているのではないだろうか。

 

穢(けが)れという特性である。

 

貨幣は、人の手から人の手へと渡っていくものである。

 

その過程で、穢れたものになっていくというのが、貨幣の宿命なのである。

 

一方で天皇は、穢れを遠ざけるべき存在と考えられていた。

 

天皇を穢れから遠ざけるために、さまざまな祭祀が行われてきたことは、古来多くの記録にとどめられている。

 

紙幣に天皇の肖像を描くことは、天皇と穢れを結びつけることになるから、これにはかなりの精神的抵抗が存在したのではないだろうか。

 

天皇の肖像が紙幣に採用されなかったのは、そうした天皇や貨幣に対する人びとの認識の歴史が、その背景に存在したからと考えざるを得ない。」(引用終わり)

ーーー

 

インドの服屋に行くと、「399ルピー」等の「9」で終わる価格になっていることが多かったりします。

 

日本の服とは色や形が違ったものがインドの服屋には置いてあり、私は週末によく行っていました。

 

399ルピーの服をレジに持って行って、400ルピーを払うと店員の人は服だけを渡してお釣りを出そうとしません。

 

「1ルピーお釣りをお願いします」と伝えたところ、「ああ、1ルピーね」という感じでお釣りを渡してくれたのでした。

 

後でインド人にこの話をしたところ、「1ルピーのお釣りは出さないのが当たり前と考えているお店が結構ある」とのことでした。

 

日本の場合、399円の買い物をした場合、400円を出せば1円のお釣りが出てきますが、これが世界中の常識では限らないということですね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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< 本日のボンジュール英語「描く」 = 「depict

 

今回出てきた「描く」の英訳は、「depict」になります。

 

天皇はなぜ紙幣に描かれないのか」を英語で表現する場合、「Why isn't the Emperor depicted on banknotes?」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,888 "Why isn't the Emperor depicted on banknotes?"
 

The document I'm introducing this time, "Why isn't the emperor depicted on banknotes?", has the catchphrase "Mysteries of Japanese history that textbooks don't teach you," and the following phrases were particularly memorable:

 

"What's strange is that the emperor himself has never been chosen to appear on a banknote.

 

Chiossone (1833-1898: Italian printmaker, painter, and foreign employee who came to Japan during the Meiji period), who was involved in drawing the portraits on banknotes, also seemed to have wanted to use the portrait of Emperor Meiji, but it is said that there was strong resistance to using the portrait of the current emperor.

 

Why has the emperor never been depicted on banknotes?

 

This may have to do with a certain characteristic of currency.

 

The characteristic is that it is impure.

 

Currency is passed from person to person, It is the fate of money to become impure in the process.

 

The emperor, on the other hand, was thought of as someone who should be kept away from impurity.

 

There are many records from ancient times of various rituals being performed to keep the emperor away from impurity.

 

Since having the emperor's portrait on paper money would have associated the emperor with impurity, there must have been considerable psychological resistance to this.

 

One cannot help but think that the reason the emperor's portrait was not used on paper money is because of the history of people's perceptions of the emperor and currency in the background." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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