PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / PDCA Diary Vol. 7 「業界を変える勇気」/ "Courage to change the industry"

English follows Japanese.

【 PDCA日記 Vol. 7「業界を変える勇気」】
 
PDCAカフェで一番話題になるのは転職の話であり、「この企業からこういう条件の内定をもらったのですが、どう思われますか?」等の非常に現実的な(?)相談を受けることがあります(景気の良さを感じますね :-)。
 
10人の方と転職の話をすると、9人は同じ業界で新しい仕事を探そうとしています。
 
「他の人と違うことをする」ことが資本主義の原則であることから、「全く違う業界で仕事をする」方がイノベーションを起こしやすいのではないかと私は考えています。
 
私がニューヨークで働いていた時、「人の行く裏に道あり花の山」といつも唱えていた日本人のトレーダーがいました(「他の人と違うことをやらなければ、大きな利益をつかむことはできない」という投資の格言ですね :-)。
 
私自身、4年前に金融の世界から足を洗い(?)、それ以降は全く異業種の世界に自営のコンサルタントとして飛び込み、その後もできるだけ経験したことがない業界で仕事をするよう意識してきました。
 
未経験の業界に新参者である私が登場した際の典型的な反応としては、「元銀行員に何ができる!」「どうせ腰かけのコンサルタントでしょ?」等というものがあります。
 
このような声を直接かけてくる人も中にはいるため、最初はチャレンジングかもしれません。
 
ただ、ドストエフスキーが名著「罪と罰」で述べている通り人間はすぐに慣れてくるもので、いつの間にか「はいはい」と聞き流せるようになります(自営の場合、細かいことを気にしなくなります :-)。
 
このような反応はある意味でチャンスであり、成果を出せば「意外にやるではないか!」という評価につながり、チャレンジングな局面になると「やっぱりね~」という受け止め方になるため、最初の期待より下に行かないという美味しいところ(?)を享受可能です。
 
今回紹介する資料「チェンジの法則」は、「人はいますぐ自分を変えられる」をキャッチフレーズにしており、色々な局面で「お前には無理だ」「ライバルが多すぎて無理だ」と言われ続けた著者が、周りの意見と異なる手法である「逆張りの戦略」を取り続けて、ビジネスで大成功を収めた物語です。 
 
著者の麻生氏は、医師でありながら46歳で音楽大学に入学し、音楽財団を設立する等、Mr. PDCAもビックリ(?)の「キャリアのサイドチェンジ(仕事の業態変更)」を行っており、人生を謳歌している様子が本書から読み取れます。
 
「成功するためには成功者に会いに行くことが近道」と言われますが、読書をすることで成功者に会うことと同等かそれ以上の効果が期待できると私は勝手に思っています(口頭では表現できないことを、本から読み取れるためです :-)。
 
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!  
 
愛もお金も手に入る チェンジの法則 人はいますぐ自分を変えられる

愛もお金も手に入る チェンジの法則 人はいますぐ自分を変えられる

  
P.S. PDCAカフェで他業界へのキャリアの話をすると、「未経験の世界に行って失敗したらどうするのですか?」と聞かれることがあります。
 
未経験の世界に飛び込むかどうかは本人次第ですが、会社員にとってビジネスにおける最大のチャレンジは「仕事がなくなる」ことであり、生命が危機にさらされるわけではありません。
 
転職や起業の話をすると、家族やパートナーから「失敗したらどうするのか?」と心配されるかもしれませんが、日本は社会保障が非常に整備されている国であり、健康であれば基本的に何とかなります(「任意継続」という資本主義社会とは思えない謎の継続的な健康保険制度まであります :-)。
 
違う業界に行くことのメリットは多く、一番分かりやすいものとして「新しい人間関係」と「無邪気な(?)イノベーション」があります。
 
同じ業界内で転職をすると、新しい職場や取引先で元同僚や以前仕事をしたことがある人と顔を合わせることが少なからず出てきます。
 
未経験の世界に行くと、知っている人がおらず、業界の慣習にとらわれる必要がないため、空気を読むことなく、「新しい人間関係」の中で「無邪気なイノベーション」を起こしやすいというあまり知られていないアドバンテージがあります(分からないことが多いからね :-)。
 
また、業界を変えることによって、前職の良かったところと改善した方が良いところも客観的に見えてきます。
 
前職の良かったところは新しい職場で取り入れれば感謝されますし、改善した方が良かったところは「いやぁ~、前職はこんな変わったことをしていたのですよ~」と雑談の話題にすることが可能です(金融業界の変わったところを私はたくさん知っていますよ、フフフ :-)。
 
業界を変えることを検討している方は一度PDCAカフェにお越し頂き、「キャリアのサイドチェンジ」を経験した(?)Mr. PDCAとコーヒーを飲みながら、「業界を変える勇気」について語り合ってはいかがでしょうか(私が業界を変えた時は、「まあ、何とかなるだろう」くらいの軽い気持ちでした)。
 
一つだけ守らなければならないことがあるとすれば、「分からないことは分からない」と正直に言うことですね。
 
新しい業界に行くと変化の連続になるため、チャレンジングで退屈することがなく、毎日が楽しいですよ :-)。
 
< Mr. PDCAのボンジュール英語「勇気 = courage」>
 
今回出てきた「勇気」を英語にすると、「courage」になります。
 
「勇気(courage)」という単語を目にする度に、私はチャップリンの名言である「人生に必要なものは、夢と勇気とサムマネー」を思い出します。

 

原文は、「Life can be wonderful if you're not afraid of it. All it needs is courage, imagination ... and a little dough.(人生は恐れなければ、素晴らしいものになる。必要なものは、夢と勇気 … そしていくらかのお金である」となります(「dough」は「パン生地」のことですが、ここでは「金銭」の意味になっています)。

 

自営を始めて分かったことは、「仕事は楽しいものであり、健康であれば何とかなるし、生活に必要なお金(サムマネー)を稼ぐことは可能」ということでした。

 

先程もお伝えしましたが、我々は社会保障が整備されている世界に生きています :-)。

 

これは非常に幸運なことであり、チャレンジングなことはあるかと思いますが、チャップリンの言うように「夢と勇気とサムマネー」があれば大丈夫でしょう!



【"PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 7 "The courage to change the industry"】
 

The most common theme at PDCA Cafe is about changing jobs, and some people showed me a very realistic consultation such as “I (participant) received a job offer from XX company, what do you think?”

 

90% of them are trying to find a job in the same industry, but the principle of capitalism is "Do different things from others".

 

I myself changed the career fundamentally from the financial world 4 years ago.

 

After that I jumped into a different industry as a self-employed consultant, I have been enjoying this job from the bottom of my heart.

 

When a newcomer (me) came to the office,  typical responses have been that “What can a former banker do?” “You are a temporary consultant, aren't you?”

 

Some people mentioned above words directly, so it might be hurt at first, but as Dostoevsky says in the masterpiece "Crime and Punishment", you will soon get used to it and you can ignore such remarks.

 

The material to be introduced today “Method of Change (Japanese only)” has a catchphrase that “People can change now”.

 

Mr. Aso, the author of this book, has been accused by pointing out that “It is impossible” or “Too many rivals for you” in various aspects.

 

However, Mr. Aso never gave up and he became a doctor and succeeded in business.

 

In addition, he entered the College of Music at the age of 46, and then he established the Music Foundation.

 

If Mr. Aso had given up following the opposition in accordance with his surroundings, there was no success for him today

 

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