PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,043「多様性の功罪」/ "Advantages & Disadvantages of Diversity"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,043「多様性の功罪」】
 

最近は、どの企業も多様性(ダイバーシティ)を重視していることになっています(少なくとも、そのふりはしていますね😊)。

 

企業の多様性に対する本気度合いのバロメーターは、役員の日本人男性比率であると私は考えています。

 

ホームページなどで、「わが社はダイバーシティを重視しています!」などと宣言していても、役員全員が日本人男性だったりすると、信憑性はゼロです。

 

無理矢理であっても、役員に女性や外国人を入れていかないと、日本の異様な男性優位社会は変わらないでしょう(これ、本当よ😊)。

 

また、幹部への外国人登用が進まない場合、社内用語を英語にすることが手っ取り早い方法です。

 

社内用語の英語化はやりにくさはあるかもしれませんが、これをやらないかぎり、大企業の日本人男性優位ワールドは永遠に続くと予想されます。

 

今回紹介する資料「ダイバーシティとマーケティング: LGBTの事例から理解する新しい企業戦略 実践と応用シリーズ」は、ダイバーシティマーケティングについて論じています。

 

人事や広告の仕事をしている人に、本書はおすすめの一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 私は銀行員時代、アメリカ資本だった勤務先が日本資本に代わり、多様性の面でも変化があったことを覚えています。

 

今でもよく覚えているのが、経営陣による初詣でした。

 

日本企業ではあまり意識されませんが、外資系企業の場合、初詣は宗教的な行事として認識されます。

 

そのため、外資系企業の経営陣が年初に集まって初詣をするということは、基本的にありません。

 

元々外国資本だった私の勤務先では、マーケティング担当役員が敬虔なキリスト教信者のイギリス人でした。

 

外資系から日本企業に変わった年明け、当時の日本人社長は特に意識することなく初詣に経営陣で出かけたのだと思います。

 

しかしながら、イギリス人でクリスチャンでもある役員が初詣に参加していることが社内誌で公開されたのです。

 

その後、ある外国人スタッフから私のところに、「Mr. PDCA、あれは特定の宗教行事に強制参加させていることになるのではないか?」という質問が来たのです。

 

よいところでもあり、チャレンジングなところでもあるのですが、日本は宗教に対して色々な意味で寛容な社会であると私は感じています。

 

クリスマスにはクリスチャンでもないのにキリストの生誕を祝い、正月には神道形式の初詣に行き、結婚式は教会で挙げるという日本人の宗教観は、外国人から見ると不思議な光景に映るようです。

 

現在の経営者に求められるバランス感覚としては、会社のイベントが特定の宗教行事になっていないか確認することです。

 

外資系企業の場合、年末のパーティは「クリスマス・パーティ」とは呼びません。

 

「クリスマス・パーティ」と呼んでしまうと、キリスト教の行事であると思う社員がいるためです。

 

大規模な組織になると、色々な宗教を信じている人がおり、無神論者も当然ながら存在するかもしれません。

 

私が最初に外資系企業に入って良かった点として、多様性についての意識が高くなったことがありますね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「功罪」=「advantages and disadvantages」>

 

今回出てきた「功罪」の英訳は、「advantages and disadvantages」になります。

 

「多様性の功罪」を英語にする場合、「Advantages and disadvantages of diversity」とすればよいですね😊。

 

 

< マドモアゼルPDCAのメルシー映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」>

 

本日は、映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」を紹介します。

 

 

映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」の舞台は、魔法が技術として確立された世界です。

 

映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」の主人公は魔法科高校に通う劣等生の兄・達也と優等生の妹・深雪であり、1学年目が終わり、春休みを迎えた2人は、仲間とともに小笠原諸島のとある島の別荘へ休暇に訪れます。

 

つかの間の休息を楽しむ達也たちでしたが、そんな彼らの前に、海軍基地から脱走してきたという少女・九亜が登場します。

 

この後の展開は、映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」を鑑賞して頂ければと思いますが、登場人物たちが皆おしゃれでファッションの勉強になる作品でもあります。

 

映画「劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女」を見る前に、ドラマ版をみておくとストーリー展開が分かりやすくなるかもしれませんね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,043 "Advantages & Disadvantages of Diversity"】

 

Nowadays, most companies are focusing on diversity.

 

I believe that the barometer of the degree of seriousness to corporate diversity is the ratio of Japanese male executives.

 

Even if one company declares on the website that “Our company focuses on great importance to diversity!”, and all the executive officers are Japanese men, the credibility would be zero.

 

Japanese companies had better include women and foreigners in the board of directors, otherwise Japan's bizarre male-dominated society will not change for good.

 

Also, if the promotion of foreigners to executives is not progressing, it is a quick way to change the internal language from Japanese to English.

 

Although it may be difficult to translate the internal language into English, unless this is done, it is expected that the Japanese male-dominated world of large companies will continue forever.

 

The material introduced today "Diversity & Marketing: A New Corporate Strategy Practices and Applications Series Understood by LGBT Cases (Japanese only)" discusses diversity and marketing as corporate strategies.

 

This book is recommended for people who work in HR or advertising fields.

 

Let's function PDCA today!   

 

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