PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,068「持続できることが重要」/ "Sustainability is important"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,068「持続できることが重要

 

過去のPDCA日記でもお伝えしていますが、私の最初の職場は外資系金融機関でした。

 

入社が2000年であり、当時は日本の金融機関が不良債権処理という大きなチャレンジを抱えていたタイミングでもありました。

 

そのため、私の職場は日本で業務を急拡大させており、当時の日本拠点の責任者は「数年後にアメリカを超える」と豪語していました。

 

その時から、私は「あれ、大丈夫かな?」と感じていましたが、業績がうなぎ上りの状況であり、仕事が忙しく日常が過ぎ去っていきました。

 

ただ、急拡大のひずみはあちこちに存在しており、最大の問題はコンプライアンス(法令順守)意識の欠如でした。

 

その結果、当局から法令順守が徹底されていないことを理由に、私の職場は「銀行免許取消」という非常に厳しい行政処分を受け、数年後に日本拠点は消滅することになります。

 

今回紹介する資料「「納品」をなくせばうまくいく」は、「ソフトウェア業界の常識を変えるビジネスモデル」を解説しており、「持続できる会社であること」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「私たちの会社ではあまり残業をしません。

 

自分たちが大切だと思う仕事をずっとやっていきたいし、それはマラソンのようなもので、短距離走ではありません。

 

ですから、一時的に休みなしに働いたとしても、そんなことが長く続けられるわけがないと思っているのです。

 

無理な働き方をして、体を壊して急にいなくなったとしたら、その方が顧客に迷惑をかける結果になってしまいます。

 

社員にとっての幸せを放棄しなければ目標やビジョンが実現しないのだとしたら、それはそもそもの前提が間違っているのでしょう。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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「納品」をなくせばうまくいく

「納品」をなくせばうまくいく

  • 作者:倉貫 義人
  • 発売日: 2014/06/12
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 自分が「持続可能な組織」にいるかどうかを確認する方法として、「あれ、大丈夫かな?」と思ったことを周りに伝えた際の反応を見ることがあります。

 

外部から見ておかしいと思われていることについて、「これまでずっとそうしてきた」とか「上がそう言っているから」という理屈が合わない解釈で行われている場合、その組織が持続できる可能性は低いと考えた方がよいかもしれません。

 

長時間労働が常態化している組織にいると、「それが普通」と考えてしまうようになり、そのことが大きなチャレンジになってしまうような気がします。

 

重要なことは、外部との接点を常日頃から持っておき、「これはおかしいのではないか?」と思うことについて、客観的な第三者からの意見をもらうことでしょうね😊。

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「持続可能な」 = 「sustainable」>

 

今回出てきた「持続可能な」の英訳は、「sustainable」になります。

 

「持続可能な組織には、コンプライアンス意識の高い経営者がいるものだ」を英語にすると、「Sustainable organizations have executives with high compliance awareness」となりますね😊。

 

「納品」をなくせばうまくいく

「納品」をなくせばうまくいく

  • 作者:倉貫 義人
  • 発売日: 2014/06/12
  • メディア: 単行本
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「東京男子図鑑」>

  

本日は、東京に住む男性の約20年間の人生を描いたドラマ「東京男子図鑑」を紹介します。

 

第一話

第一話

  • メディア: Prime Video
 

  

ドラマ「東京男子図鑑」の主人公は、千葉県浦安市出身の翔太(竹財輝之助)です。

 

翔太は慶応義塾大学に進学し、大手商社に就職するという「合コン受けしそうな人生(?)」を歩んできたビジネスパーソンです。

 

ただ、大手商社の仕事に疑問を感じるようになり、高校時代の同級生が経営しているベンチャー企業に転職して、最高執行責任者(チーフ・オペレーティング・オフィサー:COO)として活躍するようになります。

 

最終的に、翔太はベンチャー企業を退職して、自分でビジネスを始めます。

 

全部ではありませんが、翔太の働き方が何となく私に似ているような気がして面白かったですね😊。

 

東京男子図鑑」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「東京男子図鑑」の第1話は20歳の翔太が、最終話(第10話)には43歳の翔太が登場します。

 

ドラマ「東京男子図鑑」は、昨日紹介したドラマ「東京女子図鑑」の男性バージョンです。

 

  

両方を鑑賞することで、男女の考え方の違いを垣間見ることができますね😊。

 

第一話

第一話

  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,068 "Sustainability is important"
 

My first employer was a foreign financial institution.

 

At the time I joined the US bank in 2000, it was a time when Japanese financial institutions had a big challenge of dealing with non-performing loans.

 

For this reason, my workplace has been expanding its business rapidly in Japan, and the senior manager was saying that “Japan will exceed the US in a few years”.

 

From that time on, I felt like “impossible”, but my business performance has been growing and I was too busy to think about that manager's words.

 

As a result, the Japanese office disappeared after several years due to administrative sanctions from the authority due to violation of laws and regulations.

 

The material to be introduced today "Business model changes in the common sense of the software industry (Japanese only)” and the following phrases were impressive in the “being a sustainable company” part.

 

“Our employees do not work much overtime.

 

We want to keep doing the business and sustainability is important.

 

Business is like a marathon, not a sprint, I suppose.

 

So even if we work temporarily without a break, we don't think it can last for a long time.

 

If you work too much, you might break your health and, that will cause inconvenience to our customers.

 

If the goal and vision cannot be realized without giving up the happiness for the employees that is probably the wrong premise." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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