【PDCA日記 Vol. 1,433「東京圏への転入者は誰か?」】
私は銀行員を辞めてから電車に乗っていませんが、最近は都心部の通勤ラッシュの混雑が緩和されているようです。
テレワークの普及に加えて、日本の人口が減ってきていることが背景にあるようです。
今回紹介する資料「 よくわかる地方自治のしくみ」は、「東京圏と非大都市圏との間の人口移動は転入・転出ともに減少傾向にある」と解説しています。
本書は地方自治に関する資料ですが、日本が国として直面している課題についても分析しています。
東京一極集中について様々な議論が行われており、人口動態についての興味深い記載が、今回紹介する資料「よくわかる地方自治のしくみ」にありました。
「東京圏に転入しているのは20歳前後の大学進学・新卒就職期がほとんどで、30歳以上は転入者と転出者はほとんど同じ(プラスマイナスゼロ)です。東京圏への集中が続き、社会問題を引き起こしているのは、人口ではなく、政治・経済・文化である。」(引用終わり)
上記は面白い解説で、東京圏に新たに入ってきているのは若年層ばかりであり、この点が地方の過疎化を加速させているのでしょう。
地方公務員になりたい方などに、今回紹介する資料「よくわかる地方自治のしくみ」はおすすめの一冊です。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 東京などの都心に住むメリットとして、車が要らないということがあります。
私の実家もそうですが、地方都市の場合は車がないと生活できなくなっています。
自転車で動き回ることができる生活が合っている私にとっては、都心の方が生活しやすいのかもしれません。
最近は、高齢者でも都心のマンションに住むケースが増えているそうです。
「徒歩圏内に何でもある都心の方が便利」と考えている人が、多いからかもしれませんね。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「東京圏」=「Greater Tokyo Area」>
今回出てきた「東京圏」の英訳は、「Greater Tokyo Area」になります。
「東京圏への転入者は誰か?」を英語にする場合、「Who is moving into the Greater Tokyo Area?」とすればよいですね :-)。
The material introduced today "Understanding the mechanism of local autonomy (Japanese only)" explains that "The migration of population between the Greater Tokyo Area and non-metropolitan areas is declining for both in-migrants and out-migrants."
Although this book is about local autonomy, it also analyzes the challenges facing Japan as a country.
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