【PDCA日記 Vol. 1,550「人生に上下も勝ち負けもない」】
私は最初の職場が外資系金融機関であったため、評価結果が12月に締め切られ、1月初旬から新しい役職で働き、1月下旬にインセンティブ・ボーナスが支給される仕組みになっていました（企業によっては、2月上旬支給のところもあります）。
外資系金融機関の場合、役職原理主義の傾向にあり、「偉いものが偉い」というある意味当たり前の原則が貫かれている世界でもあります。
そのため、「最高役職であるマネージング・ディレクター（MD）になるためであれば、何でもやる」というスタンスの人もおり、足の引っ張り合いや社内政治などが水面下で行われることになります。
今回紹介する資料「人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉」は、「焦り・落ち込み・不安がどうでもよくなる」をキャッチフレーズにしており、「思い込みをやめる『ジャッジフリー』の考え方」部分の以下フレーズが印象的でした。
「悩みや不安の根本的な原因は、どこにあるのでしょう？
大きな理由の一つは『いつも他人と比べてしまっている』というところにあると、私は考えています。
『他人と自分』という関係に悩み、過分に苦しめられているのです。
『ジャッジすることを、意識的にやめる』というのが『ジャッジフリー』という思考です。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 組織の中で、他人を比べる傾向にある方は、一度自分でビジネスを始めることをお勧めします。
自営を開始してみると、他人と比べる余裕がなくなります。
そのため、目の前の仕事に集中せざるをえなくなるためです。
大企業で働く場合、自分が社長にならない限り、他人との比較を続けることになります。
大企業で社長になれる確率は、かなり低いです（ほとんどゼロですよ、ゼロ！）。
大企業で文句を言いながら働くよりは、自分でビジネスを始めて社長になる方が簡単で楽しいですよ（経験談！）。
また、どの組織でどういう仕事をしているよりも、将来的には「健康であるかどうか」が最重要になってきます。
どれだけ社会的地位が高い職業についたとしても、健康に不安を感じている人は幸福を感じられないものです。
一方、一時的に職を失ったり、希望している仕事と違うことをしていたとしても、健康であればある程度は楽しく生きられるものです。
日本の場合、「健康」と言うと、身体的なこと（フィジカル面）に目が行きがちです。
ただ、精神（メンタル）的にも安定している状態で、体が元気であることが「健康」の定義です。
そう言えば、経済学の父と呼ばれるアダム・スミスは、1759年に発表された名著「道徳感情論」の中で、以下のように述べています。
「幸福とは、心身ともに健康で、借金がなく、心にやましいことがない状態を指す。」（アダム・スミス名言終わり）
アダム・スミスの名言は中々奥が深いため、もっと詳しく知りたい方は、是非「道徳感情論」を手に取ってみてください。
アダム・スミスと言えば、「国富論」をイメージする人が多いかもしれませんが、「道徳感情論」は本当に素晴らしい作品です :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「不安」=「anxiety」＞
今回出てきた「不安」の英訳は、「anxiety」になります。
「悩みや不安の根本的な原因は、どこにあるのでしょう？」を英語にする場合、「Where is the root cause of worries and anxiety?」とすればよいですね :-)。
Since my first workplace was a foreign financial institution, the evaluation was closed in December, and I started working in a new corporate title from early January.
Then, employees were offered incentive bonuses in late January (Some companies provide early February).
In case of foreign financial institutions, there is a tendency toward post-fundamentalism.
For this reason, some people have the stance that "I will do anything to become the Managing Director (MD)" which is the highest position and internal politics will be performed under the surface.
The material to be introduced today "The words of Laozi taught by a psychiatrist that there is no up and down in life (Japanese only)" has a catchphrase of "You will be less irritated, depressed and anxious" and the following phrases were impressive.
"Where are the root causes of worries and anxiety?
I think one of the major reasons is that you are always comparing yourself with others.
You are struggling with the relationship between yourself and others.
“Stop judging consciously” is the concept of “judgment-free”. (Unquote)
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