PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,549「大事なのは見せかけ?」/ "The important thing is pretense?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,549「大事なのは見せかけ?」】
 

過去のPDCA日記で、「運が良い人は運が良いと思っているだけ」や「ご機嫌であればご機嫌な人達が寄ってくる」など、一見するとスピリチュアルな(?)内容を紹介しています。

 

ただ、これらは統計上も確認されていることであり、実はスピリチュアルなものではなかったりします。

 

 

1875年に初めて心理学の授業を行ったアメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズは、「幸せな人が笑うのではなく、笑う人が幸せになる」という有名なセリフを残しています。

 

要するに、「下を向いて生きるのではなく、前を向いて生きろ」ということですね😊。

 

誰でもそうですが、「前向きに仕事をしている人」と一緒に働きたいと思うものです(当たり前のことだけれど)。

 

「人生は周りの人で決まる」という言葉がありますが、良い人達に囲まれて仕事をすることで、持続可能なビジネスを行える可能性が高まるということですね。

 

ウィリアム・ジェームズは、「プラグマティズム」という有名な本を書いています。

 

漫画版「プラグマティズム」も出ていますので、一度目を通してみてはいかがでしょうか😊。

 

プラグマティズム

プラグマティズム

 

 

今回紹介する資料「1分間君主論」は、「愛されるより恐れられろ」をキャッチフレーズにしており、「そうなる必要はない。そう見せかければいい」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「人は外見や振る舞いに心を奪われ、君主を『目』で判断するからです。

 

この『どう見せるか』という印象管理は、現代でも重要です。

 

悪人は少しの善を成せば賞賛されますが、善人になってしまうと、少しの悪を成すだけで崖から突き落とされます。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介する資料「1分間君主論」は、マキャベリの「君主論」を題材にしています。

 

今回紹介する資料「1分間君主論」は、「君主たる者は野獣と人間を使い分けることが必要になる」など、「君主論」の名言をふんだんに引用しており、リーダーになりたい方や管理職なりたての人にお勧めの一冊になっています😊。

 

君主論 - 新版 (中公文庫)

君主論 - 新版 (中公文庫)

 

  

ビジネスにおいては、「右手で握手をして、左手は拳を上げる」という言葉が使われることがあります。

 

相手にとって有利な条件を提示(握手)しながら、自分にとっても好ましい結果(拳)を引き出す、という意味ですね。

 

どちらか一方にとって望ましい取引を長期に渡って続けることは不可能であるため、ウィンウィンの状況を継続させるためには、「持ちつ持たれつ」の関係が重要になってきます。

 

近江商人が古くからこだわってきたビジネス手法として、「三方よし」という有名な考え方があります。

 

三方よし」とは、「株主(会社)」「顧客」「社会」の主要な3つの利害関係者にとって、好ましい結果を引き出すことの重要性を示しています。

 

数百年以上続く老舗企業の数が、日本は世界で最も多いことで知られています。

 

この背景には、「三方よし」の考え方があると述べている識者があり、私もこれは一理あると思っています。

 

私はアメリカの金融機関で長年働き、実際にニューヨークでも勤務する機会がありました。

 

アメリカの場合、「一方よし」の思考が強く、過度に「株主(会社)」の方向を向いた経営が行われてきたと感じています。

 

その象徴的な出来事が、2008年にアメリカで発生した金融危機でしょう。

 

その後、アメリカの経営者から、「株主を極端に重視する経営を見直す」動きが出始めています。

 

「会社は誰のものか?」という命題は、古くから世界中で議論されてきました。

 

この辺りは色々な考え方があると思いますので、議論したい方はお気軽にコメントをください。

 

PDCAカフェにお越し頂いて、直接お話することも可能です☕。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「野獣」=「beast」>

  

今回出てきた「野獣」の英訳は、「beast」になります。

 

「君主たる者は野獣と人間を使い分けることが必要になる」を英語にする場合、「The monarch needs to use beasts and humans properly」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「岐阜にイジュー」>

  

本日は、柳英里紗水崎綾女主演のドラマ「岐阜にイジュー」を紹介します。

 

 

ドラマ「岐阜にイジュー」は、20代の女性が東京と名古屋から岐阜県白川町に移住する物語です。

 

「地方移住最高!」というプロモーション・ドラマかと思いきや、地方の生活の不便さや奇妙な人間関係等もきちんと作中で表現されており、フェアな内容であると感じましたね。

 

都会での生活にチャレンジを抱えているビジネスパーソンは、今回紹介するドラマ「岐阜にイジュー」を鑑賞しましょう😊。

 

ドラマ「岐阜にイジュー」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「岐阜にイジュー」では、鹿やイノシシ等が畑を荒らす害獣に指定されており、鹿の耳を猟師が役所に持ってきて1万円を受け取る場面が出てきます。

 

白川町だけではなく、過疎化の進行によって猟師の数が日本中で減少しており、鹿の数が増え続けている現状は今回紹介するドラマ「岐阜にイジュー」で私は初めて知りました。

 

私は以前、長野県の蓼科(たてしな)に行って、ジビエ料理をたくさん食べたものです。

 

蓼科をドライブしていると、あちこちに鹿がおり、「たくさん鹿がいるなぁ」と感じたものです。

 

ジビエが好きな人や猟に興味がある人は、今回紹介するドラマ「岐阜にイジュー」を鑑賞してみてください😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,549 "The important thing is pretense?"】

 

PDCA diary might look spiritual (?) at first glance, because I am explaining that "Lucky people are just thinking they are lucky" or "If people are in good mood, they would be surrounded by smiley people".

 

However, these contents are in accordance with statistical facts

 

The material to be introduced today "1 Minute Monarchy (Japanese only)" has a catchphrase of "Don't be afraid of being hated" and the following phrases were impressive in the part "The important thing is pretense".

 

“People are fascinated by their appearance and behavior and judge their monarchs with their pretenses.

 

This impression management of 'how to show' is important even today.

 

The bad guys will be praised if they do a little good.

 

However, if they become good, they will be pushed down from the cliff with a little evil." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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