PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 280「有閑倶楽部とGW」/ "Create a boost time"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 280有閑倶楽部とGW」】
 

「連休は何をしていたのですか?」とGW明けに聞かれることがありますが、私の場合、年末年始とGWはいつも東京にいます。

 

遠くに出かける時は、昔から10月か11月を狙うようにしています(どこに行っても、空いていて最高 :-)。

 

旅行に出る目的は人それぞれだと思いますが、私の場合は「何もしない」ことが目的になるケースが多いですね。

 

海外であれば、村上春樹の英訳本を現地で購入して、読みふけるという日々を過ごすことになります(そう考えると、休みの時も普段と変わらない生活をしているな :-)。

 

今回紹介する資料「猫でもできる異文化体験」は、私の世代の漫画通にはよく知られた伝説の漫画家である一条ゆかり氏による異文化体験記です。

 

私の場合、色々な世代の漫画本が家に置いてあったこともあり、少年漫画や少女漫画を含めて、様々なジャンルの作品を読んでいました(なぜ多くの世代の漫画があったかは、直接Mr. PDCAに聞いてみましょう :-)。

 

一条氏の「有閑倶楽部」は最も好きな漫画の一つで、時間を持て余した高校生達が、てんやわんやの茶番劇を繰り広げる名作です(お金も時間もある人達、つまり現代版の貴族ね :-)。

 

 

有閑倶楽部」について「おっ」と思った方は、「ときめきトゥナイト(テーマ:魔界)」や「星の瞳のシルエット(テーマ:天体)」等の作品を読んだことがあるかもしれません。

 

  

 

私は活字マニアであると同時に漫画マニアでもあるため、お勧めの漫画があれば是非教えてください(ジャンルはかなり広いですよ、フフフ :-)。

 

今回紹介する資料「猫でもできる異文化体験」によると、一条氏は海外旅行好きで複数の国を回っており、イスラエル初代首相兼国防大臣ベン = グリオンの逸話が印象的でした。

 

「国を愛し、砂漠を愛したベン = グリオンは首相としても大変優秀で、一度やめたのにまたやらされたりして砂漠の仕事が中々できなかったそうな。

 

ある日砂漠開発の視察に行ってそこで働く若者を見て彼はこう言ったそうな。

 

『自分は今まで人をうらやんだことはありませんでしたが、今日初めてあの若者達がうらやましいと思いました。』

 

首相をリタイヤした彼は奥さんと砂漠にすみ、3DKの小さな家で若者達と一緒に砂漠のゴミ拾いから始めたそうです。」(引用終わり)

 

人それぞれやりたいことは様々だと思いますが、ベン = グリオンにとって砂漠のような物(人生をかけられる存在)を見つけて仕事にするのは、素晴らしいことだと感じました。

 

私にとってはプロジェクト管理が、ベン = グリオンの砂漠のような存在ですので、これからもずっと続けていきたいと思っています。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 「有閑倶楽部(←本当に名作)」のことを書きながら思い出したのは、私が前職を退職する際に2カ月間休暇を消化していた時のことです。

 

新しい仕事を始める前に長めの休養を取ることはお勧めです。


何が素晴らしいかというと、朝起きて「さて今日は何をしようか?」と考える日々を過ごせるということです。

 

毎日忙しく働いていたり、家事に追われていたりすると(Mr. PDCAは炊事洗濯も得意 :-)、「これから何をするかな?」ということを思い浮かべる余裕がありません。

 

「何もすることがない」時間から生まれるものは結構あります。


ルネッサンス文化もお金と時間を持て余した人々が生み出したものです。


時にはゆっくりと何もしない時間を持つことが重要だと感じましたが、よく考えたら今日は連休の最終日でしたね :-)。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「有閑階級」 =「leisured class」>

 

今回のテーマである「有閑」は、「生活に余裕があり、暇があること」を意味します。


有閑階級を英語にすると、「leisured class」という感じでしょうか。

 

「有閑マダム」という言葉はよく聞きますが、なぜか「有閑ムッシュー」という単語は耳にしません。

 

私が前職を退職する際の2カ月間、有給休暇を消化していた頃、朝昼晩とヨガをやっていました。

 

そこで、面識のない有閑マダム(?)から「仕事は見つかるから諦めてはダメよ」という謎の励ましを受けることがありました。

 

当時、平日の昼間にずっとヨガをやっていた男性は私だけだったため、「仕事がない人」と思われたようです。

 

仕事をしていなさそうな有閑マダムは、特に何も言われていませんでした。


有閑ムッシュー(?)だった私だけ「仕事を見つけろ」と声をかけられたのは、何だか不思議な感じがしたものです :-)。

 

  

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 280 "Create a boost time"】

 

After the holiday season, I used to be asked that "Hey, Mr. PDCA. What did you do?", but I tend to take days off in October, because everywhere is vacant and travel expenses are also reasonable.

 

I think that the purpose of going on a trip is different in each person, but in my case, the object is to "Do Nothing".

 

In case of overseas, I will purchase a English translated book of Haruki Murakami (Japan's most famous writer) in a local book store and and I will read it by doing nothing else :-).

 

The material to be introduced today “Cross-Cultural Experiences (Japanese only)” is a cross-cultural experience book written by a famous Japanese animation artist Ms. Yukari Ichijo.

 

When Ms. Ichijo traveled Israel, she visited the house of David Ben-Grion who was the first prime minister of Israel and the following phrases were impressive.

 

(Quote) "Ben-Grion, who loves the country and loves the desert, was a very capable statesman and he worked as a prime minister for approximately 15 years.

 

He really wanted to work in the desert, but the society forced him to serve as a prime minister during a very challenging time for Israel.

 

One day, he went to a tour of the desert development and he saw the young people working there and he commented as follows.

 

'I have never been jealous of others until now, but for the first time today, I felt that young people there are envious.'

 

After retiring the prime minister, Ben-Grion went to the desert and started to pick up trash with young people.

 

He lived in a small house with his wife and that building is still standing in the desert." (Unquote)

 

Ben-Grion finally could spend his days in a desert and had happy days with young people.

 

For me (Mr. PDCA), project management is like a desert for Ben-Glion, so I would like to continue this job until 100 years old (!).

 

Let's function PDCA today!   

 

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