PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,028「レンタル社会の到来」/ "Arrival of Rental Society"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,028「レンタル社会の到来」】
 

一時期、「おっさんレンタル」というサービスが話題になりました。

 

人生経験が豊富なおじさんをレンタルするサービスで、利用者が結構多いようです。

 

このビジネスのポイントは、登録されているおじさんがお金を払っている点です(もちろん利用者も払いますが😊。

 

これによって、変な目的で登録するおじさんを排除し、サービスの質を維持できているそうです

 

今回紹介する資料「「おっさんレンタル」日記」は、「おっさんレンタル」の極意を読みとくことができる面白い本です。

 

オンライン関連でビジネスを始めたい方に今回紹介する資料「「おっさんレンタル」日記 おすすめの一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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「おっさんレンタル」日記

「おっさんレンタル」日記

 

 

P.S. 過去のPDCA日記で、「彼女、お借りします」という資料を紹介しました。

 

こちらは「おっさんレンタル」とは違い、華やかな(?)「レンタル恋人」のお話です。

 

 

私が2016年に自営を始めた際、プロジェクト管理のコンサルティング・サービスを提供しましたが、これも「レンタル・ビジネスパーソン」的なものだったと考えられるかもしれません。

 

「おっさんレンタル」、「レンタル彼女」、「レンタルMr. PDCA(?)」に共通して言えることは、固定費がかからないということです。

 

実は、ビジネスを運営する上でこれが最も大切なことだったりしますね😊。

 

最近は、何でもレンタルできる時代になっています。

 

私の家の前にもカーシェアリング用の車が停車しており、基本的に自分の車と同じような状態になっています。

 

それでも車を持つ人はおり、車は所有欲の強い商品と言えるのかもしれませんね。

 

また、車は経済学における「ヴェブレン財(価格が上昇すると逆に需要が増加する商品)」の一つであると考えられています。

 

イタリア製の車などは典型的であり、1,000万円を超える商品であっても需要は堅調なようです。

 

新型コロナウイルス騒動があってから、旅行に行けなくなった分、富裕層が高級車を買うようになったとも言われています。

 

また、2021年前半から円安基調になったこともあって、海外の高級車メーカーは日本市場における商品の値上げに動いているようですね🚙。

 
もっと分かりやすいヴェブレン財は、ルイ・ヴィトンやシャネルなどの高級ブランドでしょう。
 
ルイ・ヴィトンの製品を買う顧客は、ルイ・ヴィトンの広告に登場する俳優やモデルに自分を重ねているわけですね👗。
 
そのため、高級ブランドはオンラインではなく店舗販売を原則としており、「高価な製品を購入する姿を他の人に見てもらう快感」を顧客に味わってもらおうとしています。
 

ファッションの社会学」という本は、女性の服装に関して以下のようにも解説しています。

 

「衣服が有閑階級を見分ける象徴ともなるという考えをもとにすれば、女性の盛装はそれをより雄弁に物語っている。

 

ヴェブレンは、活動を制限し、いかなる形であれ労働に従事できなくするような女性の衣服のさまざまなパーツ、すなわち移動を妨げるつばの広い帽子やハイヒールやたっぷりしたスカート、さらには『身体の活力を低下させ、女性を永久かつ明白に労働に適さないようにするための障害』たるコルセットについて、詳しく述べている。

 

そして、『女性の盛装では、着用者があらゆる卑近(ひきん:高尚でないこと)で生産的な仕事を免除されているか、それに不向きであることを証明する細かな特徴が明らかに大げさに強調されている』。

 

続いて女性の置かれている経済的立場やその原因を挙げたあと、ヴェブレンは『女性がこのように閑暇と盛装を顕示する理由は単純である。

 

それは、経済的機能が分化するなかで、女性には主人の支払い能力の証拠になるという任務が託されたからなのだ』と結論づけた。」(引用終わり)

 

  

ファッションの社会学」に登場しているソースティン・ヴェブレンはアメリカの経済学者で、ヴェブレン財という名称の由来でもあり、「有閑階級の理論」の中で以下のように述べています。

 

「流行の衣装や娯楽から高等教育まで、消費とはいわば『他人への見せびらかし』にすぎない。」(ヴェブレン・コメント終わり)

 

資本主義の社会は、本当に面白いですね😊。

 

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「到来」=「arrival」>

 

今回出てきた「到来」の英訳は、「arrival」になります。

 

「レンタル社会の到来」を英語にする場合、「Arrival of rental society」とすればよいですね😊。

 

「おっさんレンタル」日記

「おっさんレンタル」日記

 

 

<Mr. PDCAのボンジュール映画「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」>

 

本日は、映画「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」を紹介します。

 

 

映画「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」の舞台は、戦後まもない東京の小料理屋「椿屋」です。

 

才能ある小説家である大谷穣治(浅野忠信)は、椿屋に酒のつけが2万円ためています。

 

更に、大谷は椿屋から五千円を盗んでくる事件を起こします。

 

そこで大谷の妻である佐知(松たか子)は、警察沙汰にしない代わりに椿屋で働かせてもらうことにする。

 

佐知はその美貌から椿屋で人気者になりますが、大谷はそのことに嫉妬するようになります。

 

その後、大谷は客の1人・岡田(妻夫木聡)と佐知の関係に疑念を抱くようになります。

 

大谷は、愛人である秋子と心中を図るが未遂に終わる。

 

映画「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」を鑑賞して、大谷の姿が文豪である芥川龍之介に重なってしまいました。

 

才能のある作家は、人生で悩むことが多いのかもしれませんね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,028 "Arrival of Rental Society"】

 

For a period of time, a service called "Middle aged men rental" became a hot topic in Japan.

 

It is a service to rent a middle aged man who has a lot of life experience, and it seems that there are quite a lot of users.

 

The point of this business is that the registered men pay the fee (The user also pays😊).

 

By doing so, this service could eliminate the middle aged men who register for an inappropriate purpose and maintain the quality.

 

The material introduced today "Middle aged men rental diary (Japanese only)" is an interesting book that you can read the secrets of this service.

 

This material is recommended for those who want to start an online business.

 

Let's function PDCA today!   

 

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