PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 606「全力の第一打を打ち続ける」/ "Continue to hit the first shot of full power"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 606「全力の第一打を打ち続ける」

 

新しい年度である4月が近づいており、新しい職場で働き始める予定の方がいるかと思います。

 

私は転職や起業にポジティブな考えを持っています。

 

新しいところで一から何かを始めることは、非常に素晴らしいことだと考えているからです😊。

 

私は2016年に自営を始めてから、コンサルタントとして色々な取引先のオフィスで仕事をしてきました。

 

複数の企業に同時期に入っていたこともあって、オフィスの雰囲気やスタッフの考え方が会社によって異なっており、興味深かったですね。

 

ただ、私はどのような業務であっても、一つひとつの作業を早く正確にこなすことだけを考えています。

 

お世話になった企業での契約を終える際、食事会を開催してくれるところもあって、その場では色々なことをスタッフの方々から聞かれたものです。

 

主な質問は、以下のようなものです。

 

「Mr. PDCAは安定していた銀行を辞めて、なぜ独立しようと思ったのですか?」

 

「一人で仕事をしていて、寂しくありませんか?」

 

「私は大きな仕事をしたいのですが、会社から与えられる仕事が小さいものばかりです。私はどうすればよいのでしょうか?」(取引先のスタッフから受けた主な質問終わり)

 

「会社から与えられる仕事が小さい」という不満を持っている方に対して、私が銀行で最初にやっていた仕事をお伝えしました。

 

銀行における私の最初の仕事は、5人の営業担当者のアシスタントでした。

 

ある日、1人の営業担当者が資料を間違ってシュレッダーにかけてしまい、「Mr. PDCA、何とか復元できないものかな?」と私に頼んできました。

 

今のシュレッダーは、縦と横に細かく裁断されるようになっています。

 

そのため、現在発売されているシュレッダーで資料を裁断してしまうと、復元が不可能なくらい小さく切り刻まれることになります。

 

一方、私が社会人になった20年前は、縦の方向だけに切れるシュレッダーが使われていました。

 

そのため、ピンセットなどの器具を使って細長く切れた書類を丁寧に扱い、復元作業を行えば内容を確認できる時代だったのです。

 

20年前の若き日(?)の私は、シュレッダーにかけられた資料の復元作業を依頼された時、笑顔で引き受けました😊。

 

結果として、担当者が予想していたよりも早く復元することができ、大いに褒められたことを覚えています。

 

皆様の中にも、「仕事がつまらない」とか、「会社がやりがいのある仕事を与えてくれない」などの不満を抱えている方がいることと思います。

 

私のお勧めは、「小さい仕事や誰もやりたがらない作業を嬉々として楽しそうにやる」ことです😊。

 

私が大企業を離れた理由として、誰もがやりたがる仕事や華やかな舞台を求める人たちが多かったことがあります。

 

大きな組織で競争に巻き込まれ続けることが、不毛であると私は感じたわけですね。

 

私のもう一つのお勧めは、大企業や役所などではなく、自分で全ての判断ができる自営の形で働くことです。

 

「社長を一度やるとやめられない」とはよく言ったもので、一度自分で全て判断できる立場になってしまうと、この魅力から中々離れられなくなります。

 

というわけで、皆様も興味のあるビジネスや「面白そうだ」というマーケットが見つかった場合、迷わず自営を始めてしまいましょう😊。

 

今回紹介する資料「小さな会社のSDGs実践の教科書」は、「1冊で基礎からアクション、マネジメントまでわかる」をキャッチフレーズにしており、「よいアイデアを出すための方法を使う」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「自分が創造的な人間であることを認めても、それだけで突然よいアイデアがあふれ出すわけではありません。

 

よいアイデアを思いつく人は、普通の人とは違ったものの考え方をしています。

 

その代表例として、『仮説思考』を紹介します。

 

多くの人の考え方は、『積み上げ型の思考法』です。

 

例えば、『SDGsに貢献する行動』を考えるのであれば、まずSDGsの概要を調べ、過大の状況を勉強し、ほかの人が何をやっているかを見回し、いろいろな情報収集をしてからアイデアを考えていくような方法です。

 

ゴルフに例えて言えば、一つのボールを丁寧に何度も打ち、少しずつ穴にボールを近づけていくやり方です。

 

これに対して、第一打でホールインワンを狙って思いっきりボールを打つのが仮説思考です。

 

何も知らない状態で最初から思い切って正解に近いアイデアを飛ばし、間違っていたらそのアイデアを丸ごと捨て、全く新しいアイデアをやたらに遠くへ飛ばします。

 

とにかく数を打ち、答えに近づけたアイデアだけを拾って検証し、結論を出しましょう。

 

ルールを無視することになるかもしれませんが、こちらの方がゴールには早く到達できます。

 

また、何度も打つときと違い、景色や目線が変わってしまって、現在地や目的地が分からなくなることもありません。

 

例えば、『SDGsに貢献する行動』を考えるとしたら、何も調べずにいきなり『湘南の浜辺ではリサイクルボックスを設置していたな』→『散乱するペットボトルゴミを減らすことで、海洋プラスチックを減らすことはできないか』というように、自分がたまたまよく知っている具体的なアイデアをどんどん出してみましょう。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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小さな会社のSDGs実践の教科書 1冊で基礎からアクション、マネジメントまでわかる
 

 

P.S. 今回のPDCA日記を読みながら、「SDGsって何だ?」と思われた方がいると思います。

 

かくいう私も、今回紹介した資料「小さな会社のSDGs実践の教科書」を読むまでは、SDGsが何であるかよく分かっていませんでした。

 

SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、国際連合で合意された地球や社会を持続可能にするための世界共通の目標のことです。

 

インターネットだけで情報を収集するのではなく、時々は紙の本を手に取る重要さを感じますね。

 

なぜならば、今回紹介した資料「小さな会社のSDGs実践の教科書」は、私が書店でたまたま見つけたものであり、オンライン・ブックストアで手にすることは決してないからです。

 

というわけで、皆様も時々は本屋に足を運んでみてくださいね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「全力」 = 「full power

 

今回出てきた「全力」の英訳は、「full power」になります。

 

「全力の第一打を打ち続ける」を英語で表現する場合、「Continue to hit the first shot of full power」とすればよいですね😊。

 
小さな会社のSDGs実践の教科書 1冊で基礎からアクション、マネジメントまでわかる
 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 606 "Continue to hit the first shot of full power"】
 

The material introduced today "Small company SDGs practice textbook" has a catchphrase "Understanding from basics to action and management in one book", and the following phrases were impressive in the part "Use methods to come up with good ideas".

 

"Acknowledging that you are a creative person does not mean that you will suddenly be flooded with good ideas.

 

People who come up with good ideas think differently than ordinary people.

 

As a typical example, we will introduce 'hypothetical thinking'.

 

Many people think of it as a 'stacked way of thinking'.

 

For example, if you think about 'behavior that contributes to the SDGs', first look at the outline of the SDGs, study the excessive situation, look around what other people are doing, collect various information, and then come up with ideas. It's like thinking about.

 

If you compare it to golf, it is a method of politely hitting one ball many times and gradually bringing the ball closer to the hole.

 

On the other hand, hypothetical thinking is to hit the ball as hard as you can, aiming for a hole-in-one with the first shot.

 

Without knowing anything, I take the plunge from the beginning and skip the idea that is close to the correct answer, if it is wrong, I throw away the whole idea and fly a completely new idea far away to Ata and others.

 

Just hit the numbers, pick up and verify only the ideas that come close to the answer, and come to a conclusion.

 

You may ignore the rules, but this will help you reach your goal faster.

 

Also, unlike when you hit it many times, the scenery and line of sight will not change and you will not lose track of your current location or destination.

 

For example, if you think about 'actions that contribute to the SDGs', you suddenly 'installed a recycling box on the beach in my hometown' without investigating anything.

 

Let's come up with concrete ideas that you happen to be familiar with." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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