PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 777「アウトプットを習慣化する」/ "Make output habitual"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 777「アウトプットを習慣化する」
 

PDCAカフェで色々な人と話をしていると、「始めたことを習慣化する方法」がトピックになることがあります。

 

私は常々、「続けられないことを始めない」ことの重要性をお伝えしています。

 

プライベートでもビジネスでも同じですが、続けられないことを人間は始めてしまう傾向にあります。

 

「1ヵ月で10キロダイエットをするぞ!」とか「毎日100回腹筋をするぞ!」などの大きな目標を設定する人がいますが、継続できずに途中でやめてしまうことがほとんどでしょう。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、「小さな習慣」という有名な本によると、「目標は小さければ小さいほどよい」そうです。

 

小さな習慣

小さな習慣

 

 

小さな習慣」の例としては、「腹筋を毎日1回行うこと」が考えられます。

 

毎日1回の腹筋であれば、就寝前に1回やるだけで終わるため、誰でもできるでしょう😊。

 

継続するためには、「1日腹筋1回」くらいに目標を小さくすることがポイントです。

 

目標を小さくすることで、続けやすくなるのです。

 

続けることで習慣化が始まり、「今日は5回腹筋をしよう」という感じで、1回以上腹筋ができる日も出てくるでしょう。

 

小さな習慣」によると、66日以上継続することで人間の行動は習慣になるそうです。

 

毎日1回の腹筋を66日続けることができれば、筋トレというアウトプットが習慣化するわけですね。

 

「アウトプットを習慣化する」ことの重要性はプライベートに限らず、ビジネスにも応用可能であると私は考えています。

 

経営者や上司への報告、報告書の作成などでもそうですが、「毎週金曜日の午前中に送る」と決めたら、それを続けることがポイントになります。

 

多忙な経営者や上司は、取引相手や部下が何をやっているのか「発信(アウトプット)」してもらわなければ、知る余地がありません。

 

ですので、「私は今週、こういうことをやりました」とアウトプットし、伝える努力が不可欠になるのです。

 

顧客や上司に対して週次で報告を続けることで、関係者に対して「Mr. PDCA報連相がしっかりしている」という印象を植え付けることができます。

 

管理職経験がある方はご存じだと思いますが、報連相ができない人の多くは頻度が不足していたりします。

 

上司が「週次で報告してほしい」と思っているにもかかわらず、部下が月次で報告をしていると、双方の方向性がずれてしまうものです。

 

週次で1on1などを行っていると、この辺りの修正を行うことができるのですが、コミュニケーションが取れていない職場では、ずれが拡大する傾向にあります。

 

私からのお勧めは、「細かすぎるくらい報連相を行う」ことです。

 

部下側から見て「報連相が細かすぎるかな」と感じるくらいで、上司からするとちょうどよかったりするものです。

 

報連相のしすぎ」で上司から怒られた人を、私は聞いたことがありません。

 

一方、「報連相が足りない」と指摘されている人は結構見たことがあります。

 

私は「報連相が細かい」ことで有名ですが(?)、銀行員時代のある上司に「お前はもう報連相に来なくてよい」と言われたことがあります。

 

皆様も、上司から「これ以上報連相に来なくてよい」と言われるくらいまで報連相を行ってみましょう。

 

今回紹介する資料「レア力で生きる」は「「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣」をキャッチフレーズにしており、「発信する:アウトプットを習慣化する」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「個人の力でチャンスをつかみ取っている人は、それだけアウトプットする努力をしています。

 

やりたいことを実現したいなら、アウトプットまで頑張らなければいけない。

 

そして、そのアウトプットを多くの人に知ってもらう必要があるのです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca 

 

 

P.S. 「続けらないことを始めない」もう一つのコツとして、「アウトプットを短くする」ことがあります。

 

日報や週報などの報告書を大量に作成しているビジネスパーソンがいますが、全てを読んでいる管理職はほとんどいないことを認識する必要があります。

 

できれば、箇条書きで3つ程度にまとめ、「今週はA、B、Cをやりました、以上!」と簡潔に報告しましょう。

 

こうすることで、管理職側は「Mr. PDCAは報告が短い」という認識を持つようになり、私からの報告書を「読んでやるか」という考えになります。

 

管理職は報告が長いと読む気になりませんし、メールやメッセンジャーが飛んできても、「報告が短い部下」のものから目を通すようになるのです。

 

「上司心部下知らず(?)」とはよく言ったもので、とにかく報告は短く分かりやすくしましょう。

 

それを心掛けるだけで、ビジネスのパフォーマンスも自然に向上していきますよ😊。

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「習慣化」 = 「habitual」>

 

今回出てきた「習慣化」の英訳は、「habitual」になります。

 

「アウトプットを習慣化する」を英語にする場合、「Make output habitual」とすればよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 777 "Make output habitual"
 

The material introduced today "Living with Rare Power (Japanese only)" has a catchphrase of "learning habits to enjoy this world without competition" and the following phrases were impressive in the part "Make output habitual".

 

"People who seize the opportunity with their own power are trying to output that much.

 

If you want to do what you want to do, you have to work hard at the output.

 

And the output needs to be known to many people." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca  

プライバシーポリシー・お問い合わせ