PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,039「賃金が上がらない理由」/ "Reasons for wages not increasing"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,039「賃金が上がらない理由」】
 

日本では、景気は悪くないのに賃金が上がらないという話をあちこちで耳にします。

 

これは、ある意味当たり前の話であると私は考えています。

 

会社組織の場合、効率的に働いている人、普通に働いている人、働いていない人の割合が、2対6対2になると言われています(いわゆる「パレートの法則」ですね😊)。

 

働いていない2割の従業員を解雇しても、また2割が働かなくなることが確認されており、ここがポイントなのでしょう。

 

営利企業の場合、収益に貢献していない2割の人件費を働いている8割が負担しなければなりません。

 

そうすると、全体の賃金を上げようがないのです。

 

日本企業の場合、よっぽどのことがない限り解雇されることはないため、働いていない2割が会社組織に定着する傾向にあります。

 

この辺のことを、マルクスは鋭く分析しています。

 

今回紹介する資料「賃労働と資本/賃金・価格・利潤」を読んでおくと、将来経営者になった時に役立つでしょう。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. マルクスは「資本論」の中で、労働者(プロレタリアート)は永遠に資本家(ブルジョワジー)になれないことを唱えています。

 

ただ、現代の資本主義社会では、労働者がいきなり資本家になるケースもあります。

 

共産主義が衰退し、資本主義が生き残った背景にはこの部分があると私は考えています。

 

資本論」を最初から最後まで読んだ人はほとんどいないと言われていますが、私は全て読破した数少ない一人です。

 

最近は漫画版「資本論」も登場しているため、最初に目を通す方法としてお勧めですね😊。

 

資本論」は色々な意味で不思議な本ですが、私が一番不思議に感じたこととして、「税金」という単語が一回も登場しなかったことです。

 

資本論

資本論

 

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「賃金」=「wage」>

 

今回出てきた「賃金」の英訳は、「wage」になります。

 

「賃金が上がらない理由」を英語にする場合、「Reasons for wages not increasing」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ぴぷる」>

  

本日は、梶裕貴主演のドラマ「ぴぷる」を紹介します。

 

第1話

第1話

  • 発売日: 2020/12/25
  • メディア: Prime Video
 

  

小説版「ぴぷる」もあり、こちらも面白かったですね😊。

 

ぴぷる【電子特典付】

ぴぷる【電子特典付】

 

  

ドラマ「ぴぷる」は、京都に住む31歳のサラリーマンの主人公が美少女AI「ぴぷる」を購入し、結婚しようとする物語です。

 

ただ、ぴぷるは恋人のように振る舞うのではなく、嫌なことややりたくないことは「できません」となぜか自我を持っており、主人公は思う通りに物事を進められません。

  

婚活ビジネスに従事している人に、今回紹介するドラマ「ぴぷる」はお勧めの作品です。

 

ぴぷる」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「ぴぷる」は、人間とAIの恋模様を描いていますが、結局は人間と人間のやり取りが一番分かりやすいのかもしれません。

 

AIはプログラミングに基づいて動く仕組みになっており、それ以外の行動はできないからです。

 

人間と人間の場合、「説明」や「説得」という作業があります。

 

ただ、AIに話し合いを行っても埒が明かないため、プログラミングをし直す必要が出てきます。

 

この辺りのことも今回紹介するドラマ「ぴぷる」では描写されているため、IT企業勤務者やプログラミングの仕事をしているビジネスパーソンは是非観賞してみてください😊。

 

第1話

第1話

  • 発売日: 2020/12/25
  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,039 "Reasons for wages not increasing"】

 

I hear here and there that the wages do not rise even though the economy itself is not bad.

 

I suppose that this is a matter of course.

 

In case of a corporate organization, it is said that the ratio of those who work efficiently, those who work normally, and those who do not work will be 2 to 6 to 2.

 

It has been confirmed that even if the company dismisses 20% who are not working, new 20% start not to work.

 

Therefore, we will have no choice and above are the reasons for wages not increasing.

 

Japanese companies cannot fire personnel unless really challenging things happen, so 20% of those who are not working tend to keep staying in the organizations.

 

Reading the material introduced today “Wages - Price and Profit” will be useful when you become a manager in the future.

 

Let's function PDCA today!   

 

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Wages - Price and Profit (English Edition)

Wages - Price and Profit (English Edition)

 

 

P.S. In the book "Capital", Marx argues that workers (proletariats) cannot be capitalists (bourgeoisies) forever.

 

However, in modern capitalist society, there are cases where workers suddenly become capitalists.

 

I think this is part of the background to the decline of communism and the survival of capitalism in this 100 years.

 

It is said that few people have read "Capital" from start to finish, but I am one of the few who have read it all.

 

Recently, a manga version of "Capital" has appeared in Japan, so it is recommended as the first way to read it 😊.

 

"Capital" is a mysterious book in many ways, but what I found most strange was that the word "tax" never appeared.

 

Capital (Oxford World's Classics)

Capital (Oxford World's Classics)

  • 作者:Marx, Karl
  • 発売日: 2008/05/15
  • メディア: ペーパーバック
 
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