PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,146「冷蔵庫と生命保険」/ "Refrigerator & Life Insurance"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,146「冷蔵庫と生命保険」】
 

ある日のPDCAカフェで、「Mr. PDCAに欲というものはないのですか?」と聞かれたことがありました。

 

ビジネスと本の話題が中心のPDCA日記ですが、「時々登場するプライベートな話も興味深い」とコメントされる方がおり、その人は私のことを「仕事以外に興味がないようである」と評(?)されていました。

 

私の場合、仕事と趣味と遊びの境界が基本的になく、自営を始めた2016年は文字通り起きている間ずっと働いていました(仕事が趣味でもあるため、同時に遊んでいたとも言えますね😊)。

 

私の家は洞窟(睡眠を取るためだけの空間)であり、冷蔵庫を使っておらず、電流は10Aだけですが、特に不便は感じていません。

 

私が使っていないものとしてよく知られている(?)のは冷蔵庫ですが、もう一つ今まで購入したことがないものとして生命保険があります。

 

今回紹介する資料「生命保険のカラクリ」は、私と同年代の著名なネット系保険会社の経営者によって書かれた本で、生命保険の説明本としてだけではなく、読み物としてもよく練られています。

 

2007年に銀行での保険窓販が解禁されて以降、個人部門での収益の大部分は保険が占めるまでに至っています(私も保険の資格を取らされたなぁ :-)。

 

不思議なもので、宝くじや競馬、パチンコ等をギャンブルとして考えている人はいても、保険をギャンブルと考えている人は少ないようです(イギリスで生命保険の仕組みが開発された時は、賭け事として始まりました)。

 

生命保険のカラクリ」でも説明されていますが、日本の場合、高額療養費制度が整っていることから、医療費の自己負担に上限があって、資本主義社会とは思えない至れり尽くせりの状況であるため、公的な健康保険や年金に入っておけば、ほとんどのケースに対処できるようになっています。

 

ビジネススクールの授業では、「すべてはマーケティングである」と教わりましたが、生命保険が「必要なもの」と考えられるようになったのも、綿密なマーケティングが功を奏したと言えるのかもしれません。

 

そう言えば、ニューヨークで証券外務員のトレーニングを受けた際、「金融商品を買うことはギャンブルではない、『ポジションを取る』というのだ」と教えられました。

 

「ポジションを取る」を英語にすると「take a position」になりますが、金融機関で働いている人の大部分はポジションを取っておらず、金融商品を買うよりも、自分の仕事に集中する方が合理的であると考えている人が多かったように感じます(私は今でもそうだな😊)。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)

 

 

P.S. 私が唯一入っている保険と言えば、住んでいるマンションの火災保険だけですね(入らなければ部屋を借りられないため😊)。

 

賃貸マンションの場合、火災保険が自動的に付いてくるケースが多いですが、基本的に割高になっています。

 

共済などの火災保険を使うことによってかなりコストを抑えることが可能ですが、実行している人はあまりいないようです。

 

火災保険を家主が一方的に決めることは独禁法に触れるため、別の保険に入ることが賃借人には認められていますので、興味がある人は具体的な手法についてMr. PDCAに聞いてみましょう(「自分で火災保険に入ります」と言えばいいだけですけれどね😊)。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「保険料」=「premium」>

 

アメリカでは富裕層が相続時に生命保険を使うことが多いため、私がニューヨークで働いていた時は「保険料」を意味する「premium」という単語をよく耳にしていました。

 

日本で「premium」と言うと「高級」というイメージが強いですが、金融業界における「premium」は「保険料」のことであり、これはラテン語の「前もって払う」ことを意味する「praeemere」から来ているようです。

 

ちなみに、英語もフランス語もラテン語の影響を受けているため、文法等も結構似ています。

 

英語がある程度できるようになれば、フランス語を学ぶ上でも吸収が速くなるため、第二外国語を勉強する前に英語をある程度極めるというのは良い方法かもしれません。

 

使える言語は一つでも多い方が、これからのビジネスでは色々な意味で有利になりますね😊。

 

生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)

  • 作者:岩瀬 大輔
  • 発売日: 2009/10/17
  • メディア: 新書
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」>

  

本日は、ジョン・ファヴロー主演の映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を紹介します。

 

 

映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、ロサンゼルスが舞台であり、一流レストランで総料理長を務めるカール(ジョン・ファヴロー)が料理評論家とバトルを繰り広げながら、物語が展開していきます。

 

レストランのメニューは任されているカールでしたが、オーナーは伝統的な料理を続けるよう指示を出し続け、それに従ってしまったが故に料理評論家から「つまらない」と酷評されてしまいます。

 

カールはTwitterで料理評論家に対抗しますが、すぐに炎上してしまい、オーナーとの方針も合わず、仕事を失ってしまいます。

 

その後、カールはフードトラックでキューバ料理を出し、起死回生の復活を遂げるのですが、この後は映画をみて確認してみてください😊。

 

上からは締め付けられ、下からは突き上げを受けている管理職のビジネスパーソンに、今回紹介する映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」はお勧めです。

 

シェフ 三ツ星フードトラック始めました」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】主人公のカールを演じているジョン・ファヴローは、監督でありながら俳優でもあり、今回紹介する映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」で彼は二足の草鞋を履いています。

 

監督と主人公が同じ映画は珍しいため、映像関係の仕事をしたいと考えている人は、今回紹介する映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を是非観賞してみてください😊。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,146 "Refrigerator & Life Insurance"】

 

One day at the PDCA cafe, I was asked, "Do you have something you want, Mr. PDCA?"

 

PDCA diary basically focuses on business and books, and some colleagues commented that "Sometimes private stories are shown in PDCA diary and it is quite interesting" and one person said that "It seems like you (Mr. PDCA) doesn't want anything rather than work".

 

In my case, there is no boundaries between work and hobbies basically.

 

My house is like a cave (a space just for sleeping), and I do not use a refrigerator, but I do not feel it inconvenient particularly.

 

A well-known thing what I am not using is a refrigerator, but one additional thing I am not interested in is life insurance.

 

The material to be introduced today, “Life Insurance Mechanism (Japanese only)” explains the scheme of life insurance easily and it is recommended for people who are interested in the life insurance structure.

 

When I was a banker, I was asked to be qualified for life insurance and selling a lot of products😊.

 

Nowadays, a lot of people are using life insurance, but very few of them considered is as a sort of gambling.

When a life insurance system was developed in the United Kingdom, it began as a bet for human life and has not changed the basic scheme.

 

In case of Japan, national health insurance is well developed and medical expenses are subsidized by the government, so we don't need to have private life insurance.

 

In the business school class, I was told that “everything is marketing”, and most of the people in Japan now think that life insurance is a necessary thing.

 

It can be said that marketing worked well in terms of life insurance😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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