【PDCA日記 Vol. 1,401「悩みの答えは出ている？」】
私が読書を推奨している理由の一つに、「過去人類が直面してきたチャレンジに対する回答が、本に書かれていることがほとんどであるため」ということがあります。
今回紹介する資料「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、「将来、食べていけるか不安」「忙しい、時間がない」「お金持ちになりたい」などの、現在でもありがち（？）な悩みについて、哲学者がすでに答えを出しており、分かりやすく解説している面白い本です。
中でも、「やりたいことはあるが、行動に移す勇気がない」という悩みに対する、デカルトの答えに関する以下フレーズが印象的でした。
「やりたいことを分割して小さな目標（サブゴール）にするということです。
目標までの道のりが果てしないものに感じられるなら、その大きな目標を小分けにして、途中で達成すべきいくつかのサブゴールを立て、そのサブゴールひとつひとつを確実にクリアする。
サブゴールをクリアすること自体が達成感という快楽となって、無我夢中になってクリアしつづけたら、いつの間にか途方もないところまで来ていた、という考え方です。」（引用終わり）
過去のPDCA日記で「成功体験を積み重なる」ことの重要性をお伝えしましたが、デカルトが唱えた「困難は分割せよ」に重なる理屈であるように感じました。
また、「困難を分割する」ことはプロジェクト管理でも同じでして、チャレンジングなタスクであればあるほど細分化（「ブレークダウン」とも言う :-) した上で、チームとして取り組むことがポイントになってきます。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 「困難を分割する」こと以外にも、今回紹介した「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」では、 プライベートな悩みについても、哲学者が明朗な答えを出していることを紹介しています。
古代エジプトで、「最近の若い者は」と言われていたことは有名な話ですが、太古も今も人間の悩みにそれほど大きな差はなく、哲学者が色々と考えた上で最適解を示してくれているわけですね。
悩みのある方は、今回紹介する資料「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」を手にするか本屋に行ってみて、ひとまずぶらぶらしてみましょう😊。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「分割」 = 「split」＞
今回出てきた「分割」を英語にする場合、いくつか候補はありますが、「split」という表現がしっくりくると思われます。
＜マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ポエトリーエンジェル」＞
本日は、岡山天音主演の映画「ポエトリーエンジェル」を紹介します。
映画「ポエトリーエンジェル」は、和歌山県の梅農家を舞台にした物語です。
高校卒業後、実家の梅農家で働く玉置勤（岡山天音）には妄想癖があり、自分の妄想を発揮できる場所を探し求めていました。
玉置は両親と一緒に暮らしながら、父親が経営する梅農家で働くという単調な日々を過ごしています。
玉置の同級生の多くは、東京に行っています。
東京から和歌山に帰省した友人の職場が麻布十番にあることを知らされると、玉置は自分が置かれている状況との差に愕然とします。
もやもやとした生活をしている玉置ですが、声と言葉のスポーツである「詩のボクシング」の存在を知ることになります。
「詩のボクシング」に関心を持った玉置は、「詩のボクシング教室」に通うようになり、謎のトレーニングを受けることになります。
農業に従事している人や詩を書くことが好きなビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「ポエトリーエンジェル」はお勧めです。
「ポエトリーエンジェル」のメルシー評価【クロワッサン3個：🥐🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「ポエトリーエンジェル」の中で一番印象的だったのは、「大人が子供に見せるべき姿は大人げなさなんです」というセリフですね。
人生に迷いを感じているビジネスパーソンは、是非観賞してみてください😊。
One of the reasons I recommend reading books is because answers to the challenges that humankind had faced in the past are mostly written in books.
The material to be introduced today "Philosophers have already answered to that challenge (Japanese only)” is an interesting book and the following phrase were impressive.
“In case you face a big challenge, what you should do is that to divide tasks into small goals (sub goals).
If you feel that the path to the goal is endless, you had better divide the big goal in small pieces.
By making several sub goals to be achieved along the way, you will be sure how you will be able to reach each sub goal." (Unquote)
Above messages were advocated by French philosopher, Rene Descartes, and he reiterated to divide challenges into small sub goals to achieve.
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