PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,493「歌舞伎の広報戦略」/ "Kabuki's Public Relations Strategy"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,493「歌舞伎の広報戦略」】
 

私は数年前に一度だけ、歌舞伎を見に行ったことがあります。

 

歌舞伎座の観客の年齢は結構高めで、リピーターが多そうな印象を受けました。

 

一方で、若年層の顧客はかなり少なかった記憶があります。

 

歌舞伎役者と言えば、ワイドショーを賑わすスキャンダルの常連ですが、今回紹介する資料「歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから」によると、これは江戸時代からの伝統(?)らしいです。

 

「江戸の歌舞伎には、興行の大当たりと大外れ、役者の並外れた収入と幕府に取り締まられて追放、といった『金』にまつわるスキャンダルが、ずっと続いている。

 

『色』にまつわるスキャンダルも、大奥が絡んだ『絵島生島』事件をはじめとしてさまざまである。」(引用終わり)

 

幕府によって表現の自由が制限されていた江戸時代、歌舞伎役者は正に命懸けの仕事だったようです。

 

歌舞伎役者の金銭や色恋にまつわる噂などは、一種の炎上商法だったようです(今も昔も人間は変わらないのね😊。

 

今回紹介する資料「歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから」によると、歌舞伎役者のスキャンダルは、江戸時代から続く「広報戦略」であると筆者は語っています。

 

広報担当者はじめ、マーケティングに従事しているビジネスパーソンに、今回紹介する資料「歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから」はおすすめの一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから

歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから

  • 作者:船曳 建夫
  • 発売日: 2017/01/13
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 私は大学生までは理髪店に通っていましたが、社会人になってからは美容院に通っています。

 

都心には美容院が多く、今の家の近くに理髪店がないため、自動的に美容院に通わざるを得なくなったことが背景にあります。

 

理髪店と美容院の違いとして顔そりの有無がありますが、最近になって、メイクに付随した顔そりやシェービングを行う美容院が出てきます。

 

ただ、顔そりやシェービングを主目的にしたサービスを美容院が行うことはできないようで、そのためには理容師免許が必要になります。

 

規制改革が叫ばれ続けていますが、この辺りの細かいところにまでメスが入れば、本当に社会が変革するかもしれませんね。

 

歌舞伎役者は美肌が多いですが、その背景には顔そりを頻繁に行っていることがあるようです。

 

理髪店で顔そりをしてもらう場合、専用のカミソリを使いますが、歌舞伎役者は同じものでシェービングをしている人が多いそうです。

 

歌舞伎の場合、男性が女装して演じる女形(おんながた)が登場します。

 

女形は1日に何回も化粧をする必要があり、顔そりによって美肌を維持するインセンティブがあるというわけですね。

 

なお、女形が登場したのは江戸時代初期であり、江戸幕府が歌舞伎などの大衆芸能に女性を起用することを禁じたことが、女形の始まりになっています。

 

江戸時代の女形は、普段の生活から女装をして女性のような生活を送っていたとされています。

 

この辺りの歴史を知っておくと、歌舞伎鑑賞が一層楽しくなるでしょうね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「広報戦略」=「public relations strategy」>

  

今回出てきた「広報戦略」の英訳は、「public relations strategy」になります。

 

「歌舞伎の広報戦略」を英語にする場合、「Kabuki's public relations strategy」とすればよいですね😊。 

 

歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから

歌舞伎に行こう! 手とり足とり、初めから

  • 作者:船曳 建夫
  • 発売日: 2017/01/13
  • メディア: 単行本
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「江戸前の旬」>

  

本日は、須賀健太主演のドラマ「江戸前の旬」を紹介します。

 

 

原作は漫画「江戸前の旬」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

ドラマ「江戸前の旬」は、東京・銀座にある「柳寿司」の三男である柳葉旬(やなぎばしゅん:須賀健太)が一人前の寿司職人になる姿を描いた作品です。

 

旬は、師匠であり父親でもある柳葉鱒之介(やなぎば ますのすけ:渡辺裕之)から指導を受けながら、江戸前の伝統を守るべく修行に励んでいます。

 

江戸前の伝統だけではなく、日本の食文化についても解説が多い作品であり、寿司が好きなビジネスパーソンに今回紹介するドラマ「江戸前の旬」はお勧めです🍣。

 

江戸前の旬」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「江戸前の旬」では、魚の呼び方について解説が行われています。

 

カンパチはブリと同じ出世魚であり、子供のカンパチは関東で「ショッコ」と呼びます。

 

関西では「シオ」と呼ぶそうで、寿司好きの人にとってはカウンターでの話題が弾みそうなタネが転がっているドラマですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,493 "Kabuki's Public Relations Strategy"】

 

Speaking of Kabuki actors, they are regulars in scandals, but according to the material introduced today "Let's go to Kabuki! Take a step, from the beginning (Japanese only)", this seems to be a tradition from the Edo period (1603 -1868) as follows.

 

"In Kabuki in the Edo era, scandals related to money, such as big hits and big failures at the box office, extraordinary income of actors and expulsion by the Edo government, have continued for a long time.

 

There are various scandals related to romances as well." (Unquote)

 

I fully agree with the above part.

 

Let's function PDCA today!   

 

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