【PDCA日記 Vol. 1,973「読書とは自由な夢」】
私はお会いする人に本をプレゼントする習慣があるのですが、「いつから本をプレゼントするようになったのですか？」と聞かれて、社会人なりたての時を思い出しました。
私の最初の仕事は、富裕層向けに金融商品を販売する営業業務でした。
主要顧客層は企業経営者であり、当時のお客様から見ると、20代だった私は子どもか孫くらいの年齢であり、「この本が面白いよ」と色々な本をくれる方が結構いました。
社会に出たての頃にこのような光景を頻繁に目にしたため、働いている人たちは全員が経営者の方々と同じように、大量の本を読んでいるのだろうと思い込んでいました。
お客様から本を頂くと、私は次のアポイントメントの際、A4一枚に書籍の内容をまとめ、自分の意見や考えを記した報告書を作成して、提出するようにしていました。
今から考えると、これがPDCA日記の原型（？）だったのかもしれません。
私が報告書をまとめてお渡しすると、経営者のお客様は「君みたいな銀行員は見たことがない！」と嬉しそうな顔をされて、また別の本をくれるという好循環（？）に入っていました（そのお客様が書いた本も結構あったけれどね😊)。
今回紹介する資料「文学とは何か」は、「書くとはどういうことか」「何故書くのか」「誰のために書くのか」という命題に挑む実践的文学論で、以下のフレーズが印象的でした。
「あらゆる瞬間に私はめざめることができるし、またそうできるということを承知している。
しかし私はそうすることを欲しないのであって、読書とは自由な夢に他ならない。」（引用終わり）
―――
このDX日記のように、本を読んでアウトプットする作業を続けていると、書籍の中で印象に残ったところが、記憶に残るようになります（記録にも残りますね😊)。
本をブログで紹介していると、著者から連絡を頂くという嬉しい誤算（？）も発生しています。
最近は、ベストセラー作家にファンレターを書く人は少ないかもしれませんが、読んだ本の書評を書き続けることによって、あなたも著者から連絡をもらえるかもしれません。
書評ブログを書き続けることは、ビジネスパーソンにとってとてつもないメリットがあり、多くの方々にすすめているのですが、「あなただからできるのですよ」となぜか言われることが大半です。
「楽しくて、ためになって最高だから、書評ブログを皆もやればよいのになぁ～」と思いながら、今日もブログを書いています😊。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「好循環」 = 「virtuous circle」＞
今回出てきた「好循環」の英訳は、「virtuous circle」になります。
「好循環に入る」を英語で表現する場合、「enter a virtuous circle」とすればよいですね😊。
I have a habit of giving books as presents to people I meet, and I was asked, "When did you start giving books as presents?"
My first job was in sales at a private bank, selling financial products to the wealthy.
Our main customers were business owners, and some of them were giving books to me.
When I received a book from a customer, at the next appointment, I summarized the contents of the book on a single paper, create a report in which I wrote my opinions and thoughts, and submit it.
Thinking about it now, this may have been the prototype of this PDCA Diary.
When I put my thoughts together a report and hand it over, my customer said, "I've never seen a banker like you!"
The material introduced today "What is Literature?" is a book written by a famous French philosopher, Jean‐Paul Sartre.
Sartre explained about reading as follows.
"At every moment I can wake up and I know I can.
But I do not wish to do so, and reading is nothing but a free dream.” (Unquote)
Let's function PDCA today!
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