PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,747「おごる時には大きく」/ "Spend big when you treat"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,747「おごる時には大きく」
 

 

経営者の方と接していると、「昇進や昇給をしても、退職する人が多い」というコメントを聞くことがあります。

 

役職や給与が上がっても、満足感は一時的なものであることが確認されています。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、昇進や昇格は脳内物質であるドーパミンを分泌させます。

 

ドーパミンの場合、前の刺激よりを上回るものが来なければ脳が満足しないため、地位が上がったり、経済的な効用があったとしても、「もっと、もっと」と果てしなきドーパミン・ゲーム(?)を続けることになります。

 

一方、朝日を浴びながら散歩をした時や、温泉にゆったりと入っている時に感じる「ほのぼのとした幸福感」は、ドーパミンではなくセロトニンという脳内物質が影響しています。

 

セロトニンの場合、ドーパミンとは違って「もっともっと」という特性がないため、散歩や入浴という日々のルーティンであっても、昨日と同じ幸福感を今日も感じることができるのです。

 

ビジネスである程度の成果を収めている人が、幸福感を中々感じられない背景には「ドーパミン的な幸福感」を追及していることがあると私は感じています。

 

上記の状態に陥っている方は、起床後1時間以内に数十分でよいので散歩をしてみてください。

 

散歩をするだけでも運動になりますが、朝日が目から入ってくることによって、セロトニンが脳内で分泌されます。

 

朝の散歩を1週間続けるだけで明らかな効果が感じられるはずで、1ヵ月を過ぎると色々な悩みが「まあ、いいか」と感じられるようになるはず(?)です。

 

騙されたと思って、朝の散歩を是非始めてみてください😊。

 

また、社会的な役割が大きかったり、充実感を覚えられる仕事をすることの方が、人間の満足感は長続きすることが知られています。

 

「隣の芝生は青く見える症候群(他社はもっと良いはずだという思い込み?)」に陥って、転職をする人が後を絶たないのは、そのためなのでしょう。

 

今回紹介する資料「モテるひと言は、「言葉ひとつでコミュニケーションが円滑になるをキャッチフレーズにしており、「得するおごり方」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「人は、中途半端な報酬をチラつかせても、ヤル気をかき立てられないそうです。

 

毎日缶コーヒーやざるそばをおごっても、それは徐々に<当然>と思われてしまうだけなんだそうです。

 

広く皆の心をつかみたい場合は、たまにでいいから、おごる時には大きく!

 

結局、それが一番お得みたいなのです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca 

 

 

P.S. 私は飲み会には行きませんが、お世話になっている会社のスタッフの方々と、ランチに行くことはあります。

 

歓送迎会ランチを主催することもあるのですが、そんな時は結構良い店を選んで、すべて私が支払うようにしています。

 

ただ、ランチであっても、私は参加者が6人までの食事会にしか行きません。

 

7人以上になると、2つのグループになってしまい、同じ話題を全員でするためには、6人が限度であるためです。

 

限られた人数でランチに行くため、普段は行かないようなお店(英語で言えば、「fancy restaurant」:-) であっても、負担はそれほど大きくありません。

 

それでも、「Mr. PDCAは良い店に連れて行ってくれて、おごってくれる」という印象を与えることは可能です。

 

特に意識してはいませんでしたが、私は今回紹介した資料「モテるひと言」が言う「得するおごり方」をしていたのかもしれませんね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「おごる」 = 「treat

 

今回出てきた「おごる」の英訳は、「treat」になります。

 

「おごる時には大きく」を英語で表現する場合、「Spend big when you treat」とすればよいですね😊

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,747 "Spend big when you treat"
 

When I'm in contact with executives, I sometimes hear a comment that "Many employees are leaving, even if they get promoted or raised."

 

Satisfaction has been found to be temporary, even when job titles and salaries increase.

 

It is known that human satisfaction lasts longer when a job that fulfills a large social role or fulfills a sense of fulfillment.

 

That's why people who change jobs after falling into a syndrome where the grass next to it looks blue.

 

The material introduced today "Attractive One Phrase (Japanese only)" has a catchphrase of "Smooth communication with just one word" and the following phrases were impressive.

 

"People do not seem to be able to stir even a halfway reward.

 

It seems that even if you buy canned coffee or soba noodle every day, it is only gradually considered to be natural.

 

If you want to reach everyone's heart widely, spend big when you treat!

 

After all, that seems to be the best deal." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca 

プライバシーポリシー・お問い合わせ