PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 58「在庫は顧客のクローゼットにある」/ "Inventory is in customer's closet"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 58「在庫は顧客のクローゼットにある」】
 
今月はヤフーによるZOZO買収が話題になりましたが、ZOZOは色々な意味で、日本のアパレル流通を変えてきた存在だと感じています。
 
今回紹介する資料「誰がアパレルを殺すのか」は、激変する日本のアパレル業界の実情を生々しく解説しており、アパレル業界に従事している人だけではなく、服好きな人にもお勧めの一冊です。
 
ZOZOスーツや前社長の大盤振る舞い等が話題になりがちですが、色々な戦略を地味に打ち出しており、本書「在庫は顧客のクローゼットにある(P160)」部分の以下フレーズが印象的でした。
 
「『あなたがお持ちのこの商品、2000円で買い取ります』
 
2016年11月ゾゾタウンで新品を購入すると、見慣れない案内が出るようになった。
 
クリック一つで、買い取りを申し込め、購入した製品の商品とともに、買い取り用のバッグが届く。(P160)」(引用終わり)
 
これはZOZOが提供している「買い替え割」というサービスですが、買い手にとっては使っていない服を現金化することができるメリットがあります。
 
ZOZOにとっては、使われていない服を顧客から買い取って、すぐに販売することができるようになるため、今回紹介した資料「誰がアパレルを殺すのか」が説明している通り「在庫は顧客のクローゼットにある」ことになります。
 
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

誰がアパレルを殺すのか

誰がアパレルを殺すのか

 

P.S. ZOZOは本社が千葉にあることで知られていますが、オフィス近くに住むスタッフに対して特別な手当を支給しています。

 

これは会社側にとっても従業員側にとっても合理的な手法であり、遠くから長い時間をかけて通勤するスタッフに高額な通勤手当を出す必要がなくなり、スタッフはオフィスから近いところにいるため仕事に集中しやすくなります。

 

通勤時間に関する議論をする際、私はいつも「人間は狭さには慣れるが、遠さには慣れない」ということをお伝えしています。

 

職場から遠いところに居を構えている方は、「広い家に住みたい」とコメントされますが、私は「家の狭さには慣れますが、遠さには慣れません」と伝え、とにかく近いところに住むことを勧めています。

 

ビジネスパーソンにとって一番重要なことは時間であり、職場から近いところにいるだけで、生産性を向上させることが可能なのです。

 

年末にかけて、引っ越し料金は下がる傾向にあるため、「いまいち仕事が上手くいかない」という方は職場に歩いて行けるところに住むことを検討してはいかがでしょうか :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「大盤振る舞いする」 = 「splash out」>

 

今回出てきた「大盤振る舞いする」を英語にする場合、いくつか候補がありますが「splash out」がしっくりくるような気がします。

 

彼女は送別会で大盤振る舞いした」を英語にする場合、「She splashed out at the farewell party」という感じでしょうか :-)。
 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 58 "Inventory is in customer's closet"】
 

Yahoo Japan acquired ZOZO this month, but I feel that ZOZO has changed the distribution of Japanese apparel industry in many ways.

 

The material to be introduced today “Who Kills Apparel (Japanese only)” gives a vivid explanation of the current situation in the Japanese apparel industry.

 

The Japanese apparel industry is undergoing drastic changes and this book is recommended not only for those who are engaged in the apparel industry but also for those who like clothes.

 

ZOZO has been providing innovative services as explained in the part “Inventory is in the customer's closet” of this material and the following parts were impressive.

 

"In November 2016, ZOZO launched the service called 'Replacement by purchase'.

 

When you bought a new product at ZOZO, the shopping site would asked you sell your clothes which you purchased before.

 

With just one click, you can receive a bag from ZOZO and send selling clothes in it.” (Unquote)

 

 

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