【PDCA日記 Vol. 112「経営体力とメディアへの影響力」】
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沈まぬ太陽が映画化された2009年、モデルとなったJALは経営危機に陥っており、2010年には会社更生法を申請することになります。
沈まぬ太陽の内容は、飛行機の墜落事故を取り扱ったものであり、JALにとって好ましい内容とは言い難かったはずですが、広告宣伝費を削る局面にあって、JALがマスメディアへの影響力を行使できなかったことを、今回紹介した資料「疑う力」は指摘しています。
「金の切れ目が縁の切れ目」とはよく言ったもので、企業とメディアの関係も金で切れたり、縁が結ばれたりするということなのでしょう(当たり前のだけれど :-)。
資本主義は、中々上手く機能しているものです。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 私は「沈まぬ太陽」の書籍と映画を両方知っていますが、映画は渡辺謙の好演が光っており、おすすめの作品です。
沈まぬ太陽では、主人公の恩地元が会社のために色々と尽くすものの、「割に合わない」ことに気づきながら業務を行っているように見えます。
恩地のモデルになった人物は実在し、彼は定年退職後、アフリカで写真家、随筆家として活躍することになります(これが本当にやりたかったことなのでしょう)。
会社の仕事に「?」を感じておられる方は、今回紹介した資料「疑う力」を読み、「沈まぬ太陽」を観て、これからの人生を考えてみるのも一つではないでしょうか :-)。
- 作者: 山崎豊子
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< Mr. PDCAのボンジュール英語「常識」=「common sense」>
今回出てきた「常識」の英語は、「common sense」になります。
More than 10 years have passed since I almost stopped watching TV programs other than news, but the influence of TV seems to be still hue.
The material to be introduced today “Suspicious Power (Japanese only)” has a catchphrase “99% of common sense is a lie” and the following phrases were impressive.
"JAL (Japan Airlines) couldn't stop making a film which theme was JAL's aircraft crash.
This is because JAL's management strength has declined." (Unquote)
It is often said that "Depletion of money is a break of the relations”.
The relationship between the company and the media depends upon management power.
Capitalism seems working very well.
Let's function PDCA today!
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