PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 189「『私はこうである』が邪魔をする」/ "'I am like this' will disturb you"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 189「『私はこうである』が邪魔をする

 

私は学生に戻っていた頃、フランスで生活をしていたのですが、面白いと感じたことの一つに、「こうしなければならないということが少ない」という点があります。

 

よく言えば「自由」、別のフレーズを使えば「無秩序」となりますが、 フランスの色々な場面で、日本にあるような決まりごとが少なくことを感じました。

 

例えば、プール。

 

日本の場合、スイムキャップをかぶり、飛び込みが禁止になっているプールのレーンに沿って、秩序正しく泳ぐことが求められます(当たり前のことだけれど :-)。

 

一方のフランスでは、スイムキャップは不要であり、あちこちで人が飛び込んでいるため、ぶつからないようによけながら泳ぐ必要があります。

 

また、レーンを外れて泳いでいる人までおり、生き残る(泳ぎ残る?)力がなければ、満足に水泳を楽しめない状態でした。

 

日本の規律正しいプールと、フランスの無秩序(?)プールのどちらが良いかは、人それぞれ意見があると思いますが、プールにおける水泳の方法一つとって見ても、日仏で大きな違いがあるわけです。

 

今回紹介する資料「檻を壊して自由になるための さとりの一撃」は、「小さな気づきでも人生は変わる」をキャッチフレーズにしており、「『私はこうである』が邪魔をする」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「人は、自分の中に自負心が残っているうちは、まだ自分の考えに踏みとどまろうとします。

 

こういう段階にあるときは、『私はこうである』というものを持ち込んで、人の言葉をジャッジしながら話を聞こうとするから、どんないいものも入ってこない。

 

でも、空っぽになったときに出合った本物の教えは、みな血となり、肉となっていくのです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 本書が述べている「人の言葉をジャッジしながら話を聞こうとする」ことは、同調圧力が強い組織によく見られる傾向と言えます。

 

例えば、金融機関(銀行だ!)。

 

状況は変わりつつあるとはいえ、銀行や証券会社などの組織の場合、スーツにネクタイという前近代的(?)な服装で働くことが半強制的に決められており、一人で自由な服装をすることは、かなりチャレンジングでしょう。

 

私自身の経験でもありますが、だらだらと遅くまで働くことが常態化している会社の場合、一人だけ定時に退社しにくい雰囲気が流れているものです。

 

所属している社会や組織によって濃淡はあるものの、「こうしなければならない」という縛りを自分で作ってしまうのは、人間の本性かもしれません。

 

一度、「こうしなければならない」という状況から抜け出すことで、自由に楽しく生きる術を見つけられるかもしれません(今の私みたいにね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「さとり」 = 「enlightenment」>

 

今回出てきた「さとり」を英訳するのはチャレンジングですが、「enlightenment」が一つの候補になります。

 

Enlightenment」は元々「啓発」という意味ですが、「さとり」というニュアンスも含んでいます。

 

「彼はさとりを開いたようだ」と表現する場合、「さとりを開く(enlighten)」という動詞を使って、「He seems enlightened」とすればよいですね :-)。

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 189 "'I am like this' will disturb you"
 

I was living in France when I was a student, and one of the things I found interesting was that there was little to do in the society.

 

For example, a pool.

 

In Japan, you need to wear a swim cap and swim in an orderly manner along the lanes of the pool and diving is strictly prohibited.

 

On the other hand, in France, swim caps are not needed and people are jumping in the pool, so you have to swim while avoiding diving swimmers (?) and some people are swimming off the lane.

 

It is up to the people whether they prefer to a Japanese disciplined pool or a French lawless (?) pool, but there is a big difference between Japan and France in terms of swimming method. .

 

The material to be introduced today “Enlightenment blows to break the cage and you can be free (Japanese only)” has a catchphrase that “Life changes by noticing a small thing” and the following phrases were impressive.

 

“People still try to stay on their minds while pride remains in them.

 

When you are at this stage, you bring in something like "I am like this" and you try to listen to the story while judging people's words, so nothing good will come in.

 

But all the real teachings that we met when we were empty become blood and meat." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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