【PDCA日記 Vol. 389「逆差別という名の矛盾」】
私はアメリカで学生と社会人を経験しましたが、あちこちで「アファーマティブ・アクション」という言葉を耳にしました。
アファーマティブ・アクションとは、社会的弱者の不利な状況を是正するための改善措置を指します。
具体的には、進学や就職、昇進において特定の集団を優遇することなどです。
アメリカと比較すると、日本でアファーマティブ・アクションを目にすることが少ないように感じています。
それでも、一部の大学などではアファーマティブ・アクションを取っていることが確認されています。
今回紹介する資料「法制度における男性差別」は「合法化されるミサンドリー」をキャッチフレーズしており、以下フレーズが印象的でした。
「憲法上の文書を理由に、一部のアメリカ人たちはアファーマティブ・アクションに理論の上では反対するが、それでもしばしばそれを許容しているとピーターズは言う。
この変則はケネディ政権が黒人たちのためにアファーマティブ・アクションを確立することによって人種危機に対処しようとしたことに遡ることができる。
そしてそれは女性が自分たちのためにアファーマティブ・アクションを要求することを導いた。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 日本政府は女性の管理職の割合を2020年に30%に引き上げる目標を掲げてきましたが、未達に終わりそうです。
私は日本政府の目標が必要だと思いますが、これ自体がアファーマティブ・アクションと言えるのかもしれません。
アメリカでは、黒人への差別が政治問題化しています。
日本で生活しているとアメリカの人種差別については意識しにくいですが、「アファーマティブ・アクションは逆差別」という意見もあります。
色々な矛盾を抱えているアメリカで、今年（2020年）の大統領選がどうなるか目が離せませんね👀。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「矛盾」 = 「contradiction」＞
今回出てきた「矛盾」の英訳は、「contradiction」になります。
「逆差別という名の矛盾」を英語で表現する場合、「Contradiction named reverse discrimination」とすればよいですね :-)。
【PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 389 "Contradiction named reverse discrimination"】
The material introduced today “Legalizing Misandry” has a catchphrase “From Public Shame to Systemic Discrimination against Men” and the phrases below were impressive.
"Some Americans theoretically disagree with affirmative action because of constitutional documents, but still often allow it, Peters said.
This anomaly can be traced to the Kennedy administration's attempt to address the racial crisis by establishing affirmative actions for blacks.
And it has led women to demand affirmative action for themselves." (Unquote)
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