【PDCA日記 Vol. 473「仕事が終わらない理由」】
PDCAカフェで話をしていると、「仕事をどれだけやっても終わりません」というコメントをされる方がいます。
私の場合、業務終了時刻をあらかじめ決めておき、それを達成するためにタスクを細分化して作業を進めますので、基本的に規則正しい生活を送っています。
私が外資系金融機関で働いていた頃、あるアメリカ人の同僚がこんなことを言っていました。
「日本人は遅刻に厳しいが、残業に対して甘すぎる。」（アメリカ人の元同僚コメント終わり）
私は日本の会社でも働いていましたが、遅刻する人を基本的に見たことがありません。
ただ、日本企業では定時退社をする人もほとんどいません。
この点を見ると、アメリカ人の元同僚のコメントは正しかったと感じざるを得ません。
私自身、日本の会社に耐えられなかった理由は、この元同僚コメントにあるのかもしれませんね。
良し悪しは別として、日本の大企業は終身雇用を前提としています。
つき合い残業やサービス残業がはびこっている背景には、「同じ釜の飯を食う仲間を求める意識」があるようにも感じたものです。
今回紹介する資料「すべての仕事は10分で終わる」は、「マルチタスクでも仕事がたまらない究極の方法」を解説しており、「仕事が遅い人の7つの類型」部分の以下フレーズが印象的でした。
「タイプ①いい人すぎて仕事を抱えすぎ
タイプ②1人で全部をやろうとする
タイプ③自己満足に浸っている
タイプ④集中力が切れやすい
タイプ⑤今やるべきことが明確になっていない
タイプ⑥読みが甘い」（引用終わり）
「7つの類型」の目次でしたが、タイプは6つしか記載がありませんでした :-)。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 今回紹介した資料「すべての仕事は10分で終わる」が述べている「仕事が遅い人の7つの類型」の内、「タイプ⑤今やるべきことが明確になっていない」状態に陥っている人は、結構いるように感じています。
私も昔は、このタイプに入りがちであると自分で感じていました。
その状況を打開するため、今やることだけを机に置いて、他の物は引き出しやカバンにしまうようにしています。
また、小さめの付箋（ポストイット）を用意して、「やるべきこと」と「期限」を書きだし、それが終わったら破って捨てる「ポストイットTODO管理」を、かれこれ15年以上続けています。
過去のPDCA日記で、「ポストイットTODO管理」を紹介しましたが、これは意外と有効だったりします。
TODO管理は、PCやスマホで行っている人が多いと思います。
ただ、ポストイットと違い、PCやスマホの中にTODOを入れていても、常に目で見える状況にはなりません。
私が活用しているポストイットTODOであれば、「やるべきこと」と「期限」が常に目の前にあります。
このプレッシャーは凄まじく（？）、TODOを放置しておくと、机の上がポストイットだらけになるため、「やらざるを得ない」状況になるわけですね :-)。
「やることが多すぎる」とか「忙しすぎる」とコメントする人の多くは、「何をいつまでにやるべきか分からない」状態に陥っているものです。
そのような方は、騙されたと思ってポストイットTODOを試してみてください。
絶大な効果を発揮することでしょう。
私の場合、PCの画面上にも「今やるべきもの」だけを表示しています。
PC画面上で要らないものは別フォルダに入れたり、一旦閉じるなどして、目に入らないように努めています。
私は典型的な「目に見えているものしか集中できないビジネスパーソン」ですので :-)。
そういえば、元軍人のアメリカ人同僚が、「ミスを防ぐためにも整理整頓が重要である」と話していました。
机の上もPC画面も、整理整頓して綺麗にしておくことが、ビジネスの成功につながるのかもしれませんね :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「集中力」=「concentration」＞
今回出てきた「集中力」の英訳は、「concentration」になります。
「集中力が切れやすい」を英語にする場合、「Easy to lose concentration」とすればよいですね :-)。
When I am talking at the PDCA cafe, some participants commented that "Work doesn’t end forever".
In my case, the work end time is determined in advance, and the tasks are subdivided in detail, so I am basically living a regular life.
The material to be introduced today "All work ends in 10 minutes (Japanese only)" explains "The ultimate method that multitasking works can be done easily" and the following phrases were impressive in the part "7 types of people who work late".
"Type 1: He/she is too good and has too much work
Type 2: 1 person tries to do everything
Type 3: He/she is in self-satisfaction
Type 4: Easy to lose concentration
Type 5: What to do now is not clear
Type 6: Inadequate prediction” (Unquote)
The title said "7 types", but only 6 types were listed in the book :-).
Let's function PDCA today!
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